2015年01月15日

スペースが無くても突破する

ドリブル突破をする。

・対峙する相手DFより足が速いこと。

・自分の周り、相手の背後にスペースがあること。

この二つが揃えば、ドリブルで突破することは容易です。

さほどボールコントロールが巧みでなくても、可能。

相手との駆け引きも、あまり必要ではありません。

ポーンとボールを相手の背後に蹴飛ばして、グンとスピードを上げれば抜き去れるでしょう。









 小学生の間は、身体能力に差があることがよく起こります。

そして、予防的にカバーリングをしている選手がいないことも、多々あります。

この2つの条件が揃うことが、多いのです。

その結果、成長の早い選手、足の速い選手がドリブラーとして活躍します。

彼らは、年齢を重ねるにつれて、名前を聞かなくなってしまいます。

年代が上がるにつれ、スペースが無くなり、身体能力の差が無くなっていくからです。

あれだけ大活躍した選手は、どこに行ったのか?

逆に、小学生の頃は、無名だったの、気が付けばガンガンドリブルで勝負できている選手もいます。

その違いは何なのでしょうか。










 全日本少年フットサル大会、バーモントカップの最終日を観戦してきました。

ベスト8に残っているチームは、様々でした。

フットサルを常にしているチーム。

普段はサッカーに取り組んでいるが、バーモントに合わせてフットサルをするチーム。

ここ5・6年は、サッカー系のチームが優勝しています。

今回の大会も、決勝戦はアントラーズつくばと江南南。

サッカー系同士の対決になりました。










 彼らにとって、フットサルに取り組んだことは、今後のプラスになるでしょう。

ボールを大きく持ち出していくだけでは、裏のスペースが無いため詰まってしまう。

強いシュートを適当に打つだけでは、GKに止められてしまう。

単純な横パスのミスが、失点につながってしまう。

このような体験は、普段の8人制、11人制では起こらないでしょう。

コートが狭く、常にプレッシャーのかかるフットサルならではの体験だったはずです。









 そして、試合が進むにつれて、ドリブル突破に工夫がみられるようになりました。

ただ単純に縦に進むだけでは無い、工夫をした、駆け引きをしたドリブル突破。

左右に体を振る。

キックフェイントで相手を動かす。

急ブレーキで相手を崩して、横にずらす。

相手をどのように動かすのか?

自分と、相手との間合いがどうなっているのか?

そして、その先のスペースは?カバーは?

様々な工夫が、至る所で起こり始める。

試合の中で、選手たちが成長していた証と言えます。











 残念だったのは、シュートの工夫が少なかったことです。

チームで、ファー詰めを意識させるのが、唯一の工夫でしょうか。

DFと駆け引きできる選手はいても、GKと駆け引き出来る選手は見えませんでした。

ゆっくりなら、その駆け引きも生まれるのでしょうが、フットサルではその余裕が一瞬しかない。

その一瞬で、相手をどう崩すのか?!

これは、もっともっと回数を積み重ねなければ、出来ないのでしょうね。










 バーモントカップで輝いた子供たちが、数年後にどのようなせんしゅになっているのか?

とても楽しみな選手が、2・3人いました。

こっそりと、チェックしておきます

posted by プロコーチ at 15:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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