2009年06月26日

味方につけれれば。

 南アフリカで、コンフェデレーションカップが開催されています。

カップの価値は、さほど大きなものではないのです。

テレビや、ネットなどで確認していると、面白いことが見えてきました。

日本代表にとって、好材料となりえることです。

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 この大会の意義としては、2つ挙げられるでしょう。

まず挙げられるのは、2010年のワールドカップ本大会に向けた、予行演習です。

気候に、食事に、キャンプ地、スタジアムに、練習会場。

単なる視察に終えるのではなく、実際に選手やコーチ・スタッフが使用してみる。

その上で、本番ではどうするのかが、リアルに見えてくる。




 選手も、一度行ったことがある場所ならば、気持ちが変わってくるはずです。

ましてや南アフリカは、ほとんどの選手にとっては、未踏の地でしょう。

それは、海外の選手にとっても同じはずです。

本大会の行われるスタジアムやピッチの雰囲気を知れることは、アドバンテージになっただろうに。

さらには、あの歓声に、楽器の騒音?は体験しておきたかった。






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 もう1つは、日本で行われる親善試合よりも、本気度の高い試合が出来た。

日本に迎える国々は、100%の実力を発揮してくれていない。

メンバー構成も、本気度も、疑問がつきます。

仮に、そこをクリアしたとしても、実際には足が動かない。

10何時間のフライトを終えて、たったの数日での試合です。

足が止まって、当たり前の状況。

ワールドカップ本番の相手とは程遠く、同じなのはユニフォームの色だけです。




 コンフェデでは参加国が、予行演習と捉えているはずです。

これは、一つ目の意義とも絡んできます。

だから、可能な限りのベストメンバーを組んでいる。

選手たちも、生き残りをかけて、アピールをしてくるのです。

本気度が、かなり高い試合を、最低3試合は戦うことが出来たのです。



 テレビで観戦していて、寂しく思いました。

ここに、日本代表が出場していれば、どうなっていたのだろうか?

最高の予行演習の場に参加できない。

アジアカップでの失態が、尾を引いていますね。

この失態が、ワールドカップ本大会に影響なければ良いのですがね。





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 唯一、明るい希望を見つけることが出来ました。

それは、南アフリカが寒い!ということです。

当然のことなのですが、南半球は、冬なのです。

昼間の最高気温でも、15度前後しか上がりません。

最低気温にいたっては、0度近辺なのです。



 アフリカだから、暑いだろう。

なんとなくのイメージでは、その程度でした。

調べてみると、かなり涼しく、朝晩は寒いのです。

テレビには、長袖シャツに、ネックウォーマーに手袋を着用している選手さえ映っていました。

観客席も、寒そうに服を着込んでいる人を多く目にしました。






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 つまり、暑さにやられて、足が止まってしまう。

そんな心配は無用なのです。

日本人の武器の1つは、運動量にあります。

海外の選手やコーチから観ると、びっくりするくらいに、我々は走り続けている。

90分間持つのか?心配されるほど、試合を通して走っています。




 日本は、フィジカルで劣る。

そう、信じられています。

フィジカルとひとくくりにしてしまうと、話がよく分からなくなってしまう。

身体のぶつかり合い、筋肉量・骨格は確かに劣っています。

これは、体重を比較すれば、一目瞭然です。



 フィジカルとは、それだけを指すものではありません。

そして、フットボールの試合に必要なフィジカルは、他にもありますよね。

ゆっくりと、長い距離を走る、いわゆるスタミナなら、世界レベルにあります。

陸上種目で、マラソンが健闘しているのが、好例です。

フットボールにおいても、有酸素性の能力は、高いものがあるのです。

これは、代表チームのフィジカルテストからも、明らかになっています。






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 ドイツワールドカップのグループリーグを思い出します。

突然、ドイツを熱波が襲いました。

しかも、キックオフ時間は、現地時間の15時です。

オーストラリア戦、クロアチア戦の2試合が、この状況でした。

私はスタンドで観ていましたが、正直暑くて、ぐったりしました。

うだるような、真夏の暑さなのです。

ピッチの選手たちは、さらにつらいものがあったはずです。
 


 
 あの暑さは、ピッチ上の両チームを、共に苦しめました。

よりダメージを受けていたのは、日本代表でしょう。

走れない、足が止まる。

これは、攻守に渡り、数的有利を作ることが出来ないことも意味しています。

相手チームよりもたくさん走るからこそ、数的有利な状況を作ることが出来る。

いかにスタミナがあるからとは言え、真夏の季節では走り通すことは無理があります。





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 スペインが敗れ、ブラジルが苦戦しました。

その一方で、USAが決勝に進み、南アフリカが健闘しました。

彼らは、強国と互角以上にやり合いました。

そのベースは、忠実な守備と、それを支える運動量でした。

足を止めずに、最後まで自由を制限し続けたのが、好結果につながった。

スペインやブラジルの、技術を発揮させなかったのです。




 1年後の日本代表も、この2チームの再現が出来るかもしれない。

走りやすい季節に開催される、2010年南アフリカワールドカップ。

気候は、日本代表チームに味方してくれそうです。

岡田監督は、速い攻守の切り替えをベースにしたチーム作りを進めています。

そして、FWにも最前線からの守備の徹底という、役割を持たせています。

サイドバックにも、激しい上下動をさせています。

運動量を、非常に多く必要とする戦い方を求めているのです。



 これに、さらに磨きをかける。

もっと、もっと、走るチームに。

これが、本大会に向けてのキーワードになる!?
posted by フットボールコーチ at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | フィジカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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