カップの価値は、さほど大きなものではないのです。
テレビや、ネットなどで確認していると、面白いことが見えてきました。
日本代表にとって、好材料となりえることです。
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この大会の意義としては、2つ挙げられるでしょう。
まず挙げられるのは、2010年のワールドカップ本大会に向けた、予行演習です。
気候に、食事に、キャンプ地、スタジアムに、練習会場。
単なる視察に終えるのではなく、実際に選手やコーチ・スタッフが使用してみる。
その上で、本番ではどうするのかが、リアルに見えてくる。
選手も、一度行ったことがある場所ならば、気持ちが変わってくるはずです。
ましてや南アフリカは、ほとんどの選手にとっては、未踏の地でしょう。
それは、海外の選手にとっても同じはずです。
本大会の行われるスタジアムやピッチの雰囲気を知れることは、アドバンテージになっただろうに。
さらには、あの歓声に、楽器の騒音?は体験しておきたかった。
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もう1つは、日本で行われる親善試合よりも、本気度の高い試合が出来た。
日本に迎える国々は、100%の実力を発揮してくれていない。
メンバー構成も、本気度も、疑問がつきます。
仮に、そこをクリアしたとしても、実際には足が動かない。
10何時間のフライトを終えて、たったの数日での試合です。
足が止まって、当たり前の状況。
ワールドカップ本番の相手とは程遠く、同じなのはユニフォームの色だけです。
コンフェデでは参加国が、予行演習と捉えているはずです。
これは、一つ目の意義とも絡んできます。
だから、可能な限りのベストメンバーを組んでいる。
選手たちも、生き残りをかけて、アピールをしてくるのです。
本気度が、かなり高い試合を、最低3試合は戦うことが出来たのです。
テレビで観戦していて、寂しく思いました。
ここに、日本代表が出場していれば、どうなっていたのだろうか?
最高の予行演習の場に参加できない。
アジアカップでの失態が、尾を引いていますね。
この失態が、ワールドカップ本大会に影響なければ良いのですがね。
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唯一、明るい希望を見つけることが出来ました。
それは、南アフリカが寒い!ということです。
当然のことなのですが、南半球は、冬なのです。
昼間の最高気温でも、15度前後しか上がりません。
最低気温にいたっては、0度近辺なのです。
アフリカだから、暑いだろう。
なんとなくのイメージでは、その程度でした。
調べてみると、かなり涼しく、朝晩は寒いのです。
テレビには、長袖シャツに、ネックウォーマーに手袋を着用している選手さえ映っていました。
観客席も、寒そうに服を着込んでいる人を多く目にしました。
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つまり、暑さにやられて、足が止まってしまう。
そんな心配は無用なのです。
日本人の武器の1つは、運動量にあります。
海外の選手やコーチから観ると、びっくりするくらいに、我々は走り続けている。
90分間持つのか?心配されるほど、試合を通して走っています。
日本は、フィジカルで劣る。
そう、信じられています。
フィジカルとひとくくりにしてしまうと、話がよく分からなくなってしまう。
身体のぶつかり合い、筋肉量・骨格は確かに劣っています。
これは、体重を比較すれば、一目瞭然です。
フィジカルとは、それだけを指すものではありません。
そして、フットボールの試合に必要なフィジカルは、他にもありますよね。
ゆっくりと、長い距離を走る、いわゆるスタミナなら、世界レベルにあります。
陸上種目で、マラソンが健闘しているのが、好例です。
フットボールにおいても、有酸素性の能力は、高いものがあるのです。
これは、代表チームのフィジカルテストからも、明らかになっています。
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ドイツワールドカップのグループリーグを思い出します。
突然、ドイツを熱波が襲いました。
しかも、キックオフ時間は、現地時間の15時です。
オーストラリア戦、クロアチア戦の2試合が、この状況でした。
私はスタンドで観ていましたが、正直暑くて、ぐったりしました。
うだるような、真夏の暑さなのです。
ピッチの選手たちは、さらにつらいものがあったはずです。
あの暑さは、ピッチ上の両チームを、共に苦しめました。
よりダメージを受けていたのは、日本代表でしょう。
走れない、足が止まる。
これは、攻守に渡り、数的有利を作ることが出来ないことも意味しています。
相手チームよりもたくさん走るからこそ、数的有利な状況を作ることが出来る。
いかにスタミナがあるからとは言え、真夏の季節では走り通すことは無理があります。
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スペインが敗れ、ブラジルが苦戦しました。
その一方で、USAが決勝に進み、南アフリカが健闘しました。
彼らは、強国と互角以上にやり合いました。
そのベースは、忠実な守備と、それを支える運動量でした。
足を止めずに、最後まで自由を制限し続けたのが、好結果につながった。
スペインやブラジルの、技術を発揮させなかったのです。
1年後の日本代表も、この2チームの再現が出来るかもしれない。
走りやすい季節に開催される、2010年南アフリカワールドカップ。
気候は、日本代表チームに味方してくれそうです。
岡田監督は、速い攻守の切り替えをベースにしたチーム作りを進めています。
そして、FWにも最前線からの守備の徹底という、役割を持たせています。
サイドバックにも、激しい上下動をさせています。
運動量を、非常に多く必要とする戦い方を求めているのです。
これに、さらに磨きをかける。
もっと、もっと、走るチームに。
これが、本大会に向けてのキーワードになる!?
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