2017年02月08日

自転車のサイズ、ボールのサイズ

 近頃、ストライダーが人気です。

早いと2歳くらいから、乗り始めていますね。

ペダルの無い、幼児用の自転車と言えばいいのでしょうか。

3輪車よりも簡単に乗りこなせるようで、小さい子供がピュンピュン走らせています。

これに乗っていると、自転車に乗れるようになるのが早い気がします。

バランスの取り方が似ているからだと推察されます。








 このストライダー。

サイズは、12インチ。

2・3歳の子が、両足を付けて使えるサイズですからね。

幼稚園生の5・6歳だと、小さく感じるかも。

見ていると、サドルを上げて対応しているみたいですね。

ちなみに大人の自転車は、27インチくらい。

体の大きさに合わせて自転車を購入するのは、珍しいことではありませんよね。

メーカーのサイズ、年齢対照表がありましたので、紹介しておきます。

12インチ… 80〜105p  2〜3歳
14インチ… 91〜108p  3〜5歳
16インチ… 98〜119p  3〜6歳
18インチ… 103〜125p  4〜8歳 
20インチ… 111〜135p  5〜9歳
22インチ… 111〜146p  6〜11歳
24インチ… 122〜154p  7歳以上








 フットボールの世界も、年齢によってボールのサイズを変えています。

未就学児は3号球。

小学生は4号球。

中学生以上は5号球。

シニアや、レディース大会(女子の30歳以上)だと、5号の軽量球でしょうか。

体の成長に合わせて、ボールのサイズを少しずつ大きくする。

まるで、成長に合わせて、自転車のサイズを上げていくように。

小さい体に、大きいボールは扱いずらい。

それどころか、筋力の育っていない体に、大きく重いボールはケガの原因にもなりかねない。

これは、常識となっているはずです。










 ところが、まだ遅れている分野があります。

フットサル。

ようやく2013年に小学生用として、3号球が導入されました。

その年のバーモントカップ(全日本少年フットサル大会)を機に広まっていったと記憶しています。

以前は、小学生用として、4号の軽量球が使用されているのを目にしました。

大人のサッカーが5号、フットサルが4号。

それなのに、小学生のサッカーが4号、フットサルも4号というのは、おかしな話でした。

重たく、大きすぎるボールでしかフットサルが出来なかったのが、以前の小学生でした。










 私も2011年ころから、小学生のフットサルを指導させてもらっています。

当時からこだわりとして3号球を用いていました。

それは、フットサル先進国であるブラジルから学んだからです。

彼らは、フットサルも、体のサイズに合わせて、ボールのサイズを当たり前のように変える。

ブラジルでは、1号、2号のフットサルボールを見せてもらいました。

これが、日本では手に入れるのが大変。

スポーツショップをめぐり、かき集めました。

日本ではその概念そのものがなかったようです。

私が買ったペナ*ティのフットサル3号球は、サッカー協会の検定球ではありませんでしたから。

3号球でトレーニングをすると、子供たちは、見違えます。

まるで、重りから解放されたように、伸び伸びとボールを扱います。

そうすると、判断、認知、駆け引きの部分に、意識を持っていくことができる。









 小学生のフットサル大会に出場しても、4号球でプレーさせられていました。

しょうがないですよね。

2013年までは。

ですから、大会本部と話をして、手持ちの3号球を試合用に貸し出したことも多々ありました。

ところが、2017年になった、今でも、3号球が普及しきっていない。

モルテンからも、アディダスからも、ペナルティからも、検定の3号球が売られているのに!!

もし、大人の大会で、フットサル5号球や、サッカーの6号球を出されたら、どう感じますかね?

(もちろん、そんなサイズは売っていないでしょうが)








 自分の子供に、大人サイズの自転車を与えることは、あるでしょうか。

足が届かず、重たい自転車を乗らせる?

「すぐ大きくなるから、我慢しなさい。」

とでも言うのでしょうか?

そのような親御さんは、ついぞ目にしません。

それならば、ボールも、成長に合わせたボールを使うべきです。

技術を磨かせたい。

繰り返し判断させたい。

狭い空間でも、堂々とプレーさせたい。

そのような意図で小学生年代にフットサルを取り入れているのでしょう。

それならば、ボールは体に合ったサイズで。





追記

私は、この文章が古臭いものになることを心から願っています。

「そんなの当たり前でしょ。」

そのような日が来ることを、信じています。
posted by プロコーチ at 18:36| Comment(0) | TrackBack(0) | トレーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/446796595
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック