2012年12月21日

世界王者のW-UP

 じっくりと、W-upを見れました。

ここに、各チームが意図するものや、試合で出したいものが反映されているものです。

コリンチャンスの行ったW-UPを紹介します。




・試合開始45分前にピッチに登場。

各自がフリーでランニング。

ブラジル体操のいくつかをする選手、ゆっくりジョッグをする選手。

サイドステップを繰り返す選手もいれば、止まって太ももの裏を伸ばす選手。

思い思いに、体を動かし始めます。







・40分前、フィジコのもとに集まる

輪になってストレッチ。(下肢が中心、腿裏・ふくらはぎなど)

大股で、一歩ずつ、前後にステップを繰り返す(10秒ほど)

股関節周りをほぐす、ブラジル体操(10回ずつ、2種目)

また、前後のステップ(10秒ほど)








・35分前、ボールを使った種目に。

二人組で対面パス(15M〜20M)


これはブラジルチーム(代表、サントス)によく見られます。

出来て当然の、シンプルかつ単純なメニューをW-UPに入れてきます。

全員が整然と並んで、対面パスや基礎練をするのです。

まるで、部活サッカーを見ているかのよう。

止める・蹴るができないと、試合にならないよ!と声が聞こえてきそう。

このメニューは、ヨーロッパ系のチームではあまり目にしません。



対面パス

・1タッチ(インサイド)

・インサイドパスを出して2〜3M前にダッシュして、バックペダルで戻る

基礎練

・インサイドボレー

・インサイドボレー、くるりとその場で回転、インサイドボレー、繰り返し

・リフティングパス


パートナーとストレッチ(腿裏)

再び対面パス(20Mグラウンダーの1タッチ)

ジャンプヘッド(その場で半身になって両足ジャンプ)

パートナーとストレッチ(腿前)




これらを10分かけずに行います。

目まぐるしく種目が変わるのですが、コーチの指示に従って整然と行われます。







・30分前、中央付近に集合

5対5でポゼッション(25M×30Mの長方形グリッド)

2分×2set


ちなみにチェルシーは、20Mという、一回り狭いグリッドでポゼッション。

ただし、4対4に2人フリーマンを加えて行いました。











・2十数分前、ホームスタンド前に集合

2人ずつ、ステップ・ダッシュを行います。

距離は10M弱くらい。

・バウンディング

・ダッシュ

・DFのステップで下がる(左右の向きを変えながら)

・もも上げをして、ダッシュ






チェルシーのステップが面白かった。

・5Mダッシュして、ストップ、サイドステップで戻る

・同じく5Mダッシュして、ストップ、DFのステップで戻る。




・20分前にならないくらいに、両チームともにロッカールームに引き上げ。




GKがキック、スローインの確認をするため、ピッチに残る。

ツェフのキックは、60M先にピンポイント!!

さらに、スローもすごい。

左手なら、軽々とハーフウェイを越えて、矢のようなスピードです。

右手で投げても、ハーフウェイを超えてきます。





 W-upで印象に残ったのは、テンポの良さです。

1分弱で、どんどん次のメニューに入っていく。

長くても2分間。

だらける瞬間など、ありません。

改めて書いて驚いたのですが、かなりの種類のメニューを行っています。

それを、たった25分で行っていること。

テンポよく行うことで、緊張感を程よく高める効果もありそうです。

メニューそのものよりも、このテンポは、参考にしたいポイントでした。
posted by プロコーチ at 10:39| Comment(0) | TrackBack(0) | トレーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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