2016年07月16日

ユーロ視察の雑感

 ユーロ2016、ポルトガルの優勝で幕を閉じました。

私は、決勝の結果予想は、見事に外してしまいました。

ピッチサイドに下がっても、選手と共に戦ったクリスティアーノロナウド。

彼の気持ちを引き継いだペペは、MVPの活躍を見せました。

やはり彼らの活躍が、ポルトガル優勝の鍵でしたね。










 今回のユーロは、集団の力が目立った大会でした。

イングランド、ベルギー、スペイン。

タレントの力なら、決勝に進んでもおかしくなかったかもしれません。

個の力の集積だけでは、勝ち上がれない。

そこに規律を植え付けても、結果は変わらない。

一つのクラブチームレベルの集団行動ができたチームが勝ち上がっていく。

そのことが、はっきりと現れた大会だった言えます。

ポルトガルの優勝、アイスランド、ウェールズの躍進、イタリアの踏ん張り。

しっかりと証明してくれた国々です。







 そうは言うものの、クラブチーム並みの連携、戦術的行動を求めるのは簡単ではありません。

そこで、近年重用されているアイデアが、国内クラブをそのまま移植する方法です。

この流れは、2010南アフリカ、2014ブラジルワールドカップと同じですね。

バイエルンミュンヘンを中心とした、ドイツ。

タレントの力に規律を植え付けて優勝を目指したブラジルを、打ち破りました。

クラブチームのようになるために、国内強豪クラブを移植してくる。

さらには、スペイン。

バルサの攻撃+レアルの守備。

それがスペインが世界を制していた力の源でした。

今回のスペインは、中盤よりも後ろは良かったのですが、前線が、、、。

その理由は、簡単ですね。

レアルの攻撃もバルサの攻撃もスペイン人はごくわずか。

ポルトガル、ウェールズ、フランス、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイの彼らが、点を取っています。

スペイン代表が点を取れない理由は、クラブの現況を見れば、明らかです。









 今回、イギリスが、ユーロを離脱しました。

遠く離れたアジアにいると、想像力をもって、ユーロ離脱を考えていなかったかもしれません。

同じヨーロッパなんだから、仲良くすればいいのに。

その程度の認識でした。

実際に、フランスに行くと、そのような考えは吹き飛びました。

私は、フランスに行くのは今回で3回目。

ますます、多様な民族がフランス人?として生活していました。

そこに、ヨーロッパ中の人々、我々アジア人がフランスを訪問。

なんとも、多様性に富んだ景色。

考え方も違えば、見た目も、話す言葉も違う。

一つにまとまることは、奇跡です。










 そのように、多様性に富んだ社会で生きていくためには、何が必要か?

個人として、己を確かに持つこと。

自分の頭で考え、その考えを自らの意見として伝えること。

その意見をぶつけ合いながらも、なんとか良い方向に進めていく調整能力も必要でしょうか。

空気読んでよ〜、言わなくても分かるでしょ。

腹芸は、通用しませんね。

フランスを移動しながら、価値観の違いを味わっていました。

可愛い子には旅をさせよと言いますが、その理由が分かります。










 テロを恐れて?か、今回日本人の姿が、本当に少なかったです。

アジア人は、中国系の方ばかり。

日本人がここまで少ないとは!少し寂しい気持ちになりました。

世界トップクラスの戦いを、自分の目で確認して良かった。

このスピード感、犠牲心、集団行動などは、テレビにどこまで映っているのか?

守備から攻撃に入った時の、なんともダイナミックなスピード。

攻撃から守備に切り替わった瞬間の、プレッシャー+中央への絞りが速い。

両方の切り替わりのスピードは、本当に速い。


そして、ゴチャゴチャとも言える多様性が進んだ社会で生きている人々。

彼らが、目的のために一つにまとまる姿。

まとまらずに、崩壊していく組織。

成功した姿も、失敗した姿も、勉強になりました。

この体験が、私の血となり肉となってくれることでしょう









posted by プロコーチ at 01:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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