2016年12月10日

激しく、フェアに。

  森山佳郎U16日本代表監督。

サンフレッチェのユースを、日本有数の組織にした立役者の一人です。

彼は、技術で勝負する、洗練された戦術で勝利する。

という指導者ではないようです。

部活動(中体連、高体連)の持っていた良さを、ユース組織に持ち込みたい。

熱さ、激しさ、お互いを思いやる心を持つ集団にすべく、奮闘されていました。

「相手の足を削る音がしないと、プレスとは呼べない。」










 サンフレッチェ広島がフェアプレー賞高円宮杯を受賞しました。

最も、警告、退場が少ないチームです。

しかも、5年連続6度目は、まさに快挙。

森保監督の就任から5年間で、毎年毎年、フェアプレー賞を受賞しているのです。

5年で3度のJ1優勝も素晴らしいのですが、その5年全てで、フェアプレー賞!

森保監督は、次のようにコメントを出しています。

「選手が試合の中、勝利を追求する姿勢を持ち、その中で激しく厳しくプレーし、
その中でも相手選手、審判をリスペクトするフェアプレー精神を持ち続けたからだと思います。
選手たちを誇りに思います」

さらに、
「過去2年間は優勝とともに、この賞を頂きました。これからもフェアプレー精神を忘れず、結果を追求して頑張ります」


フェアプレー賞(高円宮杯)
年間の反則ポイントが1試合平均1ポイントを下回った全クラブにフェアプレー賞が授与され、
J1ではその中で最も反則ポイントが少なかったクラブに高円宮杯が授与される。
J1からJ3まで全てのクラブがフェアプレー賞の対象となるが、高円宮杯が与えられるのはJ1のクラブのみ。賞金は2013年までJ1のみだったが、2014年よりJ2・J3も授与対象となった。
フェアプレー賞表彰の対象となる反則ポイントの上限数
J1 34ポイント
J2 42ポイント
J3 33ポイント
(即ち、年間の各ディビジョンの総試合数以下が表彰の対象となる。反則ポイントは警告1回につき1点
(遅延行為・異議を唱えたものなどについてはさらに1回1点を加算)、
退場<同じ試合における警告2回による退場も含む>1回につき3点、出場停止試合数1試合につき3点を加算する。また警告・退場・退席処分がなかった試合は1試合につき3点を減点する

引用…Wikipedia






フェアプレー賞の要件を見ると、警告、退場をすると、マイナスのポイントがたまってしまう。

そして、時間の浪費や、異議申し立てに対しては、さらにマイナスポイントが付く。

つまりサンフレッチェは、熱く、厳しく、そしてフェアに戦っている。

当然、ファールはあるでしょう。

ぶつかり合いはあるものの、余計なファールや、不必要な抗議はしない。

対戦相手、レフェリーをリスペクトしながらも、無謀なプレー、暴力的なプレーはしない。

それが、クラブの隅々まで、浸透しているのではないでしょうか。

森保監督は、今年の優勝を逃したことを残念に思っている。

フェアプレーと成績とを両立させてこそ!との決意を語っています。

私が個人的に感じるのは、成績が悪く、チーム状態が良くない時には、不必要なファールがかさみがちです。

そのような状態でも、フェアプレー賞を逃さずに受賞したことこそ、評価されるに相応しいのではないでしょうか。













 蛇足ですが、浦和レッズのセンターバックであり、日本代表である槙野。

彼は、ここ数年、余計なファール、カードが多いですね。

槙野のプレーを見た、私の教え子が質問してきました。

「ユニフォーム、引っ張っても、転ばなければファールじゃないの?」

小学生が、日本代表のプレーを見て、間違ったことを憶えてしまう。

今回のチャンピオンシップでも、PKを与え、イエローカードを出されてしまいました。

結果として、あのファールが、チームを敗北に向かわせてしまいました。

全く、必要の無い反則でした。

後ろから必死に走り、相手FWの鈴木に、足音を聞かせる。

そうすれば、相手FWも自分のタイミングでは、シュートも打てないですし、余裕を持つことは出来ない。

味方GKの西川と2人でゴールを死守するイメージを持てれば良かったのです。

槙野選手は、もう一度、サンフレッチェの教えを思い出してほしい。

フェアで、激しく、クレバーで熱いDFとして、飛躍して欲しいです。
posted by プロコーチ at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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