2009年11月20日

チーム力を高める

 この日曜日から、我々にとって、1つ大きなイベントがあります。

指導する選手を引率して、合宿大会に臨むのです。

私も、コーチ兼選手のプレーイングマネージャーとして、参戦します。

もちろん、出場するからには目標は優勝!!です。


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 今回のキーワードになるのが、「チーム力」

個人の能力に頼るのではなく、チームの総合力で勝負しよう。

それが、キーワードになっています。




 「チーム力」と言うと、自分が犠牲になって、チームのためだけに捧げる。

そんなイメージがあるかもしれません。

私が今回求めていることは、少し違います。





 何よりも、まずは個人がベストパフォーマンスを発揮しようとする。

そうすることが、チームの力に必ずなる。

この過程を踏むことで、どんな結果が出ても、自分に帰ってくる。

決して、チームのためだけに!ではないのです。







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 そして、チームの総合力で勝負するために、攻守においてのコンセプトを組みました。

相手に走り負けることがあっては、成り立たないものになっています。





 攻撃においては、奪ってから速い攻撃。

相手を置き去りにするような、守備から攻撃の早い切り替えが命です。

長い距離でもチャンスなら飛び出す。

前の選手を追い越してでも、飛び出して行き、スピード感のある攻撃を目指しています。





 守備においては、マッチアップを明確に。

1人のサボる人間もいてはならない。

責任の所在を明らかにし、自分の責任において、役割を全うする。







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 さあ、私自身も、いったい何が出来るのか?!

目の前にとらわれず、流れを感じること。

高い集中力を持続させ、確実なプレーを続けること。

最高のプレーは出来なくても、及第点のプレーを続ける。

ウマイ選手を目指してはならない。

目指すは、相手に嫌がられ、味方には信頼される選手であり続けること。




 実は、昨年度のチームは同じ大会に出場し、優勝することが出来ました。

その時に比べると、小粒なチーム構成かもしれません。

チーム力を高めることが出来れば、結果も付いてくる。

チームの、私自身のベストパフォーマンスを発揮して来るんだ!

そう信じて、取り組んできました。




さて、どんな結果を出せるのでしょうか?

仲間と共に、行ってきます。
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2009年11月17日

プロ選手の経験

 私には、プロ選手としての経験がありません。

彼らだけが持つ、貴重な経験・感覚があります。

苦労して、何か大きなものを犠牲にして、プロの世界にたどり着いた彼ら。

経験のない私には、想像を働かせることでしか、近付くことの出来ない世界です。

その彼らの生の声を聞ける機会が、先日ありました。

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 某球団の現役選手6名に混じって、試合をしました。

今までも、何度かプレーさせてもらっているのですが、味わう感覚はやはり別物です。

普段の試合やトレーニングでは、感じることのできない時間です。

そして試合後は、イスを並べて食事もさせてもらいました。





 この時間の中で、気づいたこと、直接彼らから耳にしたことを、書き記します。

何よりも、自分にとっての覚書として。






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・ビルドアップ中、ボランチは動き回らない・飛び出さないこと。

(走りすぎるとバランスを崩し、奪われたときにカウンターをくらいやすい)






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・中盤のスペースが狭くても、ボールを前に運ぶ意識をもつこと。

(視野の確保、身体の向き、シンクビフォアー、ハーフターン)

DFのベクトルを感じながら、その逆をファーストタッチで取る。

そのままターンして、前にボールを運ぶ。




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・ボールを蹴り続けること

40M先にピンポイントで、キレイな回転のボールを蹴る選手がいました。

彼にキックについて質問したところ、「蹴り続けること」そんな答えが返ってきました。




僕も中学まで、インステップが蹴れていなかった。

その時、自分には、これ!といった武器がなかった。

中学から高校にかけて、とにかくボールを蹴り続けた。

今ではそれが武器になってくれた。

ボールを蹴ることは、筋トレにもなる。






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・ボールを右斜め前に置いて、ロングキックをする。

(真ん中に置いてしまうと、長いボールは蹴れない。

 長いボールを蹴るイメージがあるなら、ファーストタッチで右の外側にボールを置く)

…右利き選手の場合






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・小指を使って、バランスをとる。

(手を広げておいて、小指を使うとばれない)


・・・これ以上は書けないのですが、引退した代表選手がバランスをとるために使った裏技です。







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 取り留めのない内容になってしまいました。

彼らの経験や感覚を、まだ経験していない人間に伝えていくのも、コーチの仕事のひとつ。

今回の貴重な時間を提供してくれた、彼にこの場を借りて感謝を。

ありがとうございました。
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2009年11月13日

日本の教材

 日本フットボール界はどこに向かうのか?

何を目指すべきなのか?

南アフリカワールドカップでベスト4を目指す。

2050年には、ワールドカップで優勝する。

目標だけは、高く掲げられています。

フットサルでは、2016年にベスト8だそうです。




 では、どんなチームのスタイルを持って、その目標を達成しようとするのでしょう。

特に強化、育成の部分では、最近さかんに言われていることがあります。

「スペインを目標にするべきだ。」

さて、いかに。

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 ユーロ2008年、スペイン代表が久々に優勝しました。

しかも、観客の目をとりこにする、魅力的な試合運びでした。

FCバルセロナの活躍もあって、スペインに注目が集まっています。




 その後に開催された、JFA主催ナショナルトレセンの指導者講習会でのことです。

講義で、日本の目指すべき方向性の1つとして、スペイン代表が取り上げていました。

映像も流しながら、スペイン代表の長所を説明されました。

パスをつないで、ゴールを目指していく。

カウンター、ポゼッション、どちらからでも崩すことが出来る。

いいシーンばかりを集めているとは言え、その映像は圧巻でした。




 フットサルの世界では、この取り組みが、さらに一歩進めてられています。

スペイン人コーチのミゲル・ロドリゴ氏を代表監督として新たに迎えています。

JFAフットサルコーチライセンスの講習会でも、スペインの話がたくさん出てきました。

担当インストラクターのコーチが、スペインフットサルに精通されているのも関係していたはずです。





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 サッカーもフットサルも、スペインを目標にするのでしょうか。

ここで必ず言われるのフレーズがあります。

「体格・体型が日本人とあまり変わらないスペインが世界のトップレベルにある」

確かに、身長175センチ以下の選手が大半を占める。

170センチにも満たない選手すら、中心選手として活躍している。

体格で劣る選手たちが、工夫をして、大男を相手に回して戦っている。





それでは、彼らはどのように試合を進めているのか?

技術を高めて、そこで勝負するのか?

彼らの技術の高さは、もちろん素晴らしい。

単純なパス、トラップに見えるのですが、その強さや動かし方は特筆もの。




 ただし、彼らはそれだけではないのです。

その根本には、こんな考え方があるようです。

技術をいくら向上させても、王国ブラジルには勝てない。

ブラジル人の技術は、真似が出来るものではない。

技術はベースにあるものの、それに頼るわけではないのです。




 スペインは、技術力と戦術眼とを高いレベルでミックスさせる。

優先するのは、グループの価値観であって、個人の意思ではない。

誰かを中心のチーム作りをするのではなく、誰もがチームのために働く。

チームスタイル・コンセプトを何よりも上回るものである。

個人は、チームの中で居場所を見つけ、そこで自分の個性を発揮させていく。




 俺のために動け!そんなオーラは全く感じない。

一つ一つの個性が、高いレベルで融合している。

そのベースとなっているのは、チームのコンセプトである。

私が説明するまでもなく、スペイン代表やFCバルセロナの試合を見れば、分かりますよね。

彼らの試合を観るたびに、彼らと我々との間にある、遠い距離を感じます。

本当に、彼らに追いつき、追い越せる時が来るのでしょうか。





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 そのスペインの強さを、学べる機会が日曜日にあるのです。

ミゲル・ロドリゴ日本代表監督が、講習会を開いてくれる!

監督就任以来、彼の評判はさらに高まっています。

今回、座学と実技で3時間にわたって行われる。

この貴重な機会は、見逃したくない。



 
 スペインから、何かを学び取りたい!

彼らには、それだけの質の高い試合を実践してくれています。

そこに、秘密のレシピや、特効薬があるといった期待はしていません。

スペインの空気に触れることができれば、それだけでも価値があるのではないか。

何よりも、自分のコーチングの刺激になることを期待して、足を運ぶつもりです。
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2009年11月10日

衝動買い

 コーチという職業柄もあり、サッカーショップには時折足を運びます。

スパイクや、ユニフォーム、最近ならベンチコートなどを物色します。

結局購入するのは、ストッキングやインナーなどの消耗品だったりするのですが。




 先日、新聞の折り込みチラシに、スポーツショップの広告がありました。

地図で観ると、車で十数分の距離。

何かに誘われるように、ショップに向かいました。

フロアは大きく、たくさんの種目のスポーツアイテムを扱う、総合スポーツショップです。

そこは、今時懐かしい感じのする、地域に根付いたスポーツ店でした。

何だか楽しい気分になり、店内を歩き回りました。

これが欲しい!

目に飛び込んできたのは、フットボール以外の種目の商品でした。

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 それは、野球売り場で見つけました。

「トスマシーン」

スイッチを入れると、自動でボールが1〜1.5M飛び出してきます。

セットになっているのは、軟らかいウレタン製のボール。

室内で用いても大丈夫、とのフレコミです。




 これを見て、あるアイデアが浮かんできたのです。

「1人で基礎練(基本)が出来るのでは?!」

ボールの材質や、マシーンの形状などを確認すると、即決しました。

値段を、後から確認するくらい、品物にほれ込んでしまったのです。

家に帰って、箱から出すと、トスマシーン本体は、簡単に組み立てることが出来ました。




 実は、付属のネットも付いているのですが、これはイマイチでした。

セットで使うと、とても便利なのですが、何しろ大き過ぎるのです。

横1M×高さ2M。

豪邸住まいでもなく、そのままでは邪魔になってしまいます。

組み立ても出来るのですが、数十分も掛かってしまう。

このネットは、押入れ行きになりそうです・・・。







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 基礎練(基本)は、広く世の中で、繰り返し行われているトレーニングです。

これを全くしないチームは、あるのでしょうか?

対面で向かい合い、ボールサーバーとプレーヤーに分かれます。

サーバーから配球してもらったボールを、プレーヤーが返して行きます。

ゆっくりとステップを踏みながら、ボレー、トラップしてからボレー、ヘディングなど。

相手の胸を目掛けてボールをリターン、また出してもらっての繰り返しです。
 



 短時間で効率的に、少ないスペースでトレーニングが出来ます。

体育館でも、外でも、場所を選びません。

そして、何といっても再現性が高く、繰り返しボールに触れることが出来る。

ある部分の技術の習得、確認には適しています。






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 また、試合前のW−UPの定番メニューでもあります。

ワールドカップなどの国際試合でも、しばしば行われているのを目にしました。

トップ選手といえども、技術の確認は必要不可欠。

だからこそ、限られた時間を割いても、この基礎練を試合前に取り入れるのでしょう。





 ドイツワールドカップでのメキシコ代表の基礎練が、記憶に残っています。

彼らは、あまり身長に恵まれていません。

高い選手ももちろん活躍していますが、170センチそこそこの選手もたくさんいます。

ハイボールの処理で、後手に回りたくない。

その気持ちを、基礎練から強く感じました。

ボレー、トラップはもちろん、ヘディングを重視していました。

スタンディング、ジャンプ、下がりながらジャンプヘッド。

ヘディングでも、相手に負けない!

コーチが、意識付けをさせたかったのではないでしょうか。




 さらには、数年前のクラブワールドカップの光景も思い出されます。

南米代表のインテルナショナウ(ブラジル)に、注目される若手選手がいました。

テレビで取り上げられていたので、私もスタンドから注目して観ていました。

10代で顔つきもあどけなく、身体もきゃしゃな、もじゃもじゃ頭のアタッカーです。

彼の基礎練は、美しい。

ボールが身体に吸い付くような、優しいトラップ。

特に、胸トラップからのボレーは、絶品。

ボールの勢いを、すーっと吸収してしまいます。

他の数多くのブラジル人選手と比べても、際立っているのです。

基礎練だけで違いを出していた彼。

彼は試合中に肩でリフティングしながら、タッチライン際を走っていました。

そう、今やACミランでエース格となった、アレッシャンドレ・パト選手です。






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 ここ最近、基礎練に疑問が投げ掛けれています。

「あまりに試合の状況とかけ離れている。」

「試合で出て来ない状況を、繰り返すことに何の意味があるのか?」

基礎練は、明確すぎて、リアリティがない!

反対する意見は、以上が代表されるものです。




 私は、工夫次第だと考えています。

毎回、全員が、決まったメニューをするのは、確かに疑問があります。

選手それぞれ、得手・不得手は違いますから。





 では、個人が、空いた時間を利用して、自主トレで行うのはどうでしょうか?

さらに、各選手が、自分に必要なものをピックアップして行えると、さらに効果的です。

繰り返し反復しないと、身に付かない技術や習慣はたくさんあります。




 実際私は、左足のプレーが苦手でした。

今でも、誇れるレベルではありません。

左足は、軸足専用のようなものでした。

最低限、左足に来たボールを、クリアだけでも出来るようにしよう。

壁打ちと、基礎練の反復に取り組みました。

そのおかげで、試合で少しは左足を用いるようになれたのです。






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 自分自身がピックアップした課題を、挙げてみます。

ステップを踏んでから、ボレー・トラップなどのプレーに入る流れ。

前後や、左右に大きく速く動いてから、ボールをコントロールする。

飛んで来るボールから一度目を切って、ボールをコントロールする。

ボールを間接視野で捉える。(直接視野で他の情報を入手)

小さいボールの中心を意識して、正確にボールを扱う。





 そして、右足が出来たら、左足はどうか。

正面が出来たら、横からのボールは?

止まって出来たら、走りながらなら?





 何年フットボールをしていても、課題は山積みです。

トスマシーンの活用が、少しでも解消の助けになれば良いのですが。
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2009年11月06日

自分にはね返ってくる

 ナビスコカップ決勝後のセレモニーで、事件が起こりました。

試合に敗れた、川崎フロンターレの選手たちの態度が、問題のようです。

準優勝のメダルを外す選手たち。

ガムをかむ選手、握手を拒む選手。



 

 Jリーグのトップである、鬼武チェアマンの発言が契機となり、一気に問題化しました。

「許せない態度。負けたのは己の責任。」

「すべての人に対して失礼。賞金を返してほしいくらいだ。」

かなり強く怒りを表しています。

その結果、チームとしても、個人としても、厳しい制裁を受けてしまいます。



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 この問題を、観点を変えて考えてみます。

スポーツマンの成長、フットボーラーの成長というものです。




 スポーツマンにとって、メンタルの強さは、必要不可欠なものです。

心のコンディショニングを整えることが、好パフォーマンスにつながる。

過度の緊張や、気の緩みで、試合中に失敗をしてしまう経験は、誰もがあるはずです。




 つまり、トレーニングを積み重ね、試合の経験をしていくだけでは、一流にはなれない。

スポーツマンとして成長していくためには、メンタル面に目を向ける必要があるのです。

メンタルの成長と、スポーツマンとしての成長は深い相関関係にあります。






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 ミラーイメージの法則という考え方があります。

ここでのミラーは、鏡のミラーです。

メンタルと、鏡との関係とは?





 一流の選手ほど、相手に敬意をはらっています。

当然のように、ライバルにも賞賛の言葉を送ります。

「彼の能力は素晴らしい。」

「ライバルとの競い合いがあったからこそ、自分が成長できた。」

こんな言葉を耳にしませんか?

彼らは、キレイ事で口にしているのではありません。

意識はしているかもしれませんが、本心からの言葉です。




 相手に対する言動は、それがそのまま自分に返ってくる。

「失敗してしまえ!」

「お前なんか、大したことない!」

マイナスの言葉を口にすれば、自分のメンタルの状態はマイナスになります。

プラスの言葉や思いなら、それは自分にとってもプラスになるのです。

自分のメンタルの状態、セルフイメージが大きくも、小さくもなるのです。

まるで、鏡に向かっているかのように。

これが、ミラーイメージの法則と名付けられているものです。




 日本でも同じ考えが昔からあります。

言葉には力がある。

言葉は、言霊である。

いい言葉を口にするか、悪い言葉を口にするのか。





 これらのことは、セルフイメージのある特徴から来るものです。

セルフイメージは、自分も相手も区別がつかないのです。

負のミラーイメージによって、セルフイメージが小さくなってしまう。

それは、メンタルの状態が悪いことを表します。

つまり、スポーツマンとして退化してしまうことなのです。

相手と共に、自分自身も成長していく、いいイメージ。







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 FC東京、川崎フロンターレ、どちらが勝ってもおかしくない白熱した試合でした。

90分間、ピッチの中で、両者共に熱く戦っていました。

スタンドの観客、テレビを観た視聴者も、満足する内容だったことでしょう。

あのゴールが入っていたら、あのプレーが成功すれば。

ほんの紙一重の差だったはずです。

カップ戦のファイナルに相応しい試合内容でした。




 セレモニーでの川崎の選手たちの行動を考えてみます。

後、ほんの一歩でタイトルに届かない、悔しい気持ちは分かります。

今回の試合に勝利した、対戦相手に対する敬意をはらえていたでしょうか?

相手を、最大限に称え、祝う気持ちを伝えれていたのか?




 残念ながら、セルフイメージを大きくするチャンスは逃してしまったようです。

自分の言葉や行動は、自分にはね返って来てしまうのですから。
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2009年10月30日

日本の長所・短所

 ある雑誌の記事を紹介します。

海外のクラブチームが、日本のチームと対戦しました。

トップチームではなく、20歳以下の育成年代のチームです。

国内で、海外で様々なフェスティバルに参加し、多くの試合を重ねました。

この記事では、日本チームの長所・短所を率直に答えてくれています。

なんとなくの印象ではなく、実際に目にしたコーチやスカウトからの言葉です。



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 長所が多く、挙げられています。

・理解力の高さや、取り組む姿勢

・中盤での組み立て、ボールのつなぎ方

・走り続けられる持久力や、俊敏性

・ディシプリンを守り、1つにまとまって戦うこと



日本のフル代表にも通ずる部分が多くあります。

どこかで耳にしたことのある内容です。

我々日本人の、特徴なのでしょうか。





 そして、個々の能力についても、賛辞が送られていました。

何人かの選手が、遠くない将来、ヨーロッパのビッグクラブでプレーするのでは?!

(U−17日本代表チームに対して)

エースの宇佐美選手は、かなりの注目を集めたようです。

私は、14歳の時の彼を数日間、目にしたことがあります。

U−14ナショナルトレセンでのことです。

その時から、雰囲気は、際立っていました。

まだまだ欠点もあるようですが、可能性を大いに感じる選手でもありました。






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 欠点も挙げてくれています。

いずれも、耳が痛い内容です。

ズバリ言い当てられているからこそ、耳が痛いのでしょう。




・試合運びがヘタ

・ピッチの上で戦えれていない

・後半になると、足が止まる

・おとなしい。

・リズムやスピードの変化が無い

・身体をぶつけるなど、コンタクトプレーが弱い
(アンフェアではなく、フェアプレーの中で)





 これらの弱点を、さらけ出してしまったのが、今回のU−17ワールドカップではないでしょうか。

失点シーンを思い出します。

試合のスコアを思い出します。

上記の指摘が、そのまま当てはまっているのが、悔しいところです。





 そこで、身体をぶつけて戦っていれば!

その時間帯は、失点を絶対にしてはならない!

後半の戦い方を、チームで統一出来ていれば!

足が止まっても、出来ることはなかったか!






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 今夜、遅くに、グループリーグ最終戦、メキシコとの対戦があります。

メキシコは、育成に力を入れており、近年結果を出しています。

U−17ワールドカップでは、優勝しています。

今回のU−17日本代表チームも、分が悪い相手です。




 長所が出るのか?

それとも、またまた短所をさらけ出してしまうのか?

勝たなければ突破は出来ない、追い込まれた状況です。

なかなか経験できないほどの、緊張感ある試合でしょう。

それでも怯まず、積極的な試合を展開して欲しいです。

さらに多くの経験をするために、グループリーグを突破してもらいたいですよね。

 
posted by フットボールコーチ at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月27日

試合を想定して

 選手を改善、向上させるために、コーチは何が出来るのか?

実際にプレーをするのは、選手です。

いくらコーチがフットボールを熟知していたとしても、実際にプレーすることは出来ない。

どんな働きかけが出来るのか?

どんな環境を与えることが出来るのか?



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 先日、トレーニングで、こんなメニューをしました。

サイドに開いた選手に、中央のコーチからパスが配球される。

開いた選手は、横からのパスを受けて、ボールコントロール。

そして、縦パスをレシーバーに通す。

DFは1人しか付かず、しかも少し離れた場所からスタートさせる。




 ボールコントロールさえ間違えなければ、まず成功する程度の負荷です。

何度か、繰り返していくうちに、成功率が上がってきました。

ボールの移動中に、DFのアプローチを観始めた。

相手の位置を観て、決断を下すことが出来始めたのです。

簡単すぎるかもしれませんが、このグループはフットボールを始めて日が浅いのです。

選手は、DFが前に立つだけで、過度のプレッシャーを感じるほどです。

ですから、寄せてくるDFを観て、コントロール出来た!のは、大きな進歩なのです。



 
 実は、このトレーニングには、1つ工夫をしていました。

縦方向に、ゴールを置いておいたのです。

相手を観てのボールコントロール、そして縦パスを通すのが、メニューの目的でした。

ゴールは、直接、必要とはしていないのです。

それでも、意味があって、わざわざゴールを設定しました。





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 トレーニングが、選手を改善・向上させるための主たる方法になります。

質の高いトレーニングの積み重ねこそが、選手を導いてくれるはず。




 コーチは考えなければならない。

目の前の選手たちに、どんなトレーニングが必要なのかを。

同じトレーニングをし続けていても、選手の成長には限りがあるでしょう。

だから、選手を観ることから、全てが始まるはずです。




 フットボールには、ありとあらゆる無数の状況が起こりうる。

選手たちに不足している部分、身に付けさせたい部分を切り取って、メニューを考案する。

もちろん、全く同じ状況は起こらないでしょう。

しかしながら、試合を分析し、一部分を切り取る。

そして、必要な部分を読み取って、トレーニングメニューを組み立てる。






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 メニューを考える時には、たくさんのことを考慮に入れるようにしています。

ピッチのサイズ・種類、用具、天候などの環境要因。

待ち時間が出来るだけ起こらないようにするためには?

選手のレベルと、トレーニングのレベルのマッチングは?

考え始めると、際限がありません。
 



 その中でも、強く意識していることがあります。

「試合をいかにイメージしながら、トレーニングを行うことが出来るかどうか?」

トレーニングに、いかにリアリティを持たせることが出来るのかどうか?

このように言いかえることもできるのかもしれません。







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 最もリアリティのあるトレーニングは、試合です。

クラマーさんが、「試合は最良の師である」と言葉を残しています。

ただし、最良の師であるはずの試合にも、欠点がいくつかあります。




 チームによっては、試合をする人数を揃えれない、グラウンドを用意できないでしょう。

また、再現性、連続性の観点から言っても、少なくなってしまいます。

仮に、浮き球のボールコントロールを課題にしているとします。

1試合に、何回そんなシーンが出てくるでしょうか?

ポジション、試合の展開によって、かなりむらがありますよね。



 だからこそ、その状況をコーチが「切り取る」必要があるのです。

ある状況を切り取って、トレーニングメニューを組むことで、繰り返し再現されるでしょう。

数分で、何十回もボールコントロールのトレーニングをすることが出来るはずです。

課題も、明確に(Clarity)なりますよね。




 注意すべき点は、場面を切り取ることの弊害です。

明確になるのですが、リアリティが無くなってしまう。

ゲームの状況をイメージしづらい点です。

向かい合ってパス交換する絵(対面パス)思い浮かべてください。

ここから、試合をイメージすることは、難しいでしょう。

再現性は、抜群なのですが・・・。




 リアリティを失っても、反復させるのか?

それとも、再現性・連続性が低くても、リアリティを追求するのか?

どうにかして、同時に達成する方法は無いのか?

私の、毎日の悩みの1つでもあります。






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 最初に紹介した、トレーニングメニューがあります。

ここで、ゴールを設定した理由を、分かっていただけましたよね。

単調に、数をこなすことだけが目的にすり替わってしまうのを避けるためでした。





「試合を想定するように!」選手に言うだけではなく。

トレーニングしながら、試合の状況を少しでもイメージしやすいように。

そのために、ゴールを設定をしたのです。





 さて、選手の頭に、心に、どれだけ響いたのか?

また、観察しなくてはなりません。
posted by フットボールコーチ at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | トレーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月23日

理想の試合

 先日、フットボールのテレビ番組を観ました。

フットボールと言っても、「アメリカンフットボール」です。

アメリカンフットボールの最高峰、NFLを取り上げた番組です。

フットボールとは名前が付いているものの、サッカー・フットサルとは大きく異なりますよね。




 そうは言っても、共通点もあります。

試合が進むにつれて、選手がヒートアップしていくこと。

そして反則や、不測の事態が起こってしまう。

そのためにレフリーがいることです。

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 アメリカンフットボールは、正直ルールが難しい。

ボールの無いところでの接触プレーも多い。

何よりも、日本人の多くにとっては、身近なスポーツではないでしょう。

もしかすると、とっつきにくいスポーツなのかもしれません。

一度そのよさに気づけば、どんどんはまっていくスポーツなのですが。



 


 特徴的なことの1つが、レフリーだと思っています。

何か反則があったときに、マイクを使って、説明してくれます。

アメリカのスポーツなので、興行的、テレビ的な配慮なのでしょうか。

このシステムは、ものすごく、分かりやすい。

サッカー・フットサルに、このエッセンスだけでも取り入れることが出来ればいいのに。

一般レベルでのルールの誤認や、勘違いが少しは減るのではないでしょうか。







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 テレビ番組の話に戻ります。

そこでは、NFLの審判部長を取り上げていました。

試合当日の彼は、多忙そのものです。

何台ものテレビを同時に映し出す部屋にこもります。

なんと、13試合全てをリアルタイムで確認。

各試合毎に、アシスタントがいるものの、常時目を光らせなければなりません。




 レフリーの間違いを遠隔から指摘。

さらには、テレビ中継での解説のミスまで、直接電話で指摘していました。

珍しい事象が起きると、彼の元に電話が掛かってきます。

その対処方法を、マスコミが聞いてくるのです。

試合終了後も、全ての試合のスコアをチェックします。

その仕事ぶりは、想像をはるかに超えるものです。

普段目にすることが出来ない、審判部の仕事。

彼らは、間違いなく試合を影で支えていました。






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 その仕事に感服していると、彼へのインタビューが始まりました。

(理想の試合は?)

「翌日の新聞に、レフリーのことが一切書かれていないこと。」

「試合はレフリーのものではなく、選手のものだから。」

当たり前なのですが、当たり前には行われていない現実があります。




 もしかすると、彼はきれい事を並べているだけかもしれません。

実際は、選手のことを、小馬鹿にして笑っているかもしれません。

でも私は彼の言葉を信じたい。

フットボールに携わる全てのレフリーが、彼の言葉・思いを共有してくれることを願います。
posted by フットボールコーチ at 23:46| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月20日

生まれながらに

 先日、日本を代表する、国際的な選手が引退しました。

テニスの杉山愛選手です。

彼女は、17年間戦い続けた。

そして、4大大会への連続試合出場のギネス記録も打ち立てた。

「テニスへの愛情、パッションが人一倍大きかった」

彼女はそう答えています。

テニスを好きであり続けることが出来た。

それは、コーチが最高の仕事をした、証でもあります。




 彼女の活躍の軌跡を追いかけてみると、コーチの存在が強く映りました。

彼女の母でもある杉山芙沙子コーチです。

芙沙子コーチ自身は、テニス経験がほとんど無いそうです。

トッププロのコーチとしては、かなり特殊なスタートを切っています。

最高の仕事をしたコーチに、興味がわいてきました。




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 元々、学生時代から、熱心にサポートしていたようです。

車での送り迎えや、弁当作り。

プロとなっても、マネージャーとして海外遠征に同行し、サポートを続けていました。

2001年、杉山愛から、コーチを依頼。

テニス人生27年、プロ生活17年を支え続けたのが、母、芙沙子氏だそうです。





 2人の間には、固い信頼関係があります。

それは、2人の話しからもうかがえます。

ただ、それと、コーチと選手との関係になるのとは、別です。

メンタル部分のサポートは出来ても、戦略・技術・身体の部分はどうなのでしょう?






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 そんな心配は無用のようです。

身体のメカニズムやフォームを見極め、的確にアドバイス。

試合を分析し、事象を報告し、改善点を即座に伝える。

芙沙子氏には、鋭い「目」があったようです。

彼女自身がプレーした、様々なスポーツ経験がベースになっている。




 そして、アドバイスの基準となる、芯も持ち合わせていました。

これは、27年間の付き合いだからこそ、持つことが出来たのでしょう。

「リズミカルで小気味のいいテニス」

杉山愛選手が子供の頃から目指している、理想のテニス。

これに近づけるためには何が必要か?

その基準に照らし合わせて、コーチングしていくのです。






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 「ネイティブコーチ」と言う言葉があります。

ビジネスコーチングの世界で使う用語です。

元々!人を育てたり、能力を引き出す力を持った人。

彼らを「ネイティブコーチ」と呼びます。




 大多数の人々は、ネイティブコーチの持つ力を学んでいく。

コーチングスキルを身につけていく。

元々持っているのではなく、学んでいくことで、身につけるのです。




 杉山芙沙子氏は、ネイティブコーチの1人だと推察されます。

天性のコーチング能力に恵まれたのでしょう。

もちろん、そこから努力と経験を積み重ね、さらにコーチとして成長していったはずです。






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 こんな言葉もあります。

「名選手は名監督(コーチ)にあらず」

なんとなく、頭では分かっているこの言葉。

ネイティブコーチ、コーチングスキルの学習と言う考え方を使えば、簡単に説明できます。



 さらに付け加えると、名選手としての成功が足を引っ張ることもあるのです。

自分が成功した経験を、そのまま押し付けてしまう。

時代や、環境、取り組む人間そのものが違うのにも関わらずです。

他のやり方を、模索することは、プライドが邪魔してしまうのでしょうか?






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 私が以前、発達・教育関係の書籍を読んだ時に、杉山家の話が出ていました。

そこに紹介されたエピソードや、フレーズは心を打たれるものが多くありました。




「私は、子供より長く生きているが、母親としては子供と同じ0歳から」

「子供が靴を履くのに時間が掛かっていても、あえて手を出さず見守っている。

 子供のためのお出かけなのに、親が自分の都合でせかしてどうする。」

「私はこう考えるけど、あなたはどう思う?」
(何か決断を求める時、何か誤った行動をとってしまった時)




 そこから、はっきりとしたものが見えてきます。

・子供に考えさせ、決断させる。

・親の考えを押し付けない。

・親の都合で子供を振り回さない。



 「親」の部分をコーチに、「子供」を選手に置き換えるとどうでしょう。

子育ての時から、優秀なコーチだったのですね。
posted by フットボールコーチ at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | コーチング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月16日

世界一を目指す心

 日本選手が、世界一の栄冠を勝ち取りました。

仕事が終わり、たまたまテレビを観ると、世界選手権の真っ最中でした。

テレビ画面の向こうで躍動する選手たち。

超人のような、彼らの動き。

あっという間に、夢中になっていました。

その中でも、ひときわ目立つアスリート、内村選手がいたのです。



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 15日にロンドンで体操の世界選手権男子個人総合が行われました。

そこで内村航平が初優勝を果たしたのです。

6種目中、4種目でトップの得点。

2位以下に、大差をつけての栄冠でした。



 6種目全てを揃えなくてはならないのが男子個人総合。

床・あん馬・跳馬・平行棒・つり輪・鉄棒の6種目です。

この個人総合こそが、キングの称号に相応しい。

私などはそう思うのですが、最近の流れはそうではないようです。

各種目に、それぞれスペシャリストがいて、団体と種目別のタイトルを狙う。

これが、当たり前の考え方のようです。

今回優勝した内村選手も、昨年のインタビューでは、そのような内容を答えていました。

何はともあれ、素晴らしいの一言です。



 ここまで書きましたが、体操は、全くの専門外です。

オリンピックで応援するくらいでしょう。

幼い頃、日本選手の活躍が頭に焼き付いています。

当然のように、メダルを獲得していたのが、私の幼い頃の記憶です。

一時期低迷していたようですが、最近また復活を果たしたようです。

日本体操界の復活への取り組みは、簡単なものではなかったはずです。

我々フットボール界にとっても、学ぶべき部分があるかもしれません。






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 内村選手の演技を観ていて、抱いた感想は二つあります。

(専門外なので、素人のような内容になることをお許しください。)

まずは、スピード感です。

一つ一つの演技からは、他を圧倒するスピードを感じました。

正確な動作・姿勢が求められる体操。

スピードだけを求めていては、高い得点はでないでしょう。

技を正確に出し、力強くダイナミックな動きをし、ビシッと着地を決める。

これを、ハイスピードの中で。




 最後の6種目の演技は、かなりの疲労の中で行われているようです。

大きなミスを連発する選手、明らかにスピードダウンする選手が見られました。

内村選手は、最後の鉄棒でもスピード感は変わりませんでした。

明らかに、他の選手と違うスピードで、大技を成功させていくのです。

爽快、快感、テレビを見ているだけなのに、こちらまで誇らしくなっていきました。




 次には、細やかさです。

足先まで神経が、行き渡っているかのように、ピンと伸びています。

空中でも、ひざがくっ付いて離れない。

倒立が、とにかく美しいです。

速い動きから突然ピタッと止まる表現がありました。

この時には、本当に一瞬身体が止まります。 



 海外の選手を見ていると、あまりこだわれていないように感じました。

もちろん、こだわっているはずです。

手足も長く、見栄えもするはずなのですが、それほど美しくないのです。

内村選手の前後の選手を見ていると、その差は歴然としていました。

もう1人、日本から出場していた田中選手からは、こだわりを強く感じました。







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 おそらく、私が感じたことなど、世界では常識だと思います。

スピード感・ダイナミックさと正確さの追求や、細部までのこだわり。

表現していく中でも欠かせない要素のはずです。

それなのに、勝負を分かつポイントになり得ている。





 追求していく程度。

細かい違いまでも、我々は感じることが出来るのではないか?

もしかすると、他人には気づかれないかもしれない。

それにこだわり、追求していくことが出来る。

この作業を苦に感じることなく、価値を見出すことが出来る。

もしかすると、日本の持つ大きな大きなストロングポイントではないか?





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 フットボールのチームを作り上げていく時はどうだろうか?

選手が育っていく過程ではどうだろうか?

我々の深いところには、追求し続けることへの「心」がある。

大きな自信のようなものを、受け取りました。




 まだまだ行ける、もう一息、もう一息。
posted by フットボールコーチ at 23:54| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする