ワールドカップによる、中断期間を経ての再開です。
一番の見所は、日本代表選手。
世界で経験を踏んだ彼らが、どのような活躍を見せてくれるのか?
私も期待を膨らませて、会場に向かいました。
観戦できた試合は、湘南対浦安。
浦安には、何人もの代表選手がコートで戦っていました。
結果から言うと、彼らのワールドカップでの経験は活かされていました。
湘南が、意識の高さとチームの団結力をベースに、堅い守備を敷いていました。
新監督を迎えての、新体制の湘南。
明らかにチーム力が向上していました。
ベンチを含めた結束力は、浦安を超えているようにも見えたのです。
未だに未勝利のチームとは思えないパフォーマンスでした。
試合も、その湘南が先制点を挙げました。
前半を終えても、1対1の同点。
もしかして!?そんな可能性を感じる前半。
しかも、浦安はパスミスにコントロールミスを連発。
主力である代表選手の疲れが出てきたのか、いい出来とは言えませんでした。
試合は、3対1で浦安が逆転勝利。
結果だけを見ると、優勝候補の浦安の順当な勝利。
が実際は、そうではありませんでした。
不利な展開でも、あせることなく試合を進めていく。
相手の厳しい守備にも、身体をぶつけながらボールを運ぶ。
特に、代表選手は、ワールドカップでも見られなかったような強さ。
これを随所に感じれました。
おそらく、彼らの中の基準は、ワールドカップでの経験。
対戦したブラジルやロシアのフットサルが判断基準。
4年後の再戦を心に誓って、これからのプレーヤー生活を送るのでしょう。
では、この貴重な経験は代表選手にしか享受されないのでしょうか?
彼らは、ほんの10数名にしか過ぎません。
それ以外の大多数のプレーヤー。
ここには、衛星放送などで得たものや、想像上のものでしかないのです。
さらには、我々のようなコーチ。
サッポ監督が得た、知識や経験は彼の頭の中に留まるのでしょうか。
世界のフットサルの潮流や、目指すところとは?
サッカーの世界には、JFAから、テクニカルレポートというものが発行されています。
ワールドカップなどの大きな国際大会。
これらを現地で細かく調査。
その結果を、様々なデータと共にレポートしてくれるのです。
私の知るところでは、98年のフランスワールドカップからです。
映像に、資料、各種データがこのレポートに含まれます。
改めて、何度もめくり返すほどの濃い内容なのです。
また、自分の目では気づかなかった視点を与えてくれる。
イメージだけでなく、データで示される価値。
印象に囚われ過ぎていた自分にも気づかされるのです。
そして、世界のトップがどこを目指しているのかが、浮き彫りになる。
つまり、その比較から、我々に足りないところが見えてくるのです。
その文章を抜粋してご紹介します。
「大会を振り返り、技術的、戦術的に分析。
世界のサッカーの動向、そしてその中における日本サッカーの姿を確認する。」
「そこから得られた示唆から、今後の日本サッカーの進むべき方向性。
代表ばかりでなく、育成、指導者養成、グラスルーツまで含めた
今後の施策の方向性を見出し、各施策へと落とし込んでいく」
つまり、将来の日本サッカーの海図とも言うべき、大切なレポートなのです。
今回のフットサルブラジルワールドカップ。
JFAから、テクニカルレポートは報告されるのでしょうか。
海図を持たない船がどこに向かえばいいのか?
一部の人間の頭の中にだけ存在する知識や経験。
それでは、日本フットサル界全体の底上げにはなり得ない。
これからもフットサルの日本代表が、世界で戦っていくためには!?
一部のコーチと選手だけに留めていては、継続性もさらなる発展も望めない。
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このブログを読ませて頂いて、改めて勉強になります。