2017年05月17日

ありがたい日常

 5月15日。

我々にとっては、特別な意味をもつ日付ですよね。

1993年5月15日。

Jリーグが誕生しました。

国立競技場で、ベルディ対マリノス。

当時は、クラシコともいえる、最高の対決。

読売対日産の試合は、いつも熱い試合でした。

他のカードとはレベルの違う、見ごたえのある試合が繰り返されていたのが懐かしい。










 24年を経て、時代は変わりましたね。

10チームで始まったJリーグ。

それが今や、J1、J2、J3まであります。

それぞれ18、22、14クラブあり、計54クラブまで増えました。

単純に考えると、プロ選手が5倍に。

ベルディは、J2。

マリノスは、フリューゲルスを吸収・合併。

そもそも、国立競技場は、今、更地になっています。

唯一変わらないのは、三浦カズ選手が、いまだに現役であることくらいでしょうか。









 当時、Jリーグはお祭り状態でした。

テレビや新聞、雑誌などで、毎日取り上げられていました。

まったく興味を持っていなかった人まで、サッカーについて話していました。

このチームが好きだ、あの選手が上手い、誰々がカッコいい、などなど。

サッカー部だった私に、「オフサイドが分からないから教えて。」

様々な場所で、何度も何度も質問されました。

異常なほどの盛り上がり。

5月15日は、誰もが待ちに待った、特別な日でした。









 2017年の5月15日。

淡々と、その日を迎えました。

特別なセレモニーがあったのか?

それすらも、分かりません。

Jリーグは、もう古臭い過去のものなのでしょうか?

そうではありませんよね。

ブームは無くても、皆さんに日常に結びついてきています。

1993年は、330万人の人がスタジアムに訪れました。

では、現在は?

2016年で550万人を超えています。

Jリーグが全国に増えてくれたおかげで、多くの人が試合を見れるようになっています。










 フットボールは、プロ選手のためだけのものではありません。

各クラブは、下部組織を持っています。

そして、スクールも運営しています。

幼いころから、ボールを蹴る環境が、たくさんあります。

そして、シニア向けのサービスも増えてきています。

歩き出して、ずーーっと、ボールを蹴り続けることが可能な日常が増えてきている。









 1993年5月15日。

もちろん、それ以前にもコツコツと積み上げておられた方の力は、偉大です。

その方々の奮闘なくして、Jリーグは立ち上がらなかった。

クラマーさんは、日本を去る際に、全国リーグの必要性を提言されています。

東京オリンピックの直後ですから、1964年。

Jリーグが始まる、30年前の話です。

今の日本をご覧になったら、どんなアドバイスをくださるのでしょうね。





 私は、日々、ボールを蹴ることができる、指導をできる喜びを感じています。

5月15日は、まだまだ特別な日付です。
posted by プロコーチ at 13:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする