2009年08月04日

ラジオにて

 先日、貴重な体験をさせていただきました。
 
FMラジオの番組に生出演してほしい、との依頼をいただいたのです。

何事も人生勉強!とばかりに、引き受けました。

私は、お誘いを受ければ、積極的に参加しようと心がけています。

普段の生活では味わえない時間は、貴重な体験だと考えているからです。

声を掛けていただくうちが華ですしね。

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 始まる前までは、リラックスできていました。

一緒にお話しする、パーソナリティの方も、実は旧知のフットボール仲間。

対戦相手なので話したことは無かったのですが、顔とプレーは記憶していました。

これは、本当に偶然なのですが、顔を知っているだけで、安心できますよね。



 また、地方FMということで、全国に流されるわけではない。

このことも、少しは気を楽にしてくれていました。

顔も映らない、その地域にしか流れない。

大きな失敗は、回避できるはず!

自分にとっての有利な条件を並べて、安心させていました。






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 ところが、収録するスタジオに入った瞬間、心拍数が上がってしまいました。

スタジオ独特の雰囲気や、ガラス越しに外が見えること。

何よりも、マイクを前にして、座る。

この行為だけで、非日常の世界です。

そこに、生放送の緊張感が加わるのです!



 ふとした瞬間に、その緊張が取れました。

かっこいい声で、マイクに語りかけていたパーソナリティーが、「かんだ」のです。

それは、おそらく瞬間で、その後は何事も無かったように、進行していきました。

ただ、その瞬間、私の緊張も和らいでくれました。

「プロでもかむんだ」

それが分かっただけで、平常心を取り戻すことが出来ました。






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 フットボールの試合でも、緊張して力を出せないプレーヤーを、多く目にしてきました。

トレーニングの時には、力を発揮しているのに!?

アップの時には、いつものようにプレー出来ると感じたのに!?

試合になるとなぜか、いいパフォーマンスを発揮できないのです。



 たくさんの理由が考えられます。

コンディションを整えることが出来なかった。

試合独特の雰囲気に呑まれてしまった。

その日の、ファーストプレーでもミスをしてしまった。

コーチや仲間から、萎縮してしまうような声掛けがあってしまった。






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 1つの大きな理由に、こんなことが考えられます。

「対戦チームや、マッチアップしている相手を、リスペクトしすぎている」

相手を過大評価、(自分を過小評価)しすぎてしまっているのではないでしょうか。

その結果、負のサイクルに、はまってしまって行くのです。

ボールを持てば、ミスを繰り返す。

マークをすれば、流れが見えていないせいで、見失ってしまう。




 経験は、相手のほうが上かもしれない。

前回の対戦では、こてんぱんに敗れてしまっているかもしれない。

実績のあるクラブ、学校(以前所属)かもしれない。

我々は、特に、この名前に弱い傾向がありませんか?



 そんなものは、ピッチに立てば、全く関係ない話です。

名前があれば、ボールが自分の方に転がってくる訳も無く。

実績があるから、今日もいいプレーができる保証すらない。

相手だって、ミスもすれば、いいプレーもする。

時間が経てば疲れてくるだろうし、しつこいプレーにはうんざりしてくるはずです。

そう、同じ人間のはずです。




 これを忘れてしまって、必要以上にリスペクトしてしまう。

戦う前から、敗者のメンタリティで臨んでしまう。

これでは、自分のベストのパフォーマンスを発揮することは難しいでしょう。

試合で勝利を収める可能性も、低くなってしまう。

少なくとも、戦う前には、勝敗は決まっていないはずなのですから。






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 私の数十分のFM出演は、無事?!終了しました。

話した内容は、某Jリーグのチーム事情や、私の開催するスクールの内容です。

数十分もあったのですが、あっという間の時間でした。

予め自習していったことの半分も話すことは出来ませんでした。

それでも、思ったことは話せましたし、押し黙って困窮することも無かったはずです。

スタッフさん、パーソナリティーさんのアシストは、ありがたかったですね。


 
 私自身、必要以上にその場や相手をリスペクトすることなく、自分らしさを少しは発揮できたのかな。

甘い自己評価ですが、初めてのラジオ出演は、なんとか無事に終了しました。

良い経験をさせてもらい、感謝しなくてはなりませんね。

posted by プロコーチ at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | メンタル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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