2017年08月22日

我慢できない?

 ブラジル遠征中です。
 
小学生同士で試合をしました。

子どもたちは、いいですね。

言葉など分かっていないのですが、すぐにコミュニケーションを取り始めます。

ブラジルの子供たちの、人懐っこさに助けられながらも、日本人も少しずつ。

名前、年齢、あいさつ、数字などを教えあいます。









 ブラジルの子供たちの多くは、自分を表現しようとしますね。

攻撃にしても、守備にしても。

自分が、これをしたい!

その気持ちが、強くあふれています。

外から見ていても、感じ取れます。

上手い・下手、出来る・出来ないではない。

体の奥の方から、情熱が湧き出ているようです。










 その姿を、ブラジルの指導者は、見守っています。

ポジションも、判断も、無茶苦茶な選手が、ごろごろ。

それでも、選手を、じっと見ています。

成功しても、失敗しても、気にも留めない様子。

指示もほとんど、出しません。

そのチームがU10〜11だったことも、理由にあるでしょう。

ちなみにレベルは、ブラジルの平均レベルのスクールだそうです。









 1試合15分。

それを、4回行いました。

セットの休憩ごとに、ミーティングは開かれています。

そこで、話されていることは、大した内容ではありません。

けが人の有無や疲れ具合を確認。

次のセットのメンバーを発表。

「トレーニングしていることを、出してこい。」

その程度ですね。
















 彼らのプレーの特徴があります。

それは、ゴールめがけて、グイグイ進んでいくことです。

遠くからでも、多少無理そうに見えても、シュート。

前に飛び出して、パスを要求。

ボールを持ったら、目の前のDFと勝負のドリブル。

とにかく、ゴールへ、ゴールへと進む意識が強い。

守備は、相手の足元に、飛び込む。

襲い掛かるといった方がいいかも。

抜かれることは、あまり恐れない。

奪い返したい!その気持ちが守備の源泉でしょう。









 そのような、雑に見えるプレーをしても、怒鳴るコーチはいません。

ピッチ上の子供たちは、やらされている感覚は、感じないでしょうね。

のびのびと、自分が好きなフットボールをプレイしている。

ただ、その一点。

だから、失敗しても、ベンチの顔色をチラ見することはない。

失敗を恐れて、プレーが小さくなることもない。

何度も、取られて、何度も取り返して。










 ちなみに、ゴールへの強い意識がある中でも、パスをつないで試合を進めようとしていました。

ドリブルだけで試合を進めることは、ありません。

そして、ピッチの場所に応じたプレーを、少しずつ、理解している様子も見られます。

クルゼイロのスタイルである、パスをつないで、ゴールを目指す。

ドリブルも、パスも、シュートもある攻撃。

自由に見える彼らも、日々のトレーニングで、習慣を身に着けているようです。

そして、その根底に、ゴールを目指すという情熱がある。

私の眼には、なんとも、いい感じのバランスに映りました。









「コーチがパスを求めていても、シュートでしょ。」

「ここは、ドリブル、行っちゃうでしょ。」

子どもたちから、そんな声が聞こえてきそう。

それでも、我慢強く、見守っているコーチ。

長い目で育てる!強い意志。

それが、文化なのでしょうね。


posted by プロコーチ at 13:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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