2017年03月01日

今年も、現役で迎えた日。

 2月26日。

この日付は、特別な意味を持ちます。

226事件もそうなのですが、それよりも。

我々フットボールの世界で生きるものにとっては、少し違う意味を持ちます。

三浦知良選手の誕生日です。

横浜FCとのいい関係が、彼のキャリアを支えています。

スタジアムにサポーターを呼び、報道陣を集める力。

その期待に応える、プレーにゴール。

93年にJリーグが開幕して、24年たっても、彼を超える選手は出てきていません。










 今年でなんと、50歳。

世の中で50歳と言えば、どんな歳でしょうか。

織田信長に言わせれば、死を迎える年齢。

「人生50年、、、」。

会社や、お役所ならば、管理職でしょうか。

座り仕事や付き合いが多く、ぽっちゃりとしたお腹周りに。

運動は、週に一度のゴルフ?

90分間走り回って、ダッシュして、ジャンプして。

想像しづらいお年頃です。








 カズ選手は、誕生日である開幕戦に先発出場。

当然ですが、一選手として、戦っていましたね。

自分の子供のような選手とともに、勝利を目指す。

もちろん、相手チームも遠慮はしてくれない。

攻撃も守備も、積極的にプレー。

トレーニングのランニング中は、常に先頭で走るカズ選手。

試合でも、背中で語っているかのようです。









 プロの世界でやっていくためには、心身ともに磨き続けなければならない。

若い間は、持って生まれたもの。

今までの貯金だけでプレーできる人間もいるでしょう。

神によって与えられた才能が飛びぬけた選手は、実際にいます。

その大きな貯金があるから、プロの世界に入り、活躍できる。

ただ、何年続けることができるのか?

持って生まれた貯金は、いつの日か、0になってしまう。

貯金し続けること。

それは、人よりも努力し続けること。








 前にも紹介したエピソードになりますが、ある日の講習会でのことです。

私の尊敬するコーチがインストラクターを務める、講習会がありました。

努力について、将来の日本代表を目指す、15歳くらいの選手に語りました。

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日本代表の全体トレーニングが終わった後、黙々とボールを蹴る選手が二人。

カズとゴン。

俺は、彼らに聞いたんだよね。

「なんで、トレーニングが終わっても、蹴ってるの?」

「ジョウもゾノも、もう帰ってるよ。」

それに対して、ゴンは、

「俺は、下手だから、練習しないと。」

カズは、その間も、黙々と蹴り続けていた。

そのコーチは続けました。

ジョウや、前園は、もう引退してるよ。

でも、カズやゴンは、まだ現役で戦っている。

その違いに気づいて欲しい。

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 この講習会は10年ちょっと前の話です。

10年たっても、色あせないエピソードです。

この話を聞いていた選手は、今や25歳を過ぎています。

もしかすると、プロのピッチに立っているかもしれません。

考えれば考えるほど、すごい景色を我々は目にしていますね。
posted by プロコーチ at 01:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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