2015年10月07日

ワールドカップから学ぶ

 ラグビーのワールドカップが、イングランドで開催されています。

日本の初戦、快挙を成し遂げましたね。

優勝経験もあり、今大会も優勝候補の一角である、南アフリカを撃破。

サッカーの世界で言うなら、アルゼンチンやスペインレベルの相手に勝ったようなものでしょうか。

最後の最後まで、勝利を目指して戦う姿勢。

あの戦いぶりを見たならば、一発で好きになってしまいますよね!!

サッカーもラグビーも、元は同じフットボールです。

ルールに違いはあるものの、参考になる部分が大いにあります。






・エディー・ジョーンズヘッドコーチ。

トップレベルの戦いを知る、世界レベルのコーチ。

彼は、JAPAN WAYという方針のもとチームを作り上げています。

外国の物まねをするのではなく、日本独自の戦いを志向する。

「他の多くのチームはキックを交えて敵のゴールラインにボールを進めることを重視したラグビーをしていますが、日本代表はボールを保持する時間を長くするラグビーを目指しています。パスとランでボールを動かし、保持を意識する」

海外の真似をしろ!と言われれば、少し納得のいかない選手が出てくるかもしれません。

でも、海外の名将にJAPAN WAYで戦うぞ!!と言われて嫌な選手は、いないのではないかでしょうか?

言葉の使い方ひとつとっても、ジョーンズコーチの能力の高さが分かりますね。








 さらに特筆すべきポイントがあります。

それは、JAPAN WAYに逃げなかったこと。

自分たちの戦いをする!自分たちの試合が出来れば!

JAPAN WAY の前にまず、対等に戦うためのフィジカルを高める。

「まず、フィジカル面で互角に戦わなければなりません。それができれば日本代表が得意とするスキルやテンポ、スピードを活用して勝機が得られるでしょう。」

私たちサッカーの世界にも、そのまま取り入れる必要がありませんか?

実際、ワールドカップでも果敢にぶつかり合い、互角に戦っている姿を目にしましたよね。

だからこそ、ポゼッションを高めて、試合を有利に運べたのでしょうね。










・まずは、前に。ゴール方向に。

日本がパスを回して、ポゼッションを高める。

モールやラックに素早く集まり、ボールを展開する。

そのための、ボールを持っていない選手の犠牲的な動きの連続は、素晴らしいですね!

この一連のプレーは、助け合うだけでは出来ないはずです。

ボールを持った選手が、まずゴール方向に向かうこと。

ボールを持って「グッ、グッ」と恐れずに相手に向かっていきます。

ここで、ゴール方向に向かうから、相手DFはそこにカバーリングが必要になる。

だから、そこからのパスの展開が有利になる。

最初からパス、パスと逃げていては、相手選手は怖くない。

まずは、ゴールへ!相手の背後へ!

ゴールを目指し、得点を奪い合うのが、フットボール。











・エクストラキッカーの存在

五郎丸選手が、一躍時の人になっています。

試合前のWーUPで、数十M先のポストにボールを2連続で当てていました。

彼のキックの精度は素晴らしいですね。

プレースキックを蹴る前の、両手を合わせるポーズ。

子供たちの間でも、流行ってきています。

ルーティーンを用いて、精神を整え、自分とボールとの世界に入っていく。

クリスティアーノロナウドが5歩下がり、両足を広げ仁王立ちで構える。

ネイマールがPKの助走で膨らみながら入ってくる。

これらも、五郎丸のルーティンと基本的には同じことと言えるでしょう。

トップレベルになればなるほど、セットプレーが勝負を決めることが多々あります。

その時に、エクストラキッカーの存在が、どれほど有難いことか!

サッカーでは、中村俊輔以降、日本には絶対的な存在が見えてきません。

蹴れば蹴るほど上達するのが、プレースキックです。

ここには、身長や体格、スピードの差も存在しません。

是非とも、五郎丸のような選手が出てきてほしいですね。









 ラグビー日本代表は、ベスト8の望みがまだ残っています。

もう少し、日本の戦いを楽しみながら、勉強したいものです。
posted by プロコーチ at 17:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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