2016年05月05日

1%の衝撃

 衝撃的な統計です。

ワースト1位(97位)
パリサンジェルマン…1.1%

同率で同じく1位が(97位)
バイエルンミュンヘン…1.1%

3位(96位)
バルセロナ…1.4%

4位(95位)
ユベントス…1.6%

ヨーロッパ各国リーグで、首位に立っているクラブが、見事に並びました。










 実はこれは、試合におけるロングボールの割合です。

試合中の全部のパスを数え、その中で、どれくらいロングボールを使用しているのか?

スペイン、イタリア、イングランド、ドイツ、フランスの5リーグで順位付け。

彼らは、試合中に数100本のパスを出します。

ワーストランキングに入るクラブは、500〜600本は出してきます。

ボールポゼッション率も高く、ボールを保持しながら試合を組み立てていきます。

その中で、たった1%しかロングボールを蹴っていないのです。

アトレチコマドリーは、比較的ロングボールを有効に使っているかな?

と思って調べてみても、わずか2.9%にしかすぎませんでした。









 自分たちのフットボールは、どうなっているだろうか?

アバウトなロングボールを蹴り込んで、追いかける。

少しでもプレッシャーを受けると、奪われるのを恐れてか、ボールを放棄してしまう。

一体、何%、何十%のロングボールを蹴ってしまっているのか?

「100%自分たちが保持しているボールを、なぜ50%以下に落としてしまうのか?」

「なぜ、このようなプレーを繰り返すのか?」

ドイツ代表のテクニカルスタッフが、講師を務めた指導者講習会。

講師がロングボールに頼る試合を見て、漏らしていた言葉が思い出されます。











 この統計の事実から、我々は何を学ぶべきなのか?
 
私は、2つのことを考えました。

・ロングボールを減らすための働きかけ

・ロングボールの成功率を高める


ボールを持っているONの部分、持っていないOFFの部分。

その両方を高めていく。

そして、ロングボールは、0にはならない。

この辺りを、改めて考察してみたいと思いますが、また別の機会に。










 この中で、あのクラブが入っていませんよね。

そう、プレミアリーグを制したレスター。

彼らは、6.9%。

全98クラブ中、第3位の利用率の高さになっています。

ちなみに、イングランドプレミアリーグの順位で考えると、このようになります。

トッテナム…3.1%

アーセナル…3.1%

マンチェスターシティ…2.4%

岡崎の所属するレスターは、ライバルチームの2倍から3倍もロングボールを用いている計算になります。

イングランドは、元々、ロングボールを多用する傾向にありました。

このレスターの優勝を契機に、またもや先祖返りしてしまうのか?

それとも、他クラブのように地上戦を繰り広げようとするのか?

来シーズンは、見どころが、一つ増えましたね。
posted by プロコーチ at 01:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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