2013年02月19日

私の失敗を活かす

 ピッチの上に立っても、指導をしていることがほとんど。

自分自身、ボールを蹴るのが大好きなはずなのに。

プロのコーチとして、生計を立てれていることに、何一つ不満はない。

でも、やっぱりボールを蹴りたい!試合をしたい!

自分がボールを蹴る機会を、多少無理してでも、作ろうとしています。

私がプレーするのは、センターバックか、中盤の底がほとんどです。








 そんな私が、最近、気づいたことがあります。

自分のプレーのせいで、自分自身のプレーの選択肢を狭めてしまっている。

そんな瞬間を、感じるのです。

後方から、攻撃の組み立て、ビルドアップに積極的に関わりたい。

そのためには、ボールを受けなくてはならない。

サポートについて、顔を出す。

声を出し、体の向きを作り、ステップを踏みながら、準備をする。

ボールを受け、縦パスを狙い、サイドに散らす。

中盤に組み立てる、キーとなる選手がいれば、いち早くボールを預ける。 








 ここまでは、いいのです。

問題は、この後。

センターバックとして、ボールを持ち出す。

中盤の底でも、同じです。

目の前の相手選手を置き去りにできる。

一つ、深い位置まで侵入すると、パスのアングルが広がる。

横にパスを回すだけでなく、前に進むためにボールを前方のスペースに持ち出す。

もし、相手選手が当たりに来ると、相手の組織(ライン)はブレイクさせられている。








 
 さて、その時。

いざ、パスを出そうとすると、選択肢が狭まってしまっているのです。

スピードを上げすぎているため、ボールを蹴れるアングルが狭まってしまう。

そのままの体勢では、前方の左右90度くらいに狭まっている。

さらに、その角度に出せるとしても、グラウンダーは蹴れるが、浮き玉でパスを出すのが難しい。

スピードを上げることで、相手を置き去りに出来た。

パスのアングルが広がったはずだったのに、、。

スピードを上げすぎて、窮屈になってしまった。








 もう一つは、体の近くにボールを置きすぎている。

ボールを持ち出す時、相手に奪われたくない。

少しでも、自分の体の近く、膝の下あたりにボールを置いておきたい。

自分は、ほぼ、利き足でドリブルしている。

利き足の真ん前、膝の下あたりにボールを置いて、ドリブルをしている。

一つ前のライン間までボールを運べた。

さて、そこで、パスを出そうとする。

フリーになった、私を見て、味方選手が動き出してくれる。

近くなら、パスを出せる。

ただし、一つ飛ばした先には、パスが出せない。

無理やり出したとしても、狙ったところには、ボールが飛ばない。

そして、まっすぐの助走で、ボールを広いアングルに蹴ることは相当難しい。

真っ直ぐ助走して、真っ直ぐロングボールを蹴るだけでも簡単ではない。

前・斜め前は出せても、斜め前・横方向にはパスが出せない。









 なぜか?!

それを考えてみました。

撮りためている映像や、写真を繰り返し観てみました。

世界の一流選手は、どのようにしているのか?

そして、今回の2つの理由に行き着きました。

・スピードを上げすぎている。

・ボールの置き位置と自分との関係が悪い。

この2つを修正すること。

そうすれば、パスの狙える距離が伸び、角度が広がるはずです。

止まったボールを、ゆったりと蹴ると、狙ったところにある程度は飛んでいきます。

この時、ボールはどこにあるのか。









 この視点は、今後の指導にも役立つはず。

困っている、選択肢を狭めてしまっている選手がいれば、このポイントを伝えてあげる。

「スピードを上げすぎているぞ」

「そこにボールを持って、ロングフィード出来るか?」
posted by プロコーチ at 16:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/324795476
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック