2014年01月12日

日本人に身につけて欲しいこと。

「 認知する。」

今回お手伝いしたサッカーキャンプで、コーチ陣が最も力を入れたであろう部分です。







 コーチのお手伝いをさせていただきました。

外から見るだけよりも、実際に中に入ったら、より深く理解することができました。

このトレーニングの意図は、何だったのか?

トレーニング、いわばレシピを眺めるだけでは、核心に近づけない部分が出てきます。

眺めるだけでは、想像に任せてしまうことも少なくないからです。

何を目的にトレーニングしているのか。

そのために、どのような準備をしておき、どのようにトレーニングを実施していくのか。

うまくいったこと、うまく行かずに、修正したこと。

4日間、7回のトレーニングセッションで、多くのものを学ばせてもらいました。









 中でも力を入れていたのが、「認知する」percepcion

辞書によると、知覚、感知、受領とあります。

このキャンプでは、認知するという言葉で伝えていました。

初日、第1回目のトレーニングのコンセプトが、この「ペルセプシオン」

そして、4日目、最後のトレーニングのコンセプトも「ペルセプシオン」でした。

実際には、ボールを受ける前に、たくさんの情報を収集することを求めていました。

6・7歳の子供にも、11・12歳の子供に対しても、同じです。

体の向き、観るタイミング、首を振ること。

当たり前の事ですが、多くの選手が出来ていませんでした。

できているつもりの選手も、スペイン人コーチの求めるレベルには達していないのでしょう。

選手の中には、Jリーグの下部組織に所属する選手も、何人もいましたが、、。








 数年前の同じキャンプでも、指導者講習会が行われました。

その時のDVDでは、以下のような内容が話されていました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
観るということを学ぶことが、重要である。

観ることが出来るようになれば、より良い分析・決断を助けてくれる。

そして、実行に移すことが出来る。

正しい実行(プレー)をするためには、前もって観ておくことが大事である。

プレーをレベルアップする前段階!として、観るということを学ばなければならない。
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 トレーニングでも、このようなコーチングがなされていました。

「君たちは、まず足で走っている。」

「まず頭を早く回転させて、それから足も使うように。」

頭から始まって、足から終わる。

そして、さらにはこのような例え話もありました。

「優れた選手になるには、たくさん周りを観なければならない。」

「まるで、(カメラを構える仕草で)常に写真を撮るくらい、周りを観て!」










 それは徹底されていました。

W-UPに、サーキットトレーニングを用いることもありました。

そこでも、ただ、走り、ステップするだけのメニューではない。

何かを観て、判断することを求められていました。

最初は、単純にステップをするだけだったのですが。

それは、トレーニングのやり方を学ばせるため。

どんどん、ノルマが増えていきます。

走るコース、実際に行う動作も、認知していなければ分からない。

W-UPとは言え、単純な実行を繰り返すトレーニングではない。

彼らのこだわりを、強く感じた部分でもありました。










 認知することを求めて、認知の重要性を、最後に改めて伝えた。

日本の子供達に伝えたい内容だったのでしょう。

だから、観るということの重要性を、繰り返し伝えてくれたのです。

キャンプは4日間で終了しました。

選手は、キャンプを終えても、この部分を高め続けることが必要でしょう。

選手の成長に大きくつながっていく。
posted by プロコーチ at 00:08| Comment(0) | TrackBack(0) | トレーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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