2013年12月04日

ドリブルのトレーニング

 日本の子供たちが、必ずするトレーニングの一つ。

早ければ、3歳4歳から始めます。

そして、中学・高校年代になっても繰り返しトレーニングをしている。

ドリブルのトレーニングである、ジグザグドリブルです。

マーカードリブルと言ったり、シャドードリブルと言ったり。

言い方は様々ですが、やることは同じです。

並べられたコーンやマーカーの間をドリブルですり抜けていく。








 定番とも言えるメニューなので、サッカー経験者は必ず体験しているメニューでしょう。

単純ではあるものの、奥が深いメニューです。

数限りない、バリエーションが考えられます。

ボールタッチの組み合わせ、右足、左足。

コーン・マーカーの数、一つ一つの幅。

均等に置くのか、ランダムに並べるのか。

スピードを上げるのか、丁寧にゆっくりで進むのか。

この組み合わせが、様々な指導者のこだわり。

ドリルトレーニングの長所といえる、動作を習得するには最適な一つです。







 障害物として置いてあるコーン、マーカーをどのように意識させるのか。

ボールを運ぶ、コンドゥクシオンをイメージさせるのか。

それとも、相手を突破する、ドリブル・レガテを意識させるのか。

それによっても、全く異なってきます。

次のプレーを実行するためのつなぎとして運ぶ。

目の前の相手を突破するために、仕掛けていく。

それぞれは、異なるものです。









 例えば、相手を突破するプレーをイメージする。

それならば、目の前のコーンは、相手DFとなる。

どこまで、相手として強くリアリティを持ってイメージできるか?

動かずに、表情も変えないコーン。

だからこそ、実行する選手に、強いイメージを抱きながらトレーニングさせていきたい。

単純にボールを運ぶだけのトレーニングにならないように。

ボールをチョコチョコ動かすのが得意なだけの選手を育ててしまわないように。










 ここでイメージするのは、コーンのどこを、どのように通るのか。

ボールを運んでいく軌道が、大切になってきます。

例えば、ボールを、コーンをダブルタッチで突破する。

それならば、一つ目のタッチでは、相手の足に近づかないような軌道を通りたい。

ここで相手側に近づくと、相手の足に引っかかってしまう。

相手側に運んだほうが楽なのですが、

少なくとも、コーンと平行に、出来るならマイナス方向にずらしていく。

一つ目のタッチで道を作り、次のタッチで突破する。

二つ目は強く前に押し出していく。









 または、ねちっこく付いてくるDFを突破するドリブル。

斜め前にボールを運ぶ。

コーン(相手DF)を超えるまで、奥側までボールを運ぶ。

そして相手に食いつかせておいて、そこから引き戻すようにボールを切り返していく。

足裏でも、インサイドカットでも。

これが、マーカーの手前だと、効果が薄れてしまう。

相手の目の前でチョコチョコ動かしても、相手DFは対応が簡単になる。

グッと奥まで、自分を超えるところまでボールを運んでくるから、対応せざるを得ない。

食いつかしておいて、引き戻して、さらに逆に突破していく。











 判断の要素が少ないから、ドリルトレーニングは控えよう。

反対に、とにかくドリルを繰り返し、基礎技術を身につけさせよう。

極端に針が振れがちです。

ドリルトレーニングは、使い方次第で、良い効果を発揮します。

その一つの工夫として、相手を試合を意識させ続けることが大切になるはずです。

ボールの運び方の工夫一つで、トレーニング効果が全く異なってきます。

単純にコーンを並べて、ドリブルさせているだけ?!

それとも、、。
posted by プロコーチ at 09:33| Comment(0) | TrackBack(0) | トレーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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