2016年07月02日

ウォーミングアップ 1

スタジアム観戦の楽しみの1つに、アップがあります。
テレビに映ることもありますが、全容は教えてくれません。
今回のユーロ2016。
まだ、2試合しか観てませんが、幾つもの発見があります。





基本的な流れは、だいたい同じです。
キックオフ45分前に選手が登場してきます。
GKは、それよりも10分弱、早く出て始めています。
まず、ゆっくりとしたペースで、動きます。
この時は、選手の自主性に任せているようです。
ボールを持っている選手もいれば、持たない選手も。
軽くリフティング、ボール運びなど。
強いキックや、ダッシュはしないですね。
サブの選手は、すぐに分かります。
ボールで、楽しそうに遊んでいますから。





最近の流れが、あります。
それは、走り。
ランニング、ステップワークを2回するのです。
以前は、最後に様々なダッシュをして、終わる。
今の流れは、最初のフリーランニングの後に1回。
最後にも、もう一度走る。
そして、この距離が短い。
短いチームだとわずか5m。
長くても、10mほどしか走りません。





1度目のランニング。
この時には、ありとあらゆる動きを取り入れます。
前向き、後ろ向き、横向き、スキップにジャンプ。
そして、その合間にも、動きが入ります。
止まった状態の、スタテイックなストレッチ。
動きながら、ダイナミックなストレッチ。
その場でステップを踏んでから、片足でストップ。
軽い筋トレで、筋肉に刺激を入れているようです。






最近、やたら、試合前には静的なストレッチをしない。
と、アピールしている人がいます。
根拠は、あるようですが。
何でも、パフォーマンスに悪影響だからとのこと。
では、なぜ、世界最先端の人々がやっているのか?
害が無くても、意味合いが薄い、と言う人もいます。
では、なぜ、あの限られた時間の中に、取り入れているのか?
その答えは、シンプルです。
「試合前にも、必要だから」
それが、2016年現在の答えでしょう。





その後は、ボールを使ってアップを続けます。ウェールズと、ベルギー。
パス&コントロールを始めました。
どこかで、見たことがあるメニュー。
まるで、日本の小学生や中学生が取り組んでいる内容でした。
見ていると、世界トップの選手たちが、真面目にやっている。
1つ1つのプレーを大切に、スピーディーに。
当たり前なのですが、その姿に感心します。
ちなみに、ポルトガルもしていました。
設定は違いますが、大切にしているのは、同じでした。




設定は、4ヶ所に分かれ、隣に出して進む。
隣との距離は、10〜15m。
それを繰り返す。
ボールは、2つ同時に使います。
単純ですよね。
発展として、隣に出してリターンを受ける。
リターンを受けたら、1つ飛ばしに、パス。
同じく、これを繰り返します。
2つのパス&コントロールで、計7・8分です。






文章にすると、分かりにくいかも知れませんね。
見れば、1発で分かるでしょう。
特筆すべきは、その精度。
誰も、ミスをしません。
右回りでも、左回りでも、それは変わらない。
そして、パススピードが、ドンドン上がります。
結局、ここか!
パス&コントロールの重要性を、改めて確認しました。


ウォーミングアップは、まだ半分残ってます。
長くなったので、続きは次回に。







posted by プロコーチ at 19:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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