2018年08月03日

これからもダイブして欲しい

 ワールドカップが終わり、何となく力が抜けています。

そろそろ戻って来ないと。

それだけ、4年に1度の祭典には、力があるのでしょうね。









 大会を振り返ると、多くのサプライズがありました。

優勝候補に挙げられた国々の不甲斐なさ、、。

スペイン、ドイツの敗退は、あまりに早すぎました。

そして、南米勢の不振。

ヨーロッパ開催では、力を発揮できませんね。

と言うよりも、ヨーロッパ開催だと、ヨーロッパがいつも以上の力を出してくる。

すると、チーム力の高さで、南米勢がかなわないように見えました。










 エムバペの活躍。

スピード、テクニック、アイデア。

そして何より、あの若さ。

ペレが、17歳でワールドカップを獲得した大会を思い起こさせてくれます。

スウェーデン大会で、ペレが母国ブラジルに初優勝をもたらしました。

ペレは17歳にして、大会で6得点。

エムバペは、同じく優勝したものの4得点。

今後はどうなるのでしょうね。

これは、前にも書きましたが、彼の活躍。

フランスというチームの好調のおかげが大きいです。

センターラインと言う軸が、パシッと決まっている。

ヨリス、バラン、ウミティティ、カンテ、グリーズマン、ジルー。

不動のメンバーが、安定のパフォーマンスをしてくれる。

だから、枝となる選手は、伸び伸びとプレーできていた。

エムバペも、すごいシュートを決めたパバールも。

今回は、ポグバも枝でしたね。

エムバペの真価が問われるのは、自分が幹になった時。

チームを勝たせ、自分も力を発揮できるのかどうか。

その時に初めて、彼の評価が決まるのだと思います。












 私としては、ブラジルが早期に負けたのが残念でたまりません。

ベルギーのシステムチェンジに対応出来なかったのが敗因。

などと、解説も耳にします。

それは、半分しか当たっていない。

敗退の最大の原因は、カゼミロの不在。

中盤の守備を一手に担っていたカゼミロ。

彼が、ファールトラブルで欠場したことが、ベルギー戦の敗因。

彼がいれば、ベルギーが奇策に打ってきていたとしても、対処していたでしょう。

代わりに出場したフェルナンジーニョは、とてもいい選手です。

でも、ブラジルの組織、特に中盤の組織。

これは、カゼミロがいてこそ、成り立つ組織になっていた。

その当人が不在では、誰であっても、代わりは務まらない。

この、特定の人に依存した組織の構築が、南米の組織の特徴であります。

強みを発揮することもあれば、弱さを露呈することもある。

弱さを発揮してしまったのが、今回のベスト8でのベルギー戦ですね。













 ネイマールがシミュレーションしているのではないか?

ネイマールのダイブが、見るに堪えない。

ネイマールチャレンジなる言葉も生まれたようです。

このような批判が、かなり話題になりました。

イングランドなどでは特に、芝に寝そべる行為は、みっともないとされている。

そのように聞いたこともあります。

だから、あのようにファール欲しさに転がっている。

ダイバーのように飛び込んでいる選手。

フェアプレーではない。








 知ったような顔で、ネイマールが転んで、痛がっている姿を批判する人々。

その人たちは、本気で削られたことがあるのでしょうかね。

ネイマールは、自分から転びに行ってはいませんよ。

彼のスピードあふれるドリブル、変幻自在でどこに、いつ行くか分からないドリブル。

それを止めるために、足ごと削りに行っている。

腕を振り回して、服をつかみ、体を抱えている。

ネイマールは、大きな選手ではありません。

175センチ68キロ。

軽い選手がスピードに乗っている時に削られる、無理やり止められる。

そこで耐えると、大きな衝撃が本人の体を襲います。

彼は、小さい頃から、削られ続けているでしょう。

ブラジルのDFは、足の骨ごと刈り取ってくる選手も多いです。

それを避けるために、柳のように、忍者のように受け流す必要があります。

踏ん張ると、大ケガにつながります。

わざと飛んでいるように見えるのも、負傷を避けるために飛んでいる部分も大きいはずです。












 文句を言うなら、ファールで止めようとするDFに、まず言うべきではないでしょうか。

そして彼は、4年前に選手生命の危機に遭っていることを忘れてはならない。

コロンビアのスニガに、飛び膝蹴りを故意に入れられた。

背骨を折る大けがで、ワールドカップを棒に振ったネイマール。

もう怪我をしたくない!

心の叫びが、彼の痛がり方から、聞こえてくるような気もします。

もし、ネイマールが直すとするなら、飛んだ後、痛くない時は、速やかに立ち上がることですね。













 私はこれからも、ネイマールにはダイブして欲しい。

これからも、果敢なドリブル突破を見せ続けて欲しい。

そして、二度と大きなケガを負わされて欲しくない。

だから、批判にめげずに。遠慮なく飛んでください。

何もない時は、サッと立ち上がることも、覚えてください。
posted by プロコーチ at 23:20| Comment(0) | 観戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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