2013年12月25日

大きなギャップ

 平成25年度全国学力・学習状況調査 クロス集計結果なるものが発表されました。

小6と中3を対象に行われた、学力調査です。

ある県では、成績の悪い学校の校長名を発表するしないで、ひと悶着ありました。

テストである以上は、点数が気になります。

点数だけに固執しているようでは、実力は伸びていきません。

テストは、受けて終わりでは、効果半減。

次の試験に向けて、どのように対策を施していくのか?

力をつけていくために、欠かすことができない作業のはず。

フットボールで言うところの、M-T-M(マッチ・トレーニング・マッチ)メソッドがこれです。







 
 
 授業の冒頭で目標(めあて・ねらい)を示す活動 ・ 授業の最後に学習したことを振り返る活動。

この活動を行った学校は、明らかに成績が良い傾向が見られました。

全く行っていないと答えた学校よりも8点も平均点が高いのです。

「上記の活動を積極的に行った学校ほど、
 国語B(活用)の記述式問題の平均正答率が高い傾向が見られる。」

このような調査結果が出ました。

トレーニング前に、コンセプトを説明し理解させる。

トレーニング終了後に、振り返り、今日何をしたかを再確認する。

つい、なあなあになってしまいがち?!な、目標を示し、振り返る作業。

改めて、教育の現場で、その価値が実証されました。








 この統計に面白い数字が紹介されていました。

それは、先生と生徒とのギャップです。

「私は、しっかり丁寧に説明しているのに、子供たちは分かろうとしない」

一方の生徒側は、

「先生は、熱心に授業をしてくれない、何を言っているのか正直分からないよ。」

このギャップは、指導の現場では、よく見られるものです。

授業冒頭の、狙いや目標の説明を「よく行った」と回答した学校の児童生徒のうち、
否定的な回答をした割合小学校15%、中学校24%。

授業の最後に学習したことを振り返る活動「よく行った」と回答した学校の児童生徒のうち、
否定的な回答をした割合小学校21%中学校43%。

先生側は、よく行ったと、胸を張っている。

ところが児童生徒側は、「そうでもないよ」と答えている子供が多いのです。

「よく行った」と言っている先生ですら、15%〜40%も否定されています。

これが「どちらかというとよく行った」と答えた先生は、21%〜50%も否定されています。

半分の生徒が、先生が否定されている。

その学級は、スムーズに運営されているのでしょうか?

かなり心配になってしまいます。











 先生の伝え方に問題があるのか?

それとも、児童生徒側の聞く姿勢そのものに、問題があるのか?

コーチの立場から言わせてもらえれば、コーチが改善すべきことが多分にあるように思えます。

話すだけで、満足している。

話している、自分に酔っている。

それでは、児童生徒は、否定的な反応を多く示すでしょう。

聞く側の反応、顔、姿勢、目線に気を配れているのか?

知識・言語レベルを合わせることが出来ているのか?

そして、時間通りにカリキュラムを進めることが目的になっていないか?

まるで、時間に合わせて働く、会社員のように。










 どのようにして、指導する側と、指導される側のギャップを埋めていくのか?

このギャップが大きければ大きいほど、毎回のトレーニングは成功しづらい。

成功というのは、指導される側が、いい方向に変化するということ。

いい変化を導いてあげる、真のコーチを目指したい。
posted by プロコーチ at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | コーチング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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