2013年09月27日

サッカー指導教本から

 我々、JFAに登録する指導者は、一度は目にしたことがある。

それが、「サッカー指導教本」です。

C級、D級ライセンスを取得する時に、教材として用いられます。

指導教本2012年度版が発行されています。

JFAによると、「2012年4月よりJFA公認指導者C級・D級のカリキュラムが改訂されました。」

今後数年は、この教材を基に、C・D級の講習会が行われる。

この教本と共に、多くの方が、コーチとしての第一歩を歩みだすのでしょう。

専門的ではあるが、分かりやすく書かれています。












 私は20年前に、初めてこの世界に足を踏み入れました。

20年経った今でも、入門書である指導教本は、手放せません。

改定されるたびに、何度も読み返すようにしています。

20年内容が変わっていなければ、読み返すこともないかもしれません。

そして、数年おきに、内容が改訂されていきます。

改めて、昔のものをめくると、だいぶ様変わりしています。

この変化が、日本サッカー界の進歩の証なのかもしれません。









 2012年度版を読んでいると、ある箇所に目が止まりました。

技術の部分でした。

そこでは、キックのコツを分かりやすい言葉で紹介されていました。

その表現が、妙に心に残ったのです。

「ボールと地面との間に楔を打つ」

この表現は、今回の改訂で初めて書かれたはずです。

なるほど、いいかもしれない。





 例えば2007年度版には、箇条書きでこのように書かれています。

・アプローチ

・立ち足の位置

・立ち足の柔軟性

・当てる面の固定

・ボールをよく見る

・ボールをとらえるポイント

キック寸前を収めた一枚の写真と共に、記載されています。

引用・・・サッカー指導教本2007 財団法人日本サッカー協会

こちらの方が論理的ではあります。

イメージを伝えるという部分では、今回の表現は使える?!





 今日、試してもらいました。

「ボールと地面との間に楔を打つ」イメージを伝えます。

そうしてから、インステップキックに取り組んでもらったのです。

すると、数人の選手にいい変化が生まれました。

ボールの質が変わったのです。

最後に質問すると、興味深い反応。

「足の振りが速くなった」

「イメージをつかみやすかった」

一方で、「よく分からんないから、やめた」否定的な意見もありました。









 私自身も、試してみました。

すると、ボールに高さが生まれやすい。

これは、「ボールと地面との間」を意識するからでしょう。

飛距離や威力が増したかどうかは、分かりませんでした。

でも、キックの瞬間に向かって、スイングスピードを高めやすい感覚はありました。

これは、「楔を打つ、打ち込む」が作用したのでしょう。

インステップを、ぶつけていく感覚?









 どこまで効果があるかは、まだ確信がつかめません。

1つのヒントになるかもしれない。

実際に、その一言でいい方向に変わった選手もいましたからね。

ボールに高さが出ない、スイングスピードが上がらない。

そのような選手がいれば、一つのヒントになり得る?かもしれません。
posted by プロコーチ at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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