2015年01月24日

トレンドはUAE

 日本がアジアカップで敗退しました。

同時に、コンフェデ杯の出場権を失ったことを意味します。

戦い自体は、悪いものではありませんでした。

決めるところで決めていれば。

簡単に勝てた試合だったかもしれません。

とにかく、シュートが枠に飛ばないですね。

日本のアタッカーは、ドリブルやリフティングばかりをして育ったのでしょうか。

ボールを運ぶ技術に比べ、キック、ヘディングの精度、強さが、、。









 アギーレ監督は、歴戦の強者ですね。

前任者に比べて、攻撃時のオプションが豊富です。

相手の足が止まったら、武藤というスピードのあるアタッカーを出す。

ラインの位置が低くなれば、ヘディングの強いFW豊田でパワープレーも。

中盤を活性化させるために、運動量が多く、得点力のある柴崎。

的確な采配は、さすがです。

ただ、長谷部がサイドバックを出来ることを知らなかったのでしょうか?

延長前半に、長友の足が壊れる。

長谷部を右サイドバック、酒井を左サイドバックに回し、長友をFWで休ませる。

この発想があったサポーターは、少なくないはずです。











 2010年ワールドカップから続くトレンドを、的確にとらえていたのがUAEでした。

偶然なのかもしれませんが、現代の代表チームの組織作りをしていました。

それは、代表チームのクラブ化。

年間を通して活動するクラブチームのように、時間をかけてチームを作っていく。

選手同士が、選手と指揮官とが、何を考えているの分かっている。

攻守にわたって、多くの選手が関わり合いながら、連動していく試合。

それを達成するためには、代表チームのクラブ化が不可欠なのです。

2010年のスペインは、活動期間の長さに加え、レアル+バルサ。

2014年のドイツは、育成世代からの積み重ねに加え、バイエルンミュンヘン。









 UAEは、2008年にU-20の大会で、アジアを制しています。

そのまま翌年のU-20ワールドカップでは、ベスト8。

その主力が、現在のフル代表を構成しているようです。

お互いが何を考えて、何が出来て、何が出来ないのか?

分かり合っている者同士、それが今回のUAE代表。

さらに、憎いくらいに落ち着いたPKを決めた、タレントもいますね。

完全に、一つのクラブチームであるかのようです。









 日本は、UAEと同じ方法を取ることは出来ない。

そして、スペインやドイツ代表と同じ方法を取ることも出来ない。

中南米の代表チーム、アフリカの代表チームの強化方法が参考になるはずです。

彼らも、自国リーグには、主力選手が残っていない点では、日本と同じ状況。

その手法をよく知っている、アギーレ監督。

そういった面からも、日本代表の監督には適任ともいえます。

厳しい非難、解任論が出るかもしれませんが、私は我慢して彼にチームを作ってもらいたい。
posted by プロコーチ at 01:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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