2013年04月09日

解放される。

今日、15年ぶりにトラックを運転しました。

スクールで使う備品を、移動させるためです。

レンタカー屋に連絡をし、借りる手続きをしました。

トラックといっても、2トントラック。

幾つか、心配事がありました。
・マニュアル操作をしなければならないこと。
・車幅が長く、後ろや巻き込みの感覚がずれること。
・高い位置から見下ろすので、見え方が違うこと。

普段からトラックを運転している方からしてみれば、ちっぽけなことかも知れませんが、。









レンタカー屋を出て、数10M出たところでしょうか、ギアチェンジが上手く行かない。

そして、エンスト。

狭い道路で、立ち往生してしまいました。

後ろから、レンタカーの店員さんがダッシュで駆け寄ってくれました。

心配だったのでしょうね。

「大丈夫ですか?!」

私は、大丈夫ではないので、運転を教えてくれと、お願いしました。

口頭で、発進とギアチェンジのレクチャーを受け、再始動。

何とか、かんとか、走り出すことができました。

再度、安全運転を心に固く誓い、慎重に走ります。









 発進・ギアチェンジ、その度にクラッチを踏み、ギアを操作しなければならない。

マニュアルカーなので、当然です。

すると、自分の意識が、そちらにギューと向かってしまうのです。

左手を操作するところに、視線も向いてしまう。

クラッチを踏む足に、意識が集中してしまう。

少しずつ、なめらかに、発進・ギアチェンジをすることができてきました。

慣れてくると、少しずつ楽しむ余裕も出てきます。

「あっ、今、上手に出来たかな。」

そう思った矢先に、坂道発進を失敗して、数分間でしょうか、立ち往生です。

手に汗をびっちり。

ようやく進めましたが、簡単ではありません。









 しばらく走っていると、あることに気がつきました。

自分の後ろの車が、妙に距離を長めに取ってくれていたのです。

私のトラックが、危なっかしい運転をしていたのでしょうね。

前方向は、信号や、前方のクルマに注意しながら、視線を向けてました。

ところが、バックミラー・サイドミラーは?

ほとんど、見ていなかったのです。

歩道や、曲がらない交差点の周辺、そして後方のクルマの位置。

何一つ確認せずに運転していたのではないか。

その理由は、車の操作に意識の多く、視線までも向いていたからです。

スピードを出していないとは言え、恐ろしい運転をしてしまっていた。

それ以降は、前方以外にも意識を払いながら、目的地に向かいました。










 クラッチやギアの操作は、手段です。

車を動かすために必要なのですが、手段に過ぎません。

目的は、車を安全に速やかに、目的地まで運転すること。

運転技術が稚拙なせいで、手段が目的にすり替わってしまった。

ギアを変えることに、集中しすぎていた。

だから、周りが見えなくなってしまった。

この状況では、冷静な判断など出来るわけがありません。

トラブルが起こらずに、本当によかった。










 ボールを止める、蹴る、運ぶ、外す、ヘディング、ボールを受ける。

ポジショニング、構え、アプローチ、体の向き。

攻守に渡り、たくさんの技術が、瞬時に求められています。

ただ、その全ては手段にしかすぎない。

目的は?

攻撃の目的は、突破のドリブルでも、正確なキックでもない。

守備の目的も、体の向きを作ることでもなければ、いい構えをとることでもない。

技術に自信がないと、見えなくなってしまう。

技術を遂行することが、目的になってしまいかねない。

ボールから自由になること。

ボールから自由になることで、見ることができ、アイデアが生まれる。

アイデアが生まれても、技術が無ければ、実行できない。

だからこそ、技術を高める取り組みを続けなければなりません。










 トラックの運転は、無事終わりました。

トラブルなく、備品を運搬することができました。

ふと気づくと、肩や腰がバキバキに張っていました。

余計なところに、力が入っていたのでしょうね。

次、トラックを運転するのはいつでしょうか?

少しは自信を持って、臨めるかもしれません
posted by プロコーチ at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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