2012年11月02日

近づいていく、離れていく

 拡がりを作り、相手DFの組織も広げていく。

守備を拡散させる。

つまり、ボールへのプレッシャーを弱めさせる。

さらに、DF間の距離も広がり、パスを通しやすくする効果があります。

守備は集結したい。

攻撃は拡がりたい。

試合では、まさに、この攻防が常に行われています。








 

 ところが、あえてボールに近づいていく。

せっかく作ったはずの拡がりですが、あえて狭めて行く。

どのような局面で、この動きを行うのか?

クロスオーバーの動きで、相手のマークを混乱させることもあります。

特に獲得したいのは、3人目をフリーにするために、近づく動きです。








 自分のマークを引き連れてボールを受けに近づいていく。

ボールの周りが狭くなったかな、と感じたら、この動きのスタートです。

必要以上に、ボールに接近していく。

ほんの数Mまで、近づくのもあり。

すると、相手DFも、マークするためにポジションをボール寄りに変えていく。

この2人のDFをカバーするために、ボールサイドへの集結がさらに強くなります。

ここで、局面の外がわに、スペースが生まれる。









 後は、タイミング次第で、プレーを選択すればいい。

近づいた選手を無視するように、局面の外側でフリーになった選手にパス。

狭くなった局面から、一気に展開する。

または、近づいてきた選手と短いパス交換。

さらに相手の集結を強めてから、外側にパスを送る。

いずれにしても、外の選手は、時間と余裕とを手にすることが出来るのです。









 崩しの局面で、3人目・4人目を意識した動きは見られます。

これを組み立てていく局面でも、意識していきたい。

ボールを持っていない選手が、次の展開をハッキリとイメージ出来ている。

ボールの後ろ追いかけていくのではなく、プレーを主導して行く。

それを動きで、周りに伝えていく。

ボールを持っている選手を助けるために、スクリーンをかけるシーンもありました。

ボールホルダーは、一瞬もらった時間を有効に利用し、ボールを運びます。







 フットサルのワールドカップ。

日本対ブラジル戦で、コート上で何度も何度も目にした動きです。

フットサルでは、高い集中力が求められる。

ボールに関わり続けている。

ボールを持っていない選手も、どうすれば、関われるかを考え続けている。

なるほど、この動き・関わりが求められるなら、頭の中身も成長できる。

何も考えないで、休んでいる余裕は、試合中にありません。

子供の頃からフットサルをするメリットは、ここにもありますね。
posted by プロコーチ at 12:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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