2016年05月21日

ボールタッチを劇的に向上させる方法

 サッカー、フットサルを始めてまもない選手。

いわゆる経験者では、理解しがたいことが、多々あります。

それは、子供でも、大人でも。

その一つは、ボールを扱う技術。

止める、蹴る、運ぶ。

その瞬間に、足が動いてくれない。

そもそも、どのような形で足を動かしていけばいいか?










 手でボールを扱う競技の方が、この部分は楽だと思います。

なぜなら、常に手で何か扱っているからです。

自分の身体をコントロールし、行いたい作業と身体とをアジャストさせている。

例えば、カバンを手で持ち上げる。

それだけでも、足元のカバンと、自分の手とを調整し、アジャストさせている。

どのような形に手を変化させ、どのくらいの力を使えば、上手く行くのか?!

文章に書くと、まどろっこしいくらい、当たり前に作業を繰り返しています。

それが、手・腕。











 ところが、足は、そうはいかない。

何かの作業をする時に、足を直接使うことは、めったにありません。

移動の手段として用いる。

それが、足。

足そのもので、つかむ、運ぶ、持ち上げるなどの作業をしているわけではありませんよね。

生まれてすぐの赤ちゃんは、手と足との区別もなかったはずです。

ところが、いつの間にか、役割分担がなされていきます。

作業するのは手、移動に用いるのが足。










 我々がプレーしているフットボール(サッカー・フットサル)は、厄介なスポーツですね。

日々刺激していない、足を、手のように動かしたいのですから。

移動手段から、作業するための道具として、足を変えていかなければなりません。

どうすれば、足が、良い道具になってくれるのでしょうね。

繰り返し、繰り返し、ボールを触り続けるしかないのは分かっています。

そんな中、ある発見をしました。

本当に偶然なのですが、驚きの瞬間でした。

それは、私のフットサルスクールの7歳の選手を観察していた時に、起きたのです。










 その選手は、ボール運び(いわゆるドリブル)があまり得意ではありませんでした。

力の加減が分からず、ボールを蹴り飛ばしてしまう。

身体とボールとが、全く一体化していないのです。

スクール以外の時間では、ほとんどボールを触っていないのかもしれない。

身体はそれなりに動くのですが、ボールと仲良くなれていない。

よく見ると、アウト(インステップ)のドリブルが、出来ない。

本人としては、指の付け根に当てているつもりなのですが、、、。

つま先に当たってしまい、すぐボールが先に転がってしまう。










 私が、そばに行って、話しかけてみました。
(足のどの部分に当たっているの?)

「うーん、よくわからない。」

困った顔で、答えてくれました。

私は、なぜか、思いつきました。

シューズとストッキングを脱いで、裸足になりました。

(見てごらん、どのあたりがボールに当たってる?)

「分かった!」

突然、私と同じように、裸足になり、ドリブルを始めました。

「コーチと同じところに、当たっているよ!」

今まで、全く出来ていなかった、アウトのドリブルが出来ているのです。

「なんか、裸足だと、やりやすい。」









 裸足だと、つま先でボールを扱うのが痛いから。

だから、無理にでもアウトでタッチをするようになったのか?

靴を脱いで裸足になったことで、感覚が鋭くなったのか?

それとも、面白がって、裸足でボールに触りたいだけだったのか?

真相は分かりません。

この全てが当てはまっているような気がしています。

とにかく、アウトのドリブルが、一瞬でできるようになった選手がいます。

この方法は、追及していく価値があるのではないでしょうか。









 思うように、ボールを扱えない。

ボールタッチがなかなか上達しない。

そう考えるなら、少し小さいボールを裸足で扱うと、いいかもしれません。

そう言えば、ブラジル・フォルタレーザやサルバドールのストリートの子供たち。

彼らは、全員裸足でプレーしていた。

そんなことも思い出しました。
posted by プロコーチ at 00:35| Comment(0) | TrackBack(0) | トレーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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