2017年06月09日

まねしたわけでは無いでしょうが、、。

 チャンピオンズリーグの決勝戦。

予想外の大差になりましたね。

前半は同点で折り返したのですが、終わってみれば。







 レアルマドリードと、ユベントスとの間には、そこまでの差はなかったと思います。

決めるべき選手が決めたチームが勝利。

決めるべき選手を抑えられたチームが敗れてしまった。

みんなが、クリスチャーノロナウドに点を取らせるために動いていたように見えます。

FWのパートナーの二人からは、得点のニオイがしなかった。

でも、仕事はバッチリ。

ボールを前線で受けて、ためを作ったベンゼマ。

自由にピッチ上を動いて、攻撃のアクセントとなり続けたイスコ。

そして、この3人は、ペナルティエリアの幅を中心に動いていました。

3トップとは言えども、オランダのようにウイングが、サイドに張り出しているわけではない。

サイドに張り出して、両幅を大きく使って、中央を開ける意図は無かったようです。








 その仕事は、両サイドバックのカルバハルとマルセロが担っていました。

本当に高い位置まで進出して、攻撃に関与していました。

サイドバックという名前が相応しくないのです。

3トップが中央に、両サイドバックがサイドを高く。

この5人が、前線の攻撃を担当。

中からも、外からも、相手のゴールに迫って行きます。

それを支えるのが、中盤の3枚。

クロースとモドリッチの2人は、本当に賢くプレーします。

余計なプレーはしないので、ボールを奪われることが少ない。

右から左、左から右にボールを散らす。

前のスペースにボールを持ち出す。

派手ではないのですが、効いている選手でした。

カゼミロだけが、違う役割を持たされています。

ジダンが選手時代の、マケレレ役です。

相手を潰し、スペースを埋める。

前掛かりになるチームの中央を一人で守る、とてつもなく大きな役割。

チェルシーのカンテ、レアルのカゼミロ。

強いチームには、彼らのような超一流の汚れ役がいるのですね。

そして、GKのナバスと、CBのセルヒオラモスとバラン。

攻撃に偏ったチームの中で、大変な仕事量だったでしょうが、見事に守り切りました。

センターバックの2人が、カウンターアタックをさせない、最初のつぶしは、特に有効でした。

あれだけ広い範囲を守る機動力は、お見事。









 話は変わって、日本代表。

最終予選を控えた、対シリア戦を観ていると、気付きました。

ハリルホジッチ監督が、またも、新たな取り組みを見せているのです。

それは、今回のレアルマドリードと同じデザインを、ピッチに施している。

前回の1-4-1-4-1と並びだけは、似ています。

が、選手個々の持っている役割が違います。

相手を押し込んで、ボールも持ちながら試合を進める。

前線の5人(中央の3人プラス、両サイドの2人)

中盤の3人((組み立て役2人プラス、つぶし役の1人)

センターバックの2人とGK。

レアルマドリードのあれを、そのまま当てはめたかのようです。








 アジアでの戦い方を考えているのでしょう。

こちらがボールを持って、試合を進める。

相手は日本を警戒して、引き気味に来る。

その相手を崩すための、システムでしょう。

ハリルホジッチ監督は、指導力がない。

守備を固めて、奪ったら縦に速い攻撃しかできない。

そのように考えているなら、それは大きな間違いですね。

強いチームを相手にした時に、守備を固めて、奪ったら速い攻撃。

アウェイのオーストラリア戦で見せた、絶対にロースコアに持ち込む、負けない戦い方。

そして今回の、レアルマドリード型。

監督は、様々な状況に合わせて、戦い方を変化させて対応できるチーム力を高めようとしている。

本番に強いチーム作りを続けているのを感じますね。










 最終予選のイラク戦は、どの戦いを持ってくるのでしょう?

勝ち点3を取りにくるなら、今回のレアルマドリード型を出してくるのでしょう。

それとも、リスクを減らすために、まずは守備から入るのか?

試合開始のホイッスルが楽しみですね。
posted by プロコーチ at 07:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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