2017年03月13日

真っ当なら、5対2か6対2。

 バルサが歴史的な、大逆転劇をおさめました。

UEFAチャンピオンズリーグ、ベスト16.

1stレグでは、4対0の惨敗。

内容も悪く、このまま敗退が予想されていました。

過去の歴史を紐解いても、4点差をひっくり返した例は無いらしく、、、。

パリサンジェルマンのベスト8進出は、決まったもの。

バルサの逆転を考えていたのは、関係者と熱狂的なサポーターだけだったでしょう。










 試合は、アディショナルタイムで決勝ゴールが決まる、なんとも劇的なもの。

観ている側からすれば、なんともドラマチックな展開でしたよね。

テレビで観ていた我々は、歴史の生き証人になれたわけです。

DFを1枚削り、中盤を分厚くする。

しかも最終ラインも、相手陣内に全員が常に入っている。

あり得ないくらいの、攻撃的な布陣で、試合を進める。

カウンターアタックは怖くないのでしょうか?

怖かったと思いますが、そんなことは言ってられないのでしょう。







 それにしても、パリサンジェルマンの選手はだらしない。

もっと、落ち着いて時間を使いながら、試合を進めていく。

ちんたら、ちんたら、見てててつまらない試合に持ち込むことは出来たのではないか?

あちらこちらで、選手が痛み出して、ピッチに倒れこむ。

何かあったら、すぐにレフェリーを囲むように、抗議をする。

相手をイラつかせるような態度や、プレーを繰り返す。

南米では、ただ勝利をつかむだけに、試合をすることは、当たり前にあります。

ディマリアに、マルキーニョス、そして何よりチアゴシウバ。

彼らなら、泥仕合に持ち込むことも出来たはず。

なぜあんなに、不安げな表情で試合をするのか?

彼らには、不敵な顔で、試合を終わらせて欲しかった。










 私が不思議なのは、バルサが絶賛されすぎていること。

本当に、この試合のバルサはすごかった。

勝利への意欲も、勝利を信じるメンタルも、サポーターの雰囲気も。

全てのカンプノウを取り巻く雰囲気が、勝利を後押ししていました。

最も、彼らの勝利を後押ししたのが、ドイツ人主審アイテキン氏でした。






 バルサがもらったPKは2つ。

ネイマールが転ばされたのは、間違いなくPKでしょう。

スアレスが倒れたのは、どうでしょうか?

ルールを考えると、腕の不正使用のホールディング。

行為そのものが反則なので、チャージのように程度で、反則かどうか決まるものではない。

それでも、この日の基準で考えるなら、あれは、PKでは無かった。

スアレスの過剰な、恥知らずな演技に騙されたのでしょうか?

67分のシミュレーションでイエローをもらったプレーとの違いが、私には分からない。

1枚イエローカードをもらっているのに、また、わざと倒れるスアレスの根性の勝利ですか?







 パリサンジェルマンがもらうはずだったPKも、2つ?。

1つは、マスチェラーノのスライディング時のハンド。

はっきりと、腕に当たって、方向が変わりました。

ボールの方から腕に当たっている、不自然に腕を広げていない。

2つの理由から、ハンドでなくていいのです。

でももし、逆に腕に当たったのが、パリサンジェルマンのDFの腕ならどうだったでしょうね。

もう一つは、同じくマスチェラーノの反則。

同胞のディ・マリアに対する真後ろからの、スライディングタックル。

カウンターアタックで抜け出したディマリアが、GKと1対1に。

シュートを打つ寸前に、追いかけていたマスチェラーノが、真後ろから迷いなく足を削りました。

得点機会の損失で、一発レッドが出る?!と思いました。

結果は、PKも無ければ、カードも無い。

あんなタックルが許されるならば、DFは楽ですよね。








 ネイマールのプレーは凄かった。

特に、80分を過ぎてからの彼は、神がかっていました。

バルサの選手の頑張りも、本当に素晴らしかった。

でも、パリサンジェルマン寄りの主審なら、4対3だったかもしれない。

今回の2NDレグは、5対2、せいぜい6対2でバルサ勝利が相応しい。

この試合には勝利したもののの、残念ながら、美しく敗れ去った。

それが、真っ当な結末ではなかったでしょうか。
posted by プロコーチ at 01:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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