2013年07月16日

夏のWーUP

 試合に、いい状態で向かうために。

キックオフの笛が鳴ったその瞬間には、最高の状態で。








 代表の試合でも、クラブの試合でも、おおよそピッチの上でのW-upは同じ。

45〜50分前にピッチに出てくる。

軽くランニング。

いろいろな向き、ステップで走る。

その内容は、選手の自由に任されていることもある。

フィジカルコーチが、すべてを管理しているチームもあります。









 そして、ボールを使うメニューが始まる。

キック、コントロール。

二人組で向かい合う、シンプルなメニューをブラジルチームがよく見せます。

自由にボールを蹴らせているところも、少なくありません。

ちなみに、FCバルセロナは、この時間が異様なほど長い。

とにかく、ボールを蹴り続けます。

次に狭いエリアでの5対5。

フリーマンが付くこともある。

吸水を入れながら、2、3セット。

最後にショートダッシュを入れて、終わり。

シュートを打ち足りない選手は、確かめるように数本。

そして、ベンチに戻りり、最後の軽いミーティングを待つ。








 この流れが、現在の試合前のW-UPメニューとして用いられてます。

メニューに多少違いはあるも、ほぼ全てのチームが、この流れで試合を迎える準備をしている。

微調整が、チームによって見られる。

その微調整が、チームのこだわりでしょう。

特徴的なのが、FCバルセロナ。

彼らは、試合前に対人メニューを行わない。

ずーーっと、ボールを蹴り続けている。

サイドの選手と、CBは、長いボールも蹴ります。

そのほかの選手は、1タッチ、2タッチで、方向を変えるキックを。








 夏のW-UPでは、違った微調整が必要になる。

時間を短くする。

日差しが当たる場所での時間は、さらに減らしたい。

走る時間も減らしたい。

全ては、選手の消耗を減らす工夫です。

普段と同じように、テンション高く走り回る。

日なたで、動き続けると、どうなるか?

試合の時には、既に疲れてしまっている。

体は動く状態にしたいが、疲れてしまっていてはどうしようもない。

試合終盤に、最後のひと踏ん張りが出来るかどうか?

これは、W-UPが重要な鍵を握るかもしれない。








 気をつけなけなければならないことがあります。

W-UPは、体が、試合をする準備が出来れば良いわけではない。

頭と心も、準備をしてあげたい。

W-UPの時間が短く、動く時間が短いと、上がりづらい。

そこに対しての働きかけが必要。

そのためには、試合のその日だけでは、難しいかもしれない。

日常のトレーニングで、どこまで準備が出来ているのか?

選手が、どこまで、熟成しているのか?

短い時間であっても、選手が、グッと高める。

それが出来れば、夏のW-UPは成功です。
posted by プロコーチ at 07:19| Comment(0) | TrackBack(0) | フィジカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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