2016年11月04日

鹿島アントラーズに続け

 クラブの名前を聞いて、どのようなチームかが思い浮かぶ。

20年前も、今も。

そのようなクラブは、日本にただ一つ。

鹿島アントラーズです。

ジーコスピリットの名のもとに、チームが一つの方向へ向かっている。

「チームに献身であれ」

「自分に誠実であれ」

「仲間をファミリーと思い尊重せよ」

 この言葉は今でも鹿島のクラブハウスに飾られている。

ユニフォームの裏にも印字されている。








 そのスピリットは、20年以上の歳月を積み重ね、伝統となってチームに息づいている。

チームのために戦い、タイトルを目指し、勝負強い。

そのスピリットが、戦いにも表れている。

4バックで、サイドバックがタイミングよく攻撃に絡んでいく。

センターバックは人に強く、ボールを跳ね返す。

ボランチは2枚で、バランスを取りながら、試合を組み立てていく。

相手に嫌がられる球際の強さ、泥臭さ。

セットプレー、相手のミスを得点に結びつけていく。

そこにブラジル人助っ人が、力を倍増させる。

彼らが当たりならば、タイトルを狙えるチームに。











 このような、はっきりした方向性の見えるクラブは、アントラーズだけです。

彼らがすごいのは、選手が入れ替わっても変わらない。

監督が代わっても、変わらない。

ベルディも、マリノスも、ジュビロも、レイソルも良かった時の面影はありません。

監督が退任すると、チームが戦い方そのものを変えてしまう。

選手に頼ったベルディやジュビロは、世代交代に失敗し、別のチームになってしまいました。

ジェフは、10年前の輝きは、オシム監督とともに、消えてしまいました。

サンフレッチェや、レッズも、フロンターレも、この先はどうなるのか?

この3チームは、監督の素晴らしい仕事で、チームの力は高まっています。

では、監督がいなくなり、選手が入れ替わったら、どうなるのでしょうか。

この答えは、10年後にならないと分かりません。









 

 それは、世界的に見ても、同じような傾向にあります。

ある程度は仕方のないことかもしれません。

そのクラブの信念、哲学といったものまで昇華させているのは、ごくわずか。

だからこそ、伝統を持ち、立ち返る場所があるクラブには、価値があるのです。

2016年のJリーグ。

チャンピオンシップに残った3クラブは、いずれもはっきりとしたカラーを持っています。

こだわりを持って、丹念に積み上げたクラブが残っている。

どのクラブも、勝利をするに相応しい。

フロンターレも、レッズも、ここ5シーズンの積み上げは、目を見張るものがあります。

名将に率いられ、力を蓄えた。

クラブも、タイトルをとれていないのに、我慢して信じ続けた。

レッズやフロンターレが伝統を作るためには、この5年間を基にして、積み上げなければならない。










 11月23日から始まるチャンピオンシップ。

この舞台にふさわしい3つのクラブが揃いました。

野球的な香りがしてしまう、このシステムです。

来年以降は、無くなるので、最後のチャンピオンシップ?!

無くなるといっても、やっと、通常の状態に戻るだけです。

世界の常識からみても、ポストシーズンが無いのが、一般的。

とは言え、せっかくのですので、楽しんでみます。
posted by プロコーチ at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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