2021年01月30日

ロングスロー問題

 サッカー高校選手権。

なんとか、全日程を終わらせることができましたね。

関係者の皆さんの英断と頑張りに、心から感謝したいです。

20年ほど、毎年のようにスタンドで観戦していたので、少し寂しい気持ちもあります。

来年こそ、当たり前のように、スタンドから観たいものです。






 今回、なぜかロングスローが、敵視されていました。

今に始まった事ではないのに。

あれは、サッカーではないのではないか?

観ていてつまらない、好きではないと言う意見を述べるのは自由です。

でも、ルールによって定められた範囲内で、正々堂々と行っているプレーですからね。

文句を言われる筋合いは、ないはずです。








 中田英寿や財前がいた時のU17ワールドカップ。

30年近く前の、世代別の世界大会。

あの時、キックインが導入されました。

スムーズな展開を期待して、試験的に運用されたようです。

結局、その後、正式には採用されませんでしたね。

日本代表もそうでしたが、時間をとって、ロングボールを放り込むチームがいた。

その結果、リスタートに余計に時間はかかるわ、展開はつまらなくなるわで不採用。

そんな流れだったかと思います。

このキックインからのロングボールにしても、ルールに準じて実行しています。

その中で工夫をして、勝率を高めるために何をすべきか?しているだけなのですがね。









 ロングボールはしばしば、槍玉に上がります。

ボールの蹴り合いになると、展開が大雑把になり、面白くない。

選手の技術、判断する力の向上を阻害するという観点も、育成年代では問題に挙がります。

バーモントカップと呼ばれる、小学生年代のフットサル全国大会。

ここでは、GKのキックやスローに制限がかかります。

ノーバウンドで、ハーフウェーラインを超えたら、反則。

相手ボールの間接フリーキックで再開となるルールは、かなり浸透していますね。

リスクを恐れたチームが、ボールを前方に蹴飛ばすことを繰り返す。

それでは、ボールを受ける動きや、パス、ドリブルの判断、相手のプレッシャーを見極める力などが育たない。

だから、運任せとも言える、ロングボールを減らす意味合いで、このルールが導入されている。



ただし、このルールの範囲内で、ロングボールを蹴るチームが出てきます。

GKのそばでトスを受けたフィールドプレーヤーが、ボレーキックで相手陣地に蹴り込むのです。

これなら、GKから直接超えていないので、当然反則にはなりません。

ルールを採用した意図など関係ないのでしょう。

タイトルのかかった一発勝負のトーナメントですから、負けたくない気持ちが勝っているのでしょう。









 高校年代までは、ロングスローは、選手の成長を阻害する。

だから、ロングスローを投げられないように、特別ルールを適用する!

と、仮になっても、その裏をかいて、ルールの抜け道を探すプレーが生まれるでしょう。

結局のところ、ロングスローが問題なのではなく、高校年代の注目されすぎるトーナメント戦が問題なのではないか。

まだまだ高校選手権での宣伝効果は、相当大きいものがあるでしょう。

ここで好成績を収め、注目を集めれば、学校経営にもプラスになる。

特に私学にとっては、死活問題でしょうから、キレイゴトだけでは済ませられない。









 しばらく、毎回、ロングスローは無くならないでしょう。

今回も、上位進出校は、ロングスローを投げられる選手を起用し、試合の中で活用していました。

それならば、ロングスローをピンチにさせないように、GKやDFの能力を高めること。

自らも、ロングスローを織り交ぜながら、攻撃を組み立てる。

ロングスローはあるものとして、チームを構成して行く必要に迫られている。
posted by プロコーチ at 00:40| Comment(0) | 観戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月01日

今年の目標。

明けましておめでとうございます。

有言実行、大事ですよね。

目標を胸に閉まっておくだけでは、2月くらいには忘れがち。

周りに宣言することで、応援してくれる友人が出てくるかも。

そして、自分にプレッシャーをかけ続けることにも。






 と言う事で、宣言します。

私の2021年の目標。

・睡眠の改善

睡眠の改善に取り組むことで、運動、栄養、休息のサイクルを潤滑に回したい。

仕事がら、睡眠が度々崩れてしまう。

そうすると疲労は回復せず、プラスアルファのトレーニングまでいたらない。

もちろん、指導の質にも直結してくると思います。

そのためには、スマホやPCを終わらせる時間。

睡眠のための行動。

質の高い睡眠をとり続けます。


・呼吸の改善

1日に呼吸する回数。

それは2万回とも3万回とも言われます。

その呼吸を改善し、体をスムーズに疲れなく動けるはず。

胸を開き、お腹を動かし、深く大きい呼吸。



・ブログを定期的に上げ続けます。

長いものを上げ続けるのは難しいかも知れません。

短くても、読んだ方に気づきは納得を得てもらえる内容にしていきたいです。





コロナによるしんどい時代が、もう少し続きそうです。

でも、ボールは一つ、フットボールは変わりません。

待てば海路の日和ありとも言います。

今年一年、少しでも笑顔でボールを蹴る時間を、皆様が持てますように


posted by プロコーチ at 23:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月31日

今年も一年ありがとうございました。

 今年、皆さんはフットボールをエンジョイ出来ましたか?

年前半は、全く蹴れなかったフットボール仲間も多いのではないでしょうか。

ようやく、2020年の後半はボールを蹴れる日々が戻って来ましたね。

仲間とボールを蹴り、私の選手に指導を出来る喜びを、心から感じる一年でもありました。

stayhomeで我慢していた分、外に飛び出せたあの瞬間は、忘れられません。




個人的なことですが、このブログの更新が滞っていて、すみませんでした。

なかなか、心が定まらず、何を発信していいのか悩む一年でもありました。

コロナ禍の中、戦っておられる、苦しんでおられる方々に、何を伝えたらいいのか。

未熟な私には、紡ぐ言葉がありませんでした。







 来年は、少しずつではありますが、また更新させて頂こうと思います。

難しい言葉は使わずに、フットボールの本質を伝えていく。

自分のライフワークとして取り組んでまいります。

皆様に、笑顔溢れる、フットボールに集中できる年が来ますように。

心からお祈り申し上げます。
posted by プロコーチ at 23:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月09日

熟成されていないけど、状態は良さそう。

 久しぶりの日本代表戦。

楽しみですね。

フル代表は、2019年の吹田で開催されたキリンチャレンジカップまでさかのぼります。

ベネズエラ戦以来の約1年ぶり。








 今回の代表戦の特徴は、海外組だけで行うこと。

ヨーロッパでプレーしている選手だけで、23人も選手がいる!

中田ヒデ1人だけ、数人の海外組が合流。

というのがニュースになっていたのが、20年前くらいです。

海外の市場でも日本人が戦力として受け入れられて来ているのでしょう。

しかも、全てのポジションにいる。

GKやCBと言った、高さが求めれるポジションでも、ヨーロッパの舞台で闘えている。

これは、素晴らしいことだと思います。











 ポジションで考えると、FWが少ないのが気になります。

今回は、大迫・鈴木武蔵の2人だけ。

岡崎がケガをして、辞退してしまったことを考えても、層が薄いですね。

このポジションは、結果を出し続けることでのみ、自分を証明することが出来るポジション。

しかも大迫は、クラブでは攻撃的なMFでも考えられているようです。

その方が強みを発揮できると、所属クラブの監督が発言していました。

日本は、ペナルティエリアで勝負できる選手が少ないのが、一つの弱さだと言われています。

GKとCBは、少しずつ増えて来ているので、今度はFWですね。













 今回の代表戦。

ヨーロッパで活動している選手が、ヨーロッパで招集されている。

一番のメリットは、ここですね。

移動時間が短いこと。

時差がほとんど無いこと。

そして今は、シーズンが始まったばかりなので、コンディションもバッチりでしょう。

親善試合で交代枠も多く、森保監督も交代枠を積極的に使うはずです。

最初から最後まで、ある程度、強度の高い試合が、予想されます。









 ただし、チームとしては、全く成熟していないでしょう。

お互い分かり合っているメンバーもいるでしょうが、久々の顔合わせ。

コンビネーションや、守備の役割分担などが、ギクシャクすることも度々あると思います。

その中で、チームを勝利に導くことが出来る選手が出てくるでしょうか?

海外で図太く戦い、ゴールを目指し、目の前の選手を打ち破るぞ!

そのような部分で相手を上回ることが出来れば、いい試合になるでしょう。

上手いこと試合を進めようとする考えだけが先行するならば、苦戦してしまうはずです。

どのような試合を見せてくれるのでしょうね。








posted by プロコーチ at 17:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月26日

データでは見えてこない。

「サッカー選手が終わったので好きなことを言ってもいいなら、(差が)正直広がったなと思っています。DAZNでパパッとやればCL決勝とJリーグの試合を見られるけど、違う競技だなと思うくらい、僕の中では違いがあります。怒られるかな?こんなこと言ったら」

…内田篤人引退会見より






 世界のトップで戦っていた内田篤人。

彼が言っている内容は、どういう意味なのか?

後日のインタビューで、日本のサッカーについて話していました。

「日本のサッカーはポゼッションをまずして、そこから攻撃」

ヨーロッパは、もっとボールの奪い合い、ゴールへの強い意欲が、まず先にある。

試合の捉え方そのものが違う、という話をしていました。









 日本では、あまり走らずに、試合を進めているのか?

実はそうではありません。

今年度の日程の厳しいJリーグ。

最も走行距離の長いクラブが横浜Fマリノス。

1試合平均で、120キロを超えています。

最も走っていないクラブが川崎フロンターレとヴィッセル神戸。

いずれも110キロ以下。

1人あたり、約1キロも走っていない。

走っていない川崎も神戸もボールを保持しながら試合を進めるタイプのクラブですね。









 ではヨーロッパのビッグクラブはどうなのか?

チャンピオンズリーグ。

マンチェスターシティは、毎年110キロ前後。

バルセロナで、ここ5年は105キロ程度しか走っていない。

日本だと、最下位レベルの走行距離なのです。

あれだけ走ってた印象のる今年のバイエルンミュンヘン

それでも111.6キロにしか過ぎません。

ガンガン走る印象のあるライプツィヒ、アトレチコマドリーも双方共に113キロ。

日本だと、ちょうど真ん中くらいの走行距離でした。









 では、なぜ日本のサッカーは、ヨーロッパと差が広がっていると内田篤人は感じているのか?

リーグ全体が、走って走って試合を進めているのに。

次にスプリント回数を見てみます。

単純に走った距離ではなく、スプリントをした回数。

いわゆるダッシュした回数ですね。

チャンピオンズリーグでの1試合平均だとどれくらいスプリントしているのか。

トップはアヤックスのFWの選手で、62回。

その後56回などと続きます。

日本だと、トップの選手でも、たったの42回しかスプリントしていません。

この差が、一つのヒントになるかもしれません。








 

 内田篤人のプレーしたドイツ。

彼らは1対1の勝敗を、歴史的にとても重要視してきました。

ツヴァイカンプフと言って、その勝率は、毎回発表されるほど。

1対1で戦わない選手は、監督からも同僚の選手からも信頼を得られない。

もちろん、サポーターからも支持されない。

シャルカー(シャルケサポーター)に愛された内田篤人。

もちろん、ツヴァイカンプフでも挑み、勝利したからでしょうね。








 同じく、ヨーロッパで戦っていた、ハリルホジッチ前日本代表監督。

彼は、日本のサッカーに、戦いを持ち込もうとしました。

「デュエル」、1対1の決闘とでもいえばいいのでしょうか。

そして、デュエルで勝利するためには、さらに強度を上げなければ!

そのような方向性を指し示してくれていました。

言葉としては、ツヴァイもデュエルも、2人での戦いを意味していますね。

目の前の相手に、何としても勝て!という意味合いも感じられます。










 違う競技とも言われるほど差が広がった。

その理由として考えれるのが、ゴールへの意欲であり、ボールを奪い取る意欲でしょうか。

ヨーロッパで長年活躍し続けている岡崎慎司。

岡崎がレスター時代に86回(しかも72分で途中交代!)のスプリント回数を記録しています。

ゴールに向かって、相手の背後を取るスプリントを繰り返している。

そして、相手からボールを奪い取るために、激しく追い回している。

その根っこにあるのは、相手からボールを奪うことが守備である。

ゴールを目指すことが、攻撃である。

それは教えられることではなく、脈々と受け継がれているもの。

ゴールへの意欲、ボールを奪う執着心。

ここにアプローチしない限り、日本は差を縮めることは難しいと考えます。
posted by プロコーチ at 00:33| Comment(0) | メンタル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月19日

才能とはなにか?

 鹿島アントラーズに所属していた内田篤人選手が現役を引退されました。

最後の試合は、テレビ越しですが、まだまだ出来そうに見えます。

もう何年かはプレーして欲しいと、正直に思います。

「先輩たちがグラウンドでやるべきことをやっていたのを見てきました。(小笠原)満男さん、柳さん(柳沢敦)、(大岩)剛さん、中田浩二さん、僕が入った年は本田(泰人)さんもいましたが、鹿島の選手らしい振る舞い、立ち姿を感じるものがあった。それが僕にはできていないなと。練習中も怪我をしないように少し抑えながら、ゲームでも少し抑えながらというプレーが続く中で、たとえば(永木)亮太とか小泉慶とか土居(聖真)くんとかが練習を100%でやっている中で、その隣に立つのは失礼だなと思うようになった。鹿島の選手としてけじめはつけなきゃいけないなと思った」全力で出来ないのはいけないなと思った」…引退会見より引用

 この価値観が、最多タイトルを保持している鹿島アントラーズの強さなのでしょうね。

鹿島にはジーコが残しているものが、脈々と受け継がれている。

「才能とはチームとチームの勝利のために貢献する、そんなプレーができることだ。」

ジーコの有名な言葉です。







同じくブラジルのクルゼイロのコーチが教えてくれました。

「トレーニングは試合のように、試合は戦争の様にプレーしよう」

ブラジルと言えば、華麗なテクニックが思い浮かぶかもしれません。

でも南米のフットボールは、そんなに美しい部分ばかりではありません。

体を削り合うような、ボールの奪い合い。

やられたら、やり返す。

勝利のためにチームに貢献する選手こそが、価値のある選手。










 内田選手の引退の理由は、チームに貢献できないと感じたからなのでしょうね。

彼の新しい人生も輝かしいものになりますように。


 
posted by プロコーチ at 01:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月05日

復活おめでとうございます!

 先日、中村憲剛選手が、前十字靭帯の断裂から戻ってきました。

10か月ぶりの帰還でした。

交代でピッチに入ると、軽やかに躍動。

そして、見事なゴール!

彼の笑顔が本当に印象的でした。










 膝の前十字靱帯(ACL)損傷(断裂)。

フットボールのプレー中に起こる、大きなケガの一つですね。

運動をする時に膝を支える大きな靱帯である、前十字靭帯。

ジャンプの着地や、ステップや方向転換の瞬間、激しい接触プレーなどで起こるようです。

女子サッカー選手、育成世代で残念ながら多く見られます。

年を重ねたからと言って、起こりにくいという訳ではなく、何歳になっても起こり得る障害です。








 私も、今までに、何度もこの怪我をした現場に居合わせました。

この怪我をする選手は、真面目な頑張り屋さんに多い印象です。

接触プレーにより、壊されることもなくはないのですが、接触していない時に起きています。

膝が体の内側に入る(ニーイン)かつ、体をグッとひねる動作が合わさった時に起こるとも言われます。

つま先が外を向く(トゥーアウト)も良くない体の使い方だそうです。

頑張っている選手が、大けがをしてしまった時は、何とも悔しい気持ちになってしまいます。

コーチである自分自身に出来ることは、もっと何かあったのではないか?

体の動作の改善や、ウォーミングアップの工夫、疲労を見極めるなどでしょうか。











 この怪我から回復し、再びピッチに戻るためには、ほとんどの場合は再建の手術が必要になります。

自分の太ももの裏側の腱を取り、ひざに移植する大手術。

そして、この手術以上に、術後のリハビリにエネルギーを要すると聞きます。

膝が曲がるように、筋力の左右差が無くなるように、動作が戻ってくるように。

そして、専門的な技術である、ボールを扱ったプレー。

プレー中のリアクションの動き。

約1年は、競技復帰にかかっているでしょうか。






 特異な例としては、元アントラーズの小笠原満。

彼はたったの5か月で戻ってきました。

でも、あまり一般的な基準にはならないと思います。

多くの選手が、1年近く。もっとかかる選手。

そして残念ながら、感覚的には、元通りには戻っていないことが多いようです。

外で観ている私たちには分からないのですが、プレーしている本人にとっては違うとのこと。

悔しいですね。


 

 

 



受傷していないなら、ケガをしないことが大切です。

膝が中に入って行かないこと。

パワーポジションから、カカトで着地しないことが一つ大切なようです。

引用…大阪大 小笠原一生助教(スポーツ医工学)





 ケガをしても、仲間は待ってくれています。

フットボールでつながった仲間との絆は壊れません。
posted by プロコーチ at 00:38| Comment(0) | フィジカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月13日

心の中の火

 全日本フットサル選手権。

2011年3月11日のあの日。

代々木体育館で観戦していました。

府中の試合、浦安の試合を観て、少し休憩。

外に一回出て、昼食をとることにしました。

そこで、大地震が起こったのです。

あれから、9年が経ち、今年の選手権。

今度は、新型コロナウイルスの影響で、中止に。

フットサルにとっても、サッカー界にとっても辛いことです。













 2011年の3月11日。

まだまだ風化しない、大災害です。

たくさんの人々が奮闘して、日常が戻って来ています。

まだまだ、復興の途中ではあります。

思い出すと、3月の半ばは、特に、ボールを蹴ることが考えられない。

自粛、不謹慎、なぜ今?

フットボールをしようとすることが、悪かのような空気も感じました。

でも、その中でも、フットボールの火は消えていませんでした。

チャリティーマッチもありましたね。

Jリーグも戻ってきて、日常の光景が少しずつ戻って来ました。

大人も、子供の、皆が笑ってボールを蹴れる日が戻りました。
















 2020年の3月。

またもや我々は、フットボールを取り上げられました。

今回は自然災害ではありませんが、どうすることも出来ないウイルス。

中国発で、世界中に。

フットボールのトップシーンであるヨーロッパでも拡大してしまいました。

多くのリーグが、日本と同じように、延期してしまいました。

日本も学校が休校になり、部活も停止。

クラブチームも活動停止。

たくさんの少年向けのスクールが、お休みになっていますね。

またもや、ボールを蹴ってはならないような、自粛の空気が広がっています。

今回の新型コロナウイルスが、治まるのはいつになるのでしょうか?

サッカーも、フットサルも、たくさんの大会やリーグが中止になっています。














 フットボールの火を消してしまってはならない。

災害でもウイルスでも、我々の心の中の、フットボールの火は消すことは出来ない。

心の中で、大事に大事に守り続けて行きましょう。

今は、ボールを蹴れない仲間もいるのかもしれない。

テレビで、書籍で、動画で、フットボールに触れておきましょう。

ボールを蹴れる環境にあるならば、体調を管理し、手洗いを徹底し、蹴り続けましょう。

迷惑がかからないように、少しずつフットボールの火を燃やしておきましょう。

ウイルスの恐れが無くなった時には、その火を、もう一度大きく燃え上がらせるために。
posted by プロコーチ at 22:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月22日

今年も始まる

 Jリーグ、2020年シーズンも開幕。

新型ウイルスで大変そうですが、無事に進んでくれるといいですね。

J1、J2、J3と3カテゴリー合わせて、56クラブが所属。

かなり、Jクラブが無い都道府県が減ってきました。

意外と近畿地方にJクラブが無いのは、なぜでしょうね。

フットボールが盛んですし、強豪校がいくつもあるのですが。

身近に、フットボールが週末にある環境が出来ている。

プロリーグが無い時代を知っている人間からすると、今は、本当にうらやましい。










 J3のクラブは、プロと言っても大変なようです。

アマチュアのクラブや、強豪の高校や大学の方が環境面では優れている。

専用の練習場やクラブハウスが無い。

月に10数万円の給与。

借り上げのアパートを寮にして、生活。

それにも満たない選手も珍しくありません。

給与が足りない分は、スポンサーになってくれている企業で働いて稼ぐ。

昔の実業団時代と、変わっていない?

実業団の方が、引退した後の身分が保証されていた分、良かったのかもしれません。











でも、プロリーグでプレーしていると夢があります。

イングランドのプレミアリーグ。

岡崎が所属していたレスターのヴァーディ選手。

彼は、工場で働きながら8部や5部リーグでプレーするアマチュア選手でした。

そこからステップアップして、イングランド代表まで上り詰める。

週給で1000万円を軽く超えるほどの、大出世です。

日本にも、ヴィッセル神戸の藤本も似てますね。

アマチュアのJFLから、どんどんステップアップして、今やJ1のクラブで活躍。

まるで日本のヴァーディ―です。














 観ている側も、自分たちの地域のクラブを応援することが多くなっている印象です。

1993年のJリーグ初年度。

この頃は、強いクラブやスターのいるクラブを応援していることが多かったはずです。

ヴェルディやマリノスと言った強いクラブ。

もしくはジーコの鹿島やリトバルスキーのいるジェフ。

当時から、地元に愛されているクラブもあったでしょうが、多くは無かった印象です。

ヨーロッパや南米では、生まれた時から、応援するクラブが決まっている。

祖父の代から、地元の、どこどこのクラブのサポーター。













 
 日本の課題は、ここにあると思います。

地域密着を目指してはいるのですが。

そろそろ、第2世代に入りつつあるのでしょうか。

初年度から数えると、当時20歳だった若者も、今では50手前。

息子と共に、クラブを応援していますか?

結婚して、子供が生まれて、子供が大きくなってなどの理由で、スタジアムから遠ざかっている。

そもそもフットボールから離れている。

このままでは3世代で、クラブを愛し続ける家族がいないではないか。










 フットボールが文化になることが、永遠の目標のはず。

そのためには、フットボールの素晴らしさを知る我々が、動かなくては。

試合を観て、試合の事を語り、自分もボールを蹴って楽しむ。

子供の試合を応援して、子供は親の試合を観に行く。

家族みんなが、フットボールの話題で、一つになれる。

そんな姿が、当たり前になる日本を夢見ているのですが。

でも、難しいことは、胸に閉まって、今年もJリーグを楽しみましょう。







posted by プロコーチ at 02:33| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月30日

体を動かす原動力

 高校選手権。

盛り上がりましたね。

運よく、決勝戦をスタンドで観戦するチャンスに恵まれました。

56000人以上の観客が詰めかけました。

スタンドは、ぎっしり。

たくさんの観客に後押しされるように、稀にみる熱い試合になりました。









 反対意見はたくさんあります。

世界的に見ても珍しい。

高校年代のアマチュアが一堂に集まって、短期決戦をする。

しかも全て負ければ終わりのトーナメント戦。

そして、11人の選手の後ろには、100人を超える補欠の選手。

試合数が確保されないこの形式が、どこまで日本のフットボールの育成にプラスになっているのか?

もはやマイナスの部分の方が多いのではないか?










 ピッチ上の選手たちは、勝ち進むごとにたくましく成長していきます。

不安そうな顔つきが、いつしか堂々と。

選手権の優勝を目標に、仲間たちと歯を食いしばり、過ごしてきた3年間。

その思いが、大会の中でさらに大きく強くなっていく。

彼らを見ると、自分一人の力で走っているようには見えないですよね。

試合に出れなかった選手の分も、応援してくれる家族の声も。

全ての想いを自分の力に変えて、さらに走っている。

やはり、体を動かすのは筋肉でも、食事でもなく、メンタル。

心が、体を動かしている。












 人は、自分のためだけでは強くない。

そこに、誰かのために。

仲間と共に。

それが最後の一歩を伸ばす、前に進む原動力になっています。

この部分が足りなかったら、いかに能力が高くても、戦術的に洗練されていても。

ギリギリの勝負には勝ち得ない。

U23の日本代表チームには、この部分が欠けていたように映りました。

能力は高い集団なので、もったいないですね。












 埼スタでの決勝戦。

こんなにも人に感動を与えることができる。

とてつもないエネルギーを放出していた。

今回の激闘を目にした人間は、一生忘れないでしょう。

あの熱い戦いを。

しばらく高校選手権は、大人気コンテンツであり続けそうです。
posted by プロコーチ at 17:05| Comment(0) | メンタル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする