2013年10月02日

強豪チームになるための数字、61%。

 強豪チームは、61%。

ところが、そこまで至らないチームは、38%に留まる。

この数字に、チームの強化の過程を、想像することができる。








 JFAテクニカルスタディグループが、様々な大会のレポートを発表しています。

ワールドカップのような国際大会。

そして、国内で開催される、年代ごとの大会も。

今年の夏に開催された、全日本少年サッカー大会。

この大会を、あらゆる角度から分析し、報告を上げてくれています。

それによると、テクニックで最もチームによって差が見られたのが、ターン。

周りを観て、素早く前を向く。

ターンが出来るかどうかで、展開できるかが決まり、ポゼッション変わってくる。

このターンの技術の習熟度が、チーム・個人で差が見られたとのこと。










 そして、スローイン。

全試合のデータを取ると、成功率は44.5%。

さらに詳しく分析がなされています。

ベスト8に進出したチームは、61%成功している。

ところが、2次ラウンド進出のチームは、50%。

1次ラウンドの下位チームは、38.8%しか成功していません。

スローインが直接ゴールに結びつくかどうか、ということではありません。

スローインに、チーム力が現れているという分析。

オシム監督も、スローインは一人少ないのだから、攻撃側が不利になりうると説いています。









 1次ラウンド敗退チームとは言え、各都道府県でNO1のチームが集まっている。

それでも、成功率に、ここまでの差が出てしまう。

リポートでは、手で投げるので技術的な問題よりも、意識とタイミングの問題だとしています。

成功率の高いチームは、相手の準備よりも早く投げて成功している。

成功のための指針として、

・出し手と受け手とがタイミングを合わせる。

・複数の選手が関わる中でコントロールしやすいボールを投げる。

この2つを挙げているのです。








 なるほど、この2つを皆が出来れば、スローインの成功率は高まるでしょう。

個人戦術の理解が高い選手が集まっていれば、可能になるはずです。

これが、チーム全体で出来るかどうかは、また違う話になると思います。

成功率の高いチームは、おそらく、スローインのトレーニングをしているのではないか。

少なくとも、ミーティングで、共通理解を持っているはずです。

個人の判断に依存して、スローインをさせるだけでは、ある一定以上、成功率は高まらない。

それが、全体平均の44.5%なのではないでしょうか。

プラス15%を乗せ、61%にするための努力が必要です。

子供たちは忙しい。

日頃から試合もたくさん組まれている。

そして、あれも、これもトレーニングをしたい。

スローインのトレーニングまで追いついていない、目を向けれていない。

そんなチームもあるのではないでしょうか。

個人戦術の能力が高く、なおかつトレーニングをしている。

成功率には、この差が現れているのだと思います。










 フットサルでは、多くのパターンや戦術があります。

キックインも当然のようにパターンがあります。

キックインからゴールを目指すもの。

ポゼッションに切り替える。

キッカーを突然変えたり、交代を駆使するなど、トリックプレーを仕掛ける。

数多くのパターンから、各チームが幾つかのパターンを持っているのです。

5人全員が理解し、ポジションにつき、実行する。

何度もトレーニングを繰り返し、身につけていくのです。







 サッカーも、フットサルもお互いに、いい刺激を受け合い、高めれるでしょう。

フットサルのキックインから、サッカーのスローインに応用できるパターン。

強豪チームになるために、取り組んでみてはどうでしょうか。
posted by プロコーチ at 09:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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