2016年07月10日

勝ち方を知っているか

 いよいよ、ユーロも決勝戦。

ポルトガルが、ようやく悲願のビッグタイトルを手にするか?

それとも、フランスが開催国の威信にかけて、アンリドローネ杯を奪還するか・

熱い大会の最後を飾るにふさわしい戦いを見たいです。









 ポルトガルは、とてもまとまった、良いグループです。

守備に対して、全員が価値を持っている。

ボール扱いの天才たちが、必死に走っています。

試合中は、ほとんど見せてくれません。

びっくりするほどの、ボールハンドリングの能力。

ちょっとした遊びを、アップやハーフタイムで見せてくれます。

ボールが好きなんだろうな〜、その思いがスタンドまで伝わってきます。









 でも、彼らは、その思いを封印しています。

相手から奪って、ボールを持ったら、まず、最前線を見る。

主にクリスティアーノロナウドめがけて、ロングボールを入れてきます。

ボールが収まらなければ、そのまま守備の隊形に。

ボールが収まれば、初めてサポートしながら、攻撃にかかわってくる。

弱者の戦いとも言える、面白くないプレーを、求められているようです。

本当は、もっとボールに触りながら、試合を進めたいはずなのに。

その気持ちを封印して、チームの勝利のために!犠牲心をもって走り続けています。

ちなみに、ボール大好きの気持ちを封印できずに敗れ去ったチームもありました。

それは、ベルギーです。

ベスト8に残ったチームの中で、ボールを扱う能力はNO,1だったかもしれない。

でも、勝ち上がれないのは、この部分が、明らかに足りていませんでした。










 フランスは、観客の声を背中に受けて、順当に勝ち上がってきました。

ストロングポイントは、中盤の中央でしょう。

ポグバとマテュイディの、ダブルディフェンシブハーフ。

攻守にわたって、本当に効いています。

特にポグバ。

クラブでプレーしているよりも、低い位置。

DFラインの前で、こぼれ球を拾い、相手の攻撃を抑える。

ボールを持っても、自分の位置を離れて、前にスルスルと上がる回数が本当に少ない。

ボールをさばいて,受けて、さばいて、受けてを繰り返す。

本当に、よく我慢しています。

ポグバが上がっていくのは、後半途中から。

自分の後ろにカンテが入った時に限られています。

まずは、チームのために。

自分の望むプレーを抑える空気が、今のフランス代表のチーム内にあるのでしょうね。










 では、どちらが勝つのでしょうか?

予想は難しい。

勝ち方を知っているのは、どちらなのか?

フランス代表のデシャン監督。

彼は、選手として、自国開催のプレッシャーに打ち克つ方法を知っている。

そして、ユーロの決勝で勝つためには何をすべきかも、知っている。



ポルトガル代表は、グループとしては、勝ち方を知らない。

なにせ、歴史の中で、ビッグタイトルがありません。

2004年の自国開催の際も、圧倒的に有利だったはずの決勝戦でギリシャに敗れています。

頼みの綱は、攻守の要である、クリスティアーノロナウドとペペ。

彼らは、クラブレベルで、大きな大会の決勝戦を何度も体験しています。

その体験を、チームに還元することができるか?

彼らの活躍次第。





 では、結局のところ、、、。

「フランスが勝利して、無難に終わる。」

この予想が外れたら、笑ってください

とにかく、お互いに腰が引けたような戦いは、見たくないです。

好ゲームで終わって欲しいですが、難しいでしょうね。


posted by プロコーチ at 01:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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