2012年10月12日

動き作りのために

 子供たちの体力において、2極化が進んでいる。

運動をする集団と、運動を日ごろしない集団とに。

この運動習慣の差が、体力テストの点数にも、ダイレクトに影響している。

運動会で活躍しているのも、サッカー、野球、・・のチームに所属する子供達。

学校から帰って、塾に通い、家でゲームをする子供たちの体力は、低下。





 

 都市に住む子供たちは、外遊びの確保が困難です。

三角ベースや、どろけい、缶けりに鬼ごっこなどを、どこですればいいのか。

伸び伸びと走り回れる場所が、都市部には少ないでしょう。

子供たちのエネルギーを発散する場所は、街中には見当たらない。

昔の空き地や、道路の代替場所に、グラウンドがなっている部分はあるでしょう。

運動する場所=特定の種目になっているのが現状なのではないでしょうか。








 時代の移り変わりと共に、変遷していったのでしょう。

この流れは、今後も進んでいくに違いありません。

一つ、大きな問題があります。

早くから、専門的な運動しかしないことです。

幼いうちから、野球なら野球、サッカーならサッカーに決めてしまうからです。

小さい頃から、ボールに触れているのに、問題などないように感じます。

問題なのは、ある程度、決まった動きが、ほとんどであることです。









 例えば、サッカーだけを幼い頃からプレーしている子供。

ボールを投げる動作や、高いボールを認知する能力、取っ組み合いで発揮する力。

他にも、高いところから飛び降りる体の使い方。

サッカーでは、あまり発揮しない動きです。

このようなサッカー以外の動きが、身につかない。

運動をしていない子供の、走り方がおかしいことと、本質は同じです。

やっていないことだから、出来ない。









 全ての子供たちに訪れる、チャンスの期間。

9歳〜12歳くらいにゴールデンエイジと呼ばれる期間が来ることは、有名です。

即座の習得とも呼ばれ、一度経験するだけで、その動きを習得してしまう。

このゴールデンエイジは、一生に一度だけ、誰にも等しく訪れます。

学習のために最高の年代とも呼ばれています。

サッカーに必要な、全てのスキルを習得するチャンスの時期なのです。








 このゴールデンエイジを、さらにすばらしいものにするために、準備が必要です。

プレゴールデンエイジと呼ばれる、9〜10歳までの期間の過ごし方。

様々な動きを、経験する。

投げる、飛ぶ、走る、転がる、ぶつかる、蹴る、つかむ、握る、その組み合わせ。

様々な運動の経験が、神経回路を形成してくれる。

いわゆる、動き作りをどれだけしておくのか?

それが、ゴールデンエイジを迎えるまでの準備になるのです。









 では、今の、子供たちの運動環境はどうでしょうか?

様々な動きが経験できる環境になっていないのではないか。

あまりに早くも、プレーする種目を決定しすぎてはいないか?

このことが、ちょっと足先のボールフィーリングが、上手な選手の量産になってはいないか。

ダイナミックで躍動感があり、技術も高い選手。

上手くて、強い選手。

賢くて、かつ、体もぶつけることも厭わない選手。

そのような、日本人選手が、数多く出てきて欲しい。







 U-10までの過ごし方が、大きな鍵を握っている。

環境が無いなら、作ればいい。

トレーニングに、動き作りを促すメニューを組み入れるだけでも。
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2012年10月09日

開始と継続

「最近の子供はコケて骨を折る、塾やゲームばかりで・・・」

「昔の子供の方が、体が動いていた」

そのような話を、耳にします。

確かにイメージでは、軟弱になった都会っ子が増えた。

また、外で遊ぶ子供がいない。

だから、子供たちの運動能力が低下している。

これは、半分当たっていて、半分間違っているようです。








 2011年度の体力・運動能力調査の結果が発表されました。

約30年前の1985年の記録と比べても、上回っている項目もあるようです。

11歳男女の反復横跳び、

13歳男子の50メートル走とハンドボール投げ、

16歳男子の50メートル走


また、10数年前から、新体力テストと変わり、中身もリニューアルされています。

今回、98年度以降、最も高い合計点を記録した年齢すら出ました。

9歳男女、13歳男女がそれにあたります。

これらの結果だけを見ると、今の子供たちの体力は低下していない?!

なんとなく流布しているイメージが間違っているようにも思えます。








 最近の子供の体力の傾向としては、2極化が言われて久しいです。

サッカーや野球など、チームに入ってバリバリ活躍している子供。

ほぼ、運動はせずに、主に室内で遊んでいる子供。

この運動の習慣が、子供たちを大きな2つの集団に分けているのです。

運動をしている子供たちは、さほど体力の低下は見られません。

運動をしていない子供たちは、イメージ通りの現代っ子。

例えば、1500M走・13歳男子の記録。

運動をする子と、運動をしない子供は、同年度との差が約20秒もあります。

この傾向は、全体を通しても言えることです。

つまり、何がしかの運動習慣をつけること。

部活動や、地域のクラブで、継続的にスポーツをすることで、体力をつけることができる。








 ただし、せっかく身につけた体力も、加齢と共に低下していくものです。

残念ながら、人間はいつまでも若くはない。

20歳あたりを頂点として、徐々に衰えていく。

面白いデータも発表されていました。

加齢と運動習慣との関連性についてのデータです。

同じく新体力テストの結果です。

20〜60代前半(6種目)の合計点で比べます。

日頃運動をしない20代前半の、運動を週3日以上する40代後半と同水準。

ちなみに女性では、運動をしない20代前半、運動をする50代前半に近い水準です。









 さらに調査では60〜64歳の記録を区分けしています。

日頃の運動習慣と、若い頃の部活経験者の組み合わせです。

昔、バリバリ運動していたから、体力がある!過信している人は多いかもしれない。

若い頃に運動していたらなあ、と後悔している人もいるでしょう。

実際の結果は、興味深いものでした。

予想通り、男女とも「部活動経験あり+毎日運動」群が最も高い数値を示します。

ところが、男子では「経験なし+毎日運動」群が「経験あり+運動しない」群を上回った。

女子でも「経験なし+毎日運動」群が「経験あり+運動しない」群の同程度にまで迫った。

つまり、年を取ってからの運動習慣が、現在の体力に、より大きな影響を与えているのです。








 子供の頃に、運動を開始すること。

そして、大人になっても、運動を継続的に行うこと。

生活の質を上げ、病気を未然に防ぐ効果もあるでしょう。

ただ、長く生きるのではなく、心身ともにパワフルな活気のある生き方をしたい。

小さな時から、生涯、ボールを蹴ることが、当たり前の生活。

我々は、その環境を提供し、サポートをする。

もちろん、自分自身も、引退なくボールを蹴り続けたいですね。









 最後に、少し気になる数字も紹介します。

小学校に入ったばかりの7歳の走力が、下がり続ける傾向にあるのです。

50メートル走の記録は男子が10秒68、女子が10秒98。

それぞれ前年度より0秒01、0秒05ずつ速いが、2年前よりは0秒02、0秒01ずつ遅い。

ピークだった1988年度と比べると、男子で0秒43、女子で0秒45の差が開いている。

運動の経験を持たずに、小学校に入学する子供が増加しているのではないでしょうか。

いち早く、運動を開始して欲しいですね。
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2012年10月02日

移動距離が示すもの

 日本は、南アフリカワールドカップで、9位になっています。

ベスト16で敗退チームを、グループリーグからの勝ち点で並べる。

すると、9位になるのだそうです。

それを裏付けるようなデータがありました。
引用…Technical news, vol.51

1試合あたりの移動距離は、32ケ国中10位。

もちろん、チームの力と、走っている距離とが直結しているわけではありません。

なにしろ、優勝したスペインは日本よりも短く、12位の走行距離ですから。

(ちなみに1位はオーストラリアです。)





 そして、同時に、面白いデータも紹介されていました。

ボールポゼッションをしている間の移動距離の順位です。

第1位はここでスペインが出てきます。

先ほど、10位だった日本は、何位に入っているのか?

一気に31位まで落ち込んでしまいます。

ボールをポゼッションしている時間が短かった現われ?!










 単純な移動距離の順位よりも、ポゼッション中の移動距離の順位が高い。

そのような傾向が明らかな国がいくつかあります。

スペイン(12位→1位)

アルゼンチン(28位→4位)

ブラジル(29位→6位)

ボールポゼッション中の移動距離の順位、ベスト3

1位スペイン、2位セルビア、3位メキシコ










 その反対の傾向を示す国もあります。

ボールポゼッション中の移動距離の順位が、移動距離の順位より下がる国です。

日本(10位→31位)

北朝鮮(16位→29位)

スイス(2位→26位)

アメリカ(4位→14位)

全体としては走っているけども、攻撃の局面での移動距離が少ない傾向が見られます。

守備ばかりしているのか?

はたまた、特定の人間だけが走っていたために、全体が伸びなかったのか?









 ちなみに、強く走る部分(スプリントの回数)では、日本は13位。

これらのデータから、日本代表チームは、よく走っていたことが言えます。

そして、高強度の運動も、怠らずに行っていた。

ところが、攻撃の局面では、走れていなかった。

常に、全員が献身的に走っている印象があったのですが、データはそれを示していません。

そのことから、ボールをポゼッションしながら、前進することが出来ていなかった。







 ボールポゼッションの時に、移動しないとどうなるのか。

ボールを受ける動き、引き出す動きが足りなかった証拠ではないか。

ボールの受け手が、サポートを繰り返し、選択肢を増やしてあげる。

ボールが動くたびに、ボールの持ち方を変える度に、移動する。

その積み重ねが、ポゼッション中の移動距離につながっている。

ただ、走り回っているのではないのです。

受け手になろうと、ボールに関わり続けているかどうか。









 そして、ポゼッション中の移動距離31位の日本のパス成功率は、60%止まり。

ポゼッション中の移動距離1位で、世界を制したスペインの成功率は80%。

パスの本数は、日本が370本に対して、スペインは679本。

移動距離の差が、パスの本数・成功率の差になって表れた。

この数字を高めることが、求められている。

パスの本数・成功率、そしてそれを影から支えている移動距離。

質の高く、面白いフットボールをするために、重要な要素。
posted by プロコーチ at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | フィジカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月17日

熱中症を防ぐために

 暑い日が始まります。

いよいよ太陽が強くなってきました。

日本の国は、いつから熱帯地方になったのでしょうね。

暑さにやられてしまっては、フットボールを楽しむことが出来ません。

嫌な思いをしてしまうと、フットボールそのものを嫌いになってしまうかもしれない。

毎年、毎年、この内容の記事を書かせてもらっています。

せっかく楽しもうと、向上しようとしている人間を失なうことは、悲しいことですから。






 私には、コーチとしての責任があります。

少しでも熱中症対策の助けになれるように、次のようなことをしています。

まさか、「水を飲むと体力が無くなるから飲んではならない」と言うことなど無く。


・水分補給の重要性を説く

・強制的に飲水させる

・熱中症対策のHPをリアルタイムでチェック(環境省熱中症予防情報)

・1人1人の顔色を見る、違和感を訴えたら休ませる







 気をつけるべき点があります。

取り入れるドリンクの中身です。

お茶やコーヒー、紅茶で水分補給をしようとする選手もいます。

カフェインが含まれていては、飲んだ分だけ排泄してしまう。

スポーツドリンクには汗で失ったミネラルが含まれています。

糖分とミネラル(塩分)の含まれたスポーツドリンク。

ミネラルウォーターに塩を0,1%入れるのもいいそうです。

甘すぎてはカラダが動かなくなるでしょうが、適度な糖分は吸収を助けてくれます。











 そして、2つの理由から、よく冷えているものがいいようです。

・体の中から体温を下げてくれること

・胃に留まる時間が短く、腸での吸収が早まること

冷えているドリンクをこまめに補給すること。

選手各自が自由に飲める環境を作っておくのは当然。

加えて、コーチが、強制的に飲水する時間を作ること。








 太陽の下で行うときだけでなく、室内であってもその危険性は変わりません。

空調の利いてない体育館のほうが、世の中には多いのではないでしょうか。

バドミントンと違って、窓を開けても大丈夫なのですが、風通しが悪く、熱がこもるならば要注意。

最近では、夜、寝てる間に熱中症で搬送される人すら出て来ています。

室内だからと言って甘く見ていては、危険です。

屋外での活動と警戒心を下げず、十分のケアをすべきでしょう。






 
 熱中症対策が必要と思われるなら、次のようなものを準備しています。

・氷

・塩飴


氷は、カラダの熱が上昇してしまった時に、用います。

首の後ろや、脇の下、内ももの付け根にあてて、カラダを冷ましていきます。

同じ用途で、インナーシャツを水でビショビショにしたものを着るのも、効果がありました。

とにかく、体温が上がりすぎるのを抑えないと、緊急事態に直面してしまう。

塩飴は、失った塩分・糖分を補給するためです。

ゆっくりと吸収できるのが、おすすめポイントです。








 6月・7月のほうが、熱中症で重症化するケースが多いと言う統計があります。

それは、まだカラダの順化がすんでいない。

心やカラダの準備が出来ていない。

8月になれば危険性が下がるというよりも、準備が済むからなのでしょう。

7月後半は、梅雨も空け、気温が急上昇する時期です。

熱中症対策を万全にして、フットボールを楽しみましょう。






 選手も、各自がプレーをする責任を持って、トレーニングやゲームに臨んでほしい。

それは、いい準備(睡眠、給水した状態で)をして、ピッチ・コートに出ること。

熱があったり、下痢をしていたり、ましてや二日酔いの状態で活動をするべきではない。

少しでも違和感を感じたら、活動を止める勇気を持つこと。

長くフットボールを楽しむために。 
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2012年07月03日

質の高い、、、。

 フットボールプレーヤーとして向上したい。

上手くなりたい!強くなりたい!

何よりも、試合で活躍したい!!

そう決意した選手は、何に取り組むだろうか?

トレーニングの質と量とを改善させようと思うでしょう。

トレーニングの質×量を高めることが、技能の上達につながる。








 では、どれだけの選手が、コンディショニングを高めようと思うのでしょう。

トレーニング(運動)、栄養補給(食事)、睡眠(休息)。

このどれが一つ欠けても、コンディションは上がってこない。

クルマにガソリンを入れずに走らせ続けると、どうなるのか?

クルマのメンテナンスをせずに走らせ続けると、どうなるのか?

どれだけいいマシンであろうとも、走らなくなりますよね。

それなのに、体のコンディショニングに対して、無頓着な選手は意外と多い。

大切な、自分の体だというのに。








 私は、一昨日、自分の試合に出場しました。

ポジションは、ドイスボランチの一枚。

試合自体は、相手に押し込まれ続け、敗れてしまいました・・・。

情けないくらい、チームとして、何も出来ませんでした。

もちろん、チームメイトの一人一人は、頑張っていましたが。。

私も、守備に追われる時間が長く、走り回り、ぶつかり続けました。

何度も何度もアプローチして、プレスバックして。

ショルダーを当てて、スライディングでボールを奪って、体を張ってブロックをしました。

これだけしんどい試合だったのですが、最後まで、走り続けることが出来たのです。

しかも、両足のふくらはぎがつりかけたのですが、数分ごまかすと、回復しました。

不思議なくらい、最後まで体が動いたのです。

自分の体が、軽かったのです。









 一つだけ、思い当たることがありました。

それは、前日の夜の過ごし方です。

質の高い睡眠をとるべく、全ての行動を、そのために動いたのです。

もし、朝起きた瞬間、睡眠に失敗していたら、体が火照っている感覚があります。

何か、指先が温かく、頭がボーっとしているのです。

そんな日にプレーをしても、体も頭も動きません。

ミスは多く、最後の踏ん張りも効かない。










 まず、運良く仕事が早めに上がれました。

出来るだけ、携帯とPCとは見ないように気をつけて。

食事、入浴を早めに済ませ、寝床に着きました。

薄暗い部屋にアロマを焚いて、ストレッチをしました。

自然に眠気がやってきて、朝を迎えました。

朝も、それほど早く起きる必要が無く、7時間半ほどの睡眠をとれたのです。

試合で、もう一歩!足が伸びたのは、このおかげもあるでしょう。

あきらめずに、心折れずに戦えたのは、これが後押ししてくれたに違いない。







 私は、試合の1週間前から、体を作っていきます。

アルコールは断って、食生活にも気をつかいます。

トレーニングのピークを作っていきます。

仕事もあるので、簡単なことではありませんが、言い訳をしたくない。

試合当日に、少しでもいい状態で迎えるために。

ずっと取り組んできた習慣なので、これをしないと気持ち悪さを感じるかもしれません。

試合を迎えるための、最後のワンピースが見つかりました。

私にとってのそれは、質の高い睡眠です。
 
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2012年02月21日

小学生のうちに身に付けておきたいこと

 先日、小学生の体操教室を見学に行きました。

未来の体操選手を目指して!ではなく、普通の子供たちが習い事として通う場所です。

取り組む子供も、指導するコーチも真剣そのもの。

取り組む課題は、一人一人習熟度によって違います。

でも、課題をクリアするために、練習を繰り返していました。

私が見学させてもらったのは、低学年クラスと、中学年クラス。

男の子もいれば、女の子も、たくさんいました。








 当日の種目は、跳び箱でした。

跳び箱を単純に開脚跳びで越えるだけの子から、ハンドスプリングに取り組む子まで。

その中で、1人際立って動きのいい女の子がいました。

体は大きくありませんし、彼女よりも難しい技に取り組む子もいました。

彼女は、空中での姿勢、時間が他の子供とは違いました。

他の子供は、踏み切りの後、塊のまま、跳び箱に向かいます。

彼女は踏み切った後、空中に飛び上がるように高く上がります。

一瞬、空中で止まるかのように飛び上がり、姿勢も崩れません。

ほれぼれするような、美しい姿勢でした。








 レッスン後、コーチに図々しくも、質問をぶつけてみました。

・・・1人、すごく空中の姿勢がキレイな女の子がいましたよね?

「彼女は、空中での姿勢保持が素晴らしいのです」

・・・なぜ彼女は、空中で姿勢保持が出来るのですか?

「体が、空中で締まっているから、あの動きが出来るんですよ」

「あれが、理想です」

彼女が、体操教室に通う前に、新体操を習っていたことが生きているのでは。

そのようなことも、教えてもらいました。









 跳び箱の局面は、いくつかに分けることが出来るようです。

・助走

・踏み切り

・第一空中局面

・着手

・第二空中局面

・着地




このような、さまざまな動きが、途切れることなく連続して行われる。

しかも、空中に体を投げ出すこともあります。

倒立などのような、通常は行わない動きも、たくさん出てきます。

体の舵取りをすること。

腕と足とを協調させて動かすこと。

そして、なにより、自らの姿勢を制御し続けなくては、大怪我をしてしまいます。







 小学生年代の間には、さまざまな動き作りをすることが必要です。

この時期に、動き作りをしておくことが、将来の大きな財産になるでしょう。

それが、将来体操をするかどうかではなく。

野球でも、テニスでも、もちろんサッカー・フットサルにおいてもです。

神経を刺激して、様々な動きの回路を作るかのような作業です。

アスリートとしての、土台を作るとでも言い換えれるでしょうか。









 将来、様々な技術を身に付けていくでしょう。

ボールを止める、蹴る、運ぶ、ヘディング、DFのステップ、タックル。

そして、相手と競り合うプレー、空中でボールを捉えたり、競り合う。

その時に、土台があれば、より素晴らしい技術が身に付きやすいはずです。

知らず知らずのうちに、自分の体を自由に動かせるのですから。

例の女の子も、いつの間にか「体を締めれる」ようになっていたそうです。

自分の体を自在に動かせることで、新たな技を次々と習得していく。

いいサイクルが、生まれてきそうですね。

新たな発見を得られた、楽しい体操教室の見学でした。
posted by プロコーチ at 01:29| Comment(0) | TrackBack(0) | フィジカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月03日

トレーニングの大事なパーツ

 今年から、メジャーリーグ・ボルチモワオリオールズに挑戦する和田毅投手。

彼の自主トレの様子が、テレビで報道されていました。

気の合う選手ら数名で、カラダをいじめ、開幕する新シーズンに備えています。

このような姿を見ると、野球もJリーグも開幕が近付いていると連想させますね。








 そして、大きく取り上げられていたことに一つに、食事がありました。

オフシーズンで、カラダに貯金をする意図があるのでしょう。

夕食だけ!で、6000キロカロリーを摂取するというのです。

映像でも取り上げられましたが、何人分あるのでしょうか?

どんぶりや、大皿に、山盛りに盛り付けられたおかず。

一般男性で、一日に2500キロカロリー程度が目安になります。

そうすると、1食では、800~900カロリー程度の計算です。

和田投手らの夕食は、少なくとも6人分はあるのです。






 

 寝る前にたくさんのカロリーを摂取することで、カラダ作りを助けてくれます。

成長ホルモンは、寝てる間にたくさん分泌されます。

トレーニングでカラダをいじめぬく。

そして、食事で、材料となるエネルギーを摂取する。

すると、回復していく過程で、強い筋肉、強い体を作ることが出来るのです。

特に、良質のタンパク質を摂取することが求められます。

ケガの回復を助けたり、筋肉を強くするために、成長ホルモンは欠かせません。









 ただ、6000キロカロリーは、一般的には考えられない量です。

どんぶりに盛られたおかずを、数種類に、肉のソテー数枚に、野菜・・・。

画面を見ていただけで、気持ち悪くなりそうです。

トップアスリートである彼らが、体を大きくするために必要な量なのでしょう。

和田投手などは、細く見えますが、意外と体重があります。

調べて見ると、身長180センチ、体重77キロになっていました。

おそらく、トレーニングをしない人間が同じような食事は出来ないでしょう。

仮に食べれたとしても、太るだけでしょうし、内臓に負担も掛かってしまいます。 

成人病にまっしぐらでしょうね。








 食べることも、大事なトレーニング。

彼らの食事を見ていると、JFAアカデミーを見学したことを思い出しました。

アカデミーでは、食べることもトレーニングの一環として捉えられていました。

食育にも力を入れていたのです。

1人、1人にマイ茶碗がありました。

そして、ご飯の食べる量も指定されていて、目方を量るはかりまでありました。









 アスリートと一般人とは、求められる食事に違いがあります。

1日に使われる、体のエネルギーが違います。

アスリートはトレーニングで、血液や筋肉が壊されていきます。

発汗も多いので、水分補給、ミネラルの補充が必要になります。

一般成人が2500キロカロリー必要なら、それに上乗せしなければならないのです。

トレーニングをしている分を追加して、摂取するという考え方です。

ちなみに、成長期の子供なら、成長に必要な分も摂取しなくてなりません。

目安は、一般成人の2倍だそうです。







 食事をトレーニングだと考えることが出来るかどうか。

主食、おかず、野菜、果物、乳製品をバランスよく食べているかどうか?

量は充分か?

食事は、選手の土台を構成する、重要な要素の一つです。

トップの選手が、食事をしているシーンは、あまり見ることが出来ません。

長く、トップレベルで戦っている選手は、食事にも留意しているはずです。

ボールを蹴ったり、走ることだけが、選手を作っているのではない。

食事、睡眠といった、生活そのものも、選手を作る大きな要素です。

和田選手の食事は、それを指し示してくれていました。

彼の活躍を、期待したいものです。
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2011年11月18日

私の運動神経が悪いから…。

 「私の運動神経が悪いから…。」

このフレーズを、よく耳にします。

その逆もあります。

「あの家は、パパ(ママ)が運動神経いいから、…。」

だから、子供が、運動能力が高かったり、低かったりする。

まるで、定説かのように、語られています。

オリンピック選手や、日本代表になるトップアスリートなら、それはあるかもしれません。

ただ、学校で足が遅いことや、サッカーが上達しないことの言い訳にはならない。

私はそう考えています。








 私は、このフレーズを聞くたびに、不思議でなりません。

なぜなら、私の両親、姉の運動能力は、平均もしくは、平均以下だったからです。

周りの親たちや兄弟姉妹と比べて、すごいな!と思ったことはありません。

それでも私の運動能力は、平均よりは高いはずです。

例えば、学生時代は、運動会のリレーの選手を毎年のようにしていました。

スポーツテスト(現行の新体力テスト)の評価は、高校時にはA判定をもらっていました。

定説どおりなら、私自身は当てはまらないですね。

突然変異だったのでしょうか。










 私が親に感謝しているのは、運動する環境を整えてくれたことです。

体を動かす遊びをしたり、スポーツをする喜びを教えてくれました。

幼稚園の頃は体操教室に、さらにはプールにも通わせてもらっていました。

そして、飛んだり跳ねたりしている私を、優しく見守ってくれていました。

そのおかげで、休み時間や、放課後、体育の時間が、楽しみでした。

体を動かすことは、何よりの楽しみだった、幼い記憶が蘇えります。

それを教えてくれたことは、心から感謝しています。

今、自分が体を存分に動かすことが出来るのは、幼少期の楽しい体験が記憶にあるからです。











 『優れた指導者(エキスパートコーチ)は、プレーヤーが集中できる環境を整えています。』

先日のB級の講習会で学んだ内容でもあります。

例えば、不必要なビブスや、マーカーが転がっていない場を作る。

これは、選手の集中を邪魔をする要因を、徹底的に排除することの1つの例です。

他にも、わくわくする場、環境を作っているのも、優れたコーチの仕事です。

また、頑張れる場を作っているとも言える。









 私の両親は、決して、スポーツの指導者ではありません。

会社員と、商売をしている店長さんです。

それなのに、振り返ると、優れ指導者である条件をいくつかクリアしていました。

私に、場や環境を与えてくれていたのですから。

ネイティブのエキスパートコーチ!?だったかもしれません。









 運動が得意ではない親や、好きではない親は、この部分が足りないのかもしれません。

環境を整えること。

運動を笑顔で積極的に促すこと。

安全の管理をしてあげること。

それさえしてあげれば、子供は勝手に動き回るはずです。

「運動神経が悪いから、子供も遺伝で・・・。」

それを言い訳に、子供の喜びや楽しみを奪ってしまってはならないはずです。
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2011年11月11日

一番先に来るもの

 体・技・心

前にもご紹介した、プロゴルファー青木功氏の言葉です。

どんなに心が健全でも、体が丈夫でなければ、

健全な心が発揮されない、との考え方だそうです。

心技体でなく、あえて体・技・心の順番。






 今日、体が重く、頭痛がしています。

急な寒さのせいか、疲労がたまったのか、それともインフルエンザの予防接種の影響か?

原因はよく分かりません。

たいした体調不良ではないのですが、体調抜群でもありません。

すると、集中力は切れやすく、コーチングも?が付いてしまいました。

このような状態のコーチに指導されても、選手はうれしくないはずです。







 早く、寝て、明日に備えます。

体を健康にし、健全な心にするために。

体調が万全でない時に、響きました。

体・技・心の言葉の意味です。
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2011年11月08日

なぜ禁止されるのか?

 ・健康を害する(肉体的にも、精神的にも)

 ・フェアプレーの精神に反する、アンフェアである

 ・スポーツそのものの価値を下げる

 ・反社会的行為である


これらの理由から、ドーピングは禁止されています。







 それなのに、なぜ、ドーピングをするのか?

そこには、勝つことによって得られるものの大きさがあるのでしょう。

高額な賞金を得る、社会的な地位が高まる。

そして、勝つことこそがスポーツの全てだと言う、勝利至上主義の浸透などでしょうか。

国によっては、オリンピックで金メダルを取れば、死ぬまで生活が保障される国も。

もしくは、スポーツの世界で結果を出すことが、貧困の生活から抜け出す唯一の術。

環境によって、何をしても勝てば良いという考えに結びついてしまう。

追い込まれた状態で、ドーピングに手を出してしまうのかもしれません。









 日本、特に日本のサッカー界では、あまり縁のないことかもしれません。

実際、日本で、ドーピング検査の陽性率は、たったの0・32%です。

個人種目とは違い、団体種目なので、あまり意味がない?!

Jリーグなら、毎試合後に、ドーピング検査が行われていることが抑止効果になっている?!

これらの理由が推察されているようです。









 我々が起こしてしまうドーピング違反は、「うっかりドーピング」と呼ばれるものです。

サプリメントや、健康食品に、実は含まれている禁止薬物。

市販の薬や、漢方薬に含まれているエフェドリン(興奮薬)

ルルやバファリン、葛根湯にも、飲んではならないものがあるらしく。

裏書にエフェドリンやマオウと書かれているものは、ドーピング検査に引っかかってしまうのです。

医者から処方される薬にも、禁止薬物が含まれている可能性があります。

また、ドリンク剤にもステロイド系の物質が含まれていることもあるそうです。

このような、うっかりドーピングをしてしまっても、無罪にはなりません。

検査で引っかかってしまったら、たとえうっかりでも、数ヶ月は競技禁止になってしまいます。












 アンチドーピングについて勉強した際に、このような言葉を紹介してもらいました。

If it works….it’s probably banned.

If it’s not banned…it probably doesn’t work.

効果のあるものは禁止されている、禁止されていないなら効果はない。

そのような意味だそうです。

ここで疑問に思うのがサプリメントです。

競技力の向上や、栄養補給、疲労回復などの目的で、多くのアスリートが摂取しています。

私も、複数のサプリメントを摂取しています。

全体の8割ものアスリートが何がしかのサプリメントを摂取していると言う統計があります。

アンチドーピングの観点から見ると、サプリメントを摂ることは勧めないそうです。

もし明らかな効果があるなら、それはドーピングとして禁止薬物になっているはずだ。

禁止されていないと言うことは、・・。

最終的には、自己責任なのですよね。











 大相撲のある力士が、親方指導の下にインスリンを注射して、疑惑の目を向けられています。

彼らはドーピングをしたのではないか?

インスリンには、筋肉増強を助ける働きがあります。

世界アンチドーピング協会では、インスリンの不正使用は、認められていません。

もし、インスリンを糖尿病の治療のために使うのであれば、正式な手続きを踏む必要がありました。

TUEという申請書を提出し、承認を受け、初めて使うことが出来るのです。

分かっていてドーピングをしたのならば、重大な罪に問われるのが、国際ルールです。

初回でも2年間の競技禁止!

2回目なら、スポーツ界から永久追放になってしまいます。

それなのに、今回の事例では、うやむやのまま終わりそうです。

相撲は、スポーツではないのでしょうか?

これは、うっかりではありません。

大相撲を長年応援しているファン、将来力士を夢見る子供たち。

彼らに、どのように説明するのでしょうね。
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2011年06月21日

腕の振り

 足が遅い。

運動会でビリになってしまう。

試合中に、スピード不足を痛感する。

多くの場合、フォームに欠点が抱えているケースが多い。

体に刻むリズム、真っ直ぐ走れずロスが出ている、腕の振りなどです。。

これらのフォームの欠点を改善した方が、効果が望まれます。

コンマ何秒を争う短距離走の選手などではない限り、筋力UPを目指すよりもです。







 特に、走るとなったら、脚のことばかりを考えてしまいがちです。

上半身の使い方も、大切なパートです。

特に、腕の振り方は重要です。

ただ腕を振るだけでなく、肩周り全体から、リラックスして振る。

腕を振ることによって、脚運びとのバランスをとることが出来ます。

腕を振らないと、力のある脚を制御できなくなってしまう。

そして、腕を振ることで、地面に力を加え、加速も増すのです。







 陸上選手の腕の振り方を見れば、参考になります。

100M走の選手などは、皆、同じように、腕をしっかり振って走っていますよね。

正しく腕を振ることで、体も安定し、加速も増していくのです。

腕を振らずして、速く走ることは、あまりに難しいと言えます。

試しに、下半身は全速力で、腕は歩く時のように動かしてみるとどうなるのでしょう。

腕を振らずに走っている陸上選手など、いないはずです。

それは、速く走るためには、腕の振りが重要であることを、認識しているからでしょう。








 
 では、ドリブルの時に、腕が振れている選手はどれだけいるのでしょうか?

ふと、気になったのです。

ドリブルを指導している時です。

上半身がガチガチになっている選手が、あまりに多いのです。

コブシを握り締めていたり、手に力が入って変な方向に曲がってしまっているのです。

ボールを丁寧に触ろうとするあまり、上半身まで余計に力が入っている。

上半身と、下半身とを別々に動かすことも、当然出来ない。








 では、スピードを上げてドリブルをするとどうなるのか?

腕を多少は振るのですが、とても小さい動きしか出来ません。

自然と、スピードに乗ったドリブルも出来ないのです。

速く走るためには、腕を振ることが重要です。

では、ドリブルのスピードを上げるためには、何が重要なのでしょうか?

ボールタッチ、もちろん必要です。

体を起こして、いい姿勢になること、もちろん必要です。

では、腕の振りはどうでしょうか?

50M走を走るかのように、腕を振りながらスピードに乗ることは出来るのか?







 ボールタッチばかりに気をとられていては、スピードが上がって来ない。

ラン・ウイズ・ザ・ボールの時は、比較的腕を振りやすいでしょう。

足元に、あまりボールがありませんから。

メッシは、あれだけ細かいボールタッチをしながらも、陸上選手のように腕を振っている。

ボールをたくさん触りながらも、腕を振って、スピードに乗っている。

あの腕の振りを意識しながら、ドリブルのトレーニングをしてみる。









 例えば、ハードルの選手も、走りながら、障害を飛び越えていく。

もちろん、腕は、しっかり振っています。

飛び越える動作があるからといって、腕の振りをおろそかにはしていない。

同じように、ボールを触っているからといって、腕の振りをおろそかにはしない。

スピードに乗ったドリブルのために、腕を振る。

最初は、ボールタッチが乱れて、大変でしょう。

習得できれば、相手を置き去りにする、瞬間のスピードの助けになってくれるはずです。

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2011年05月24日

ボトルの中身

 スポーツをすると、汗をかきます。

汗には、水だけでなく、マグネシウムなどのミネラルも含まれています。

そして、水分を体が吸収するために、数%の糖分が含まれていたほうが効率が上がるのです。

だから、スポーツドリンクには、水だけでなく、糖分と塩分が含まれています。

このことは、経口保水液の中身からも明らかです。

(熱中症や、下痢、高熱などの緊急時に水分補給に用いられるものです)

アスリートは、体重の2%の水分を失うと、パフォーマンスが著しく低下する。

そんなデータも発表されています。

一般の成人でも、3%失うと、自覚症状が見られるようです。

フットボールと、水分補給とは、切っても切れない、密接な関係がありますね。









 山手線に乗っていると、車内のモニターで、ニュースと共に、様々な広告が映し出されます。

その中で、こんな問題がありました。

「サッカーの試合中、ピッチサイドに置かれているスクイズボトルの中身は何か?」

もちろん正解は、「水」ですよね。

糖分や塩分が混じった液体だと、芝生が変色したり、枯れてしまう原因になるからです。

これは、人工芝も同じで、変色の恐れがあるので、水以外を飲ませないピッチがほとんどです。

にもかかわらず、ピッチサイドには、スポーツドリンクのマークが入ったボトルが並んでいます。

中身は、水。

マークが入ったボトルは、スポンサー対策なのでしょうか。









 また、こんなこともあります。

今、小学生は登校時に、水筒を持って行くことがあります。

特に夏の間は、多くの児童が、水筒をぶら下げているでしょう。

水道の水でなく、準備した水筒の中身を飲む。

我々のころは、蛇口をひねったり、冷水機に並んで、水道水を飲んでいましたよね。

これも時代なのでしょうか。

特に、東日本では、気にする親御さんも多いでしょうから。

水道水だろうが、水筒だろうが、強制飲水で、水分補給をさせるのは、いいことです。

体温調節が苦手な、子供の健康を考えるなら、いい方法だと思います。








 ただし、問題なのは、この中身です。

認められているのは、お茶か水のみ。

ジュースはまだしも、スポーツドリンクが認められていない場合もあるようです。

熱帯化が進行する、日本。

5月でも、最高気温が30℃に届く日もあります。

先週、今週は、運動会がピーク。

炎天下での運動会の練習で汗をかいた、その後に飲むのも、お茶。

本番で、力の限りを出して、さあ水分補給。

そこでもスポーツドリンクは飲めない児童が、実際にいるのです。

大人は運動した後に、普通にスポーツドリンクを飲んでいますよね。

それなのに子供は禁止。

何か、不思議な気がしてなりません。








 ルールや、その場の環境を保全するために、水しか飲めない。

それは、理解できます。

水でも、こまめな給水が出来れば、効果はあります。

ただ、適度に糖分・塩分が含まれていれば、もっと効果が上がるでしょうに。










 日本サッカー協会、JFAの理事会で、興味深い報告がなされています。

(平成23年度 第2回理事会 協議事項 (2011.5.12))

スポーツドリンクの飲用を認める方向で、協議がなされているのです。

決定事項として伝わってきていないので、はっきりとしたことはまだ分かりません。

報告の内容を読むと、次のようにありました。

「競技者が競技中に摂取する飲料は全国一律、水に限定されている。」

・・・昭和63 年7 月26 日付けの通達


しかし、スポーツ医・科学的な観点からは、競技中の暑熱対策としては水だけでは不十分であり、

熱中症防止のためには水分とミネラル分を効率よく補給することが必要であると認識されている。

特に、夏期の暑熱下の競技中。

そこで、競技中の飲料は水に限らないものとし、

いわゆる“スポーツドリンク”を摂取することを認めることとしたい。

目的は、もちろん安全の確保と、パフォーマンスの維持です。








 もちろん、両手を挙げて、賛成したい内容です。

ただ、競技場、会場の規定との確認があってから、とあります。

少しでも多くの試合で、スポーツドリンクの飲用が認められればいいですよね。

今年も、これから、もっともっと暑くなるでしょう。

熱中症で危険な状態になってしまうのは、5月、6月が意外にも多いのです。

予め、水分を満ち足りた状態を作る。

運動中も、こまめな水分補給を欠かさないこと。

パフォーマンスの低下だけでなく、不幸な事故を防ぐために、いい習慣を!


posted by プロコーチ at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | フィジカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月17日

体の使い方

体を自在に動かす。

いいプレーヤーには欠かせない条件の1つと言えます。

その体について、気づきがありました。

先日、2つの経験をしたのです。






 1つは、トレーナーの方からです。

フィジカルコーチを養成するために、模擬授業を組んでもらいました。

インストラクター役で指導にあたってくれたのは、私がいつもお世話になっているトレーナーです。

彼は、プロのプレーヤーを相手に、第一線で活躍されています。

その分野は、体のケアから、パフォーマンスの向上まで幅広く、まさに体のプロフェッショナル。

その彼が、コーチの研修役を買って出てくれたのです。






 模擬授業は、何とか無事に終わりました。

そして、最後のミーティングでのことです。

幾つか、反省点を出している中で、面白いコメントを、インストラクターの彼がしたのです。

「褒めていたけど、あの方は(被験者)、背筋と、太ももの裏が弱い」

「その部分に対するアプローチをしたほうが良かった」







 模擬授業の内容は、体幹トレーニング。

様々なフォームで、体のバランスをとりながら、パフォーマンスを向上させようとします。

指摘された方は、トレーニングの経験があり、パッと見、上手く出来ているようでした。

コーチ役に、指示されたとおりのフォームで、トレーニングをしていました。

少なくとも、私は、そう捉えていたのです。

一目で分かる失敗や、体のブレなどは、私の目には感じることが出来ない。






 インストラクターは、トレーニングを見ているだけで、初対面の人間の弱点を見抜いたのです。

しかも、傍目には失敗などしていないように映っていたのに!

一流の人間にしか気づけない、現象が起こっていたのでしょうか?

何か現象が起きているのなら、その原因が必ずあるのです。

フォームの乱れ?

それとも、体の使い方のくせ?

そもそもの姿勢なのか?

次回にお会いしたら、確認してみたいと思います。









 もう1つの経験は、野球からです。

前にも紹介した、アメリカの独立リーグで勝負している、私の古い友人。

今シーズンも、オファーを受け、アメリカで勝負することになりました。

http://ameblo.jp/sasakitakanori/

ほぼ、一年ぶりに再会し、船出を祝いながら、たくさんの話で盛り上がりました。

お互いに、自分の好きな世界で勝負をしている同士。

種目は違えど、いい刺激になり、話は尽きることはありません。






 その中で、気になる話がありました。

(勝負球は何なの?)

「5〜10センチだけ落ちるフォークですかね」

「アメリカのバッターは、パワーはあるけど、アジャストさせることが上手くない」

「打ちごろの球が来たかな〜、と思わせて5センチだけ落とすと、芯を外せるんですよ」

「130キロ後半くらいのスピードしかストレートが出ないから、見せ球にしかならない」

「それを見せておいて、同じ軌道で少し落とすと、内野ゴロが取れるんですよ」

自分の持っている武器を、違う環境でどのように活かせばいいのか?

それが出来たから、今シーズンも市場価値がある!と判断されたのでしょう。

種目が違っても、参考になる話でした。





 気になったのは、この先です。

(フォークがそんなに有効なら、フォークを投げるピッチャーは、アメリカにいないの?)

(野茂が活躍して、フォークも有名でしょう?)

「コーチが、フォークを教えない」

「ネットや、本で、投げ方を紹介しているから、ピッチャーが独学していることはあるけど・・」

「フォークは、肘や、肩に負担が大きく、故障の原因になると考えられている」

「コーチは商品であるピッチャーを怪我させれないから、フォークを教えないし、使わせない」






 イメージの中に、自由の国アメリカ、と言う印象があります。

そして、自己責任を強く求められる国、との印象もあります。

選手が、自分で、フォークを投げたいと願うなら、自己責任において、教える。

そうでは、ないようです。

消耗品である、選手の肩や、肘を守ってあげる意識が強いのでしょう。

日本なら、10代のアマチュアである、高校野球でもフォークは目にします。

10代なら、まだ筋肉も骨も、腱も靭帯も、体の全てが発達途中。

その年代に、フォークを投げることを許しているのは、どう思われるのでしょうね?

アメリカのコーチ陣が見れば、首をかしげるのか?それとも?







 人間の体は、奥が深いものです。

日々、様々な発見があります。

サッカー・フットサルのコーチは、技術・戦術だけ詳しくてもダメですよね。

体のことも、常に勉強していかなくては!!
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2010年12月28日

体力をつける

 サッカーマガジンで、高校選手権の特集を組んでいました。

我々にとっては、何よりの風物詩ではないでしょうか。

あのテーマソングを聴けば、様々な情景が思い浮かんできます。

http://futebol.seesaa.net/article/50172042.html






 その特集の中で、大久保嘉人(国見高校→現ヴィッセル神戸)のインタビュー記事がありました。

彼の所属した国見高校と言えば、高校サッカー界の名門中の名門。

特に、走力には定評があり、試合で走り負ける姿など、想像もつきません。

他県の指導者も、国見の秘密を探しに、視察に訪れるほどです。




 記事によると、やはり大久保選手も、かなり高校時代は走りこんでいたようです。

「とにかく走った。一番走った時で、1日に72キロも走りました。」

「普段は狸山までの上りと下り、6キロを往復していました。」

「一番多かったのがグラウンドでのランニング(罰走付き)、これがマジでキツイんです。」

「あの時の練習を今やれ、と言われても無理だろうな。」





 この走りが、今の大久保選手を多くを形成している。

南アフリカでも、列強に走り負けない体力。

逆境でも折れない心。

仲間との強い連帯意識。

つらい思いをしたようですが、高校時代は戻れるなら、戻りたいそうです。

走りが、自分の役に立っている、自負があるのでしょう。








 一方、このような走るだけのトレーニングはやらない、そのような考え方もあります。

「素走り」と言い、育成年代でも導入しないのが、最近の流れのようです。

ボールを用いないトレーニングは効率が悪い。

ボールを扱うフットボーラーを育てているのであって、陸上選手を育てているのではない。





 例えば、JFAアカデミーでは、この考え方を、全国に向けて発信しています。

中高生のエリート養成を目標とした、このアカデミー。

トレーニングはボールを用いるものがほとんど。

さらには、10秒から15秒に1回は、最低でもボールに触れるようにする。

心拍数を落とさない(150から160だったはずです)ようにする。

こうすれば、技術面にも体力面にも働きかけることが出来る。

この考え方に基づいて、日々のトレーニングを行っています。





 そこで育った選手が、高いレベルでも活躍を始めています。

特に、年代別の女子代表では、中核を担っています。

前にも取り上げた、U−17女子ワールドカップ。

高温多湿のトリニダード・トバゴ。

中盤で、全6試合に出場した選手が2人います。

アカデミー出身の彼女たち。

周りは、体重を落とすなど、コンディション作りに苦労する中でも、足を止めず全試合戦い抜いた。

彼女たちの体力は、素走りで身に付いたものではありません。





 対極ある、この2つの事例。

どちらの環境で育った選手も、国際舞台で、戦い抜きました。

正解はあるのでしょうか?

1つ言えることがあります。

方法はいずれにしても、全身持久力は必要だ、と言うことです。
posted by プロコーチ at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | フィジカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月19日

段取りが八分

 「段取り八分」

人の前に立っているときだけが、仕事ではない。

いかに良い準備をして、本番に臨めているのか!?

様々なことに思いをめぐらせて、不測の事態すらも予測しておく。

良い準備をすることに、労力や時間の大多数を使いなさい。





 私が、学生時代のバイトをしていた時に、社員の先輩に教わった言葉です。

仕事の始まる時間ギリギリに飛び込んでも、良い仕事は出来ないよ。

準備の時から、仕事は始まっているんだよ。

振り返ると、当時は、その意味を理解できていなかった。

せいぜい「段取り二分・三分」といったところだったでしょう。









 こんなことを思い出したのも、あるちょっとした事件があったからです。

私の指導している、スクールでのことです。

そのクラスでは、トレーニング前に、スモールサイドゲームをするのが定番になっています。

来た人数を均等に分け、選手同士で自主的にプレイさせます。

試合勘を身に付ける、対人スキルを身に付けさせる、何よりも選手が楽しみにしている。







 先日、ある選手が、友人を連れてきてくれました。

名前を聞けば、誰もが知っているチームでプレイしていたほどの、熟練者でした。

私も混じってプレイしていましたが、彼のプレービジョンは素晴らしいものでした。

そこしかない!そのタイミングに、当たり前のように走りこんでくれる。

最近は、あまりボールを蹴っていないとのことでミスもありましたが、そこはご愛嬌。

若くて、体も動き技術の高い彼も、皆とゲームを楽しんでいました。





 ところが、次の瞬間、うなり声と共に、その彼がしゃがみ込んでしまったのです。

右足首あたりを押さえ、苦しそうで、起き上がることが出来ません。

その瞬間を見ていたので、捻挫したような様子はありません。

…「後ろから蹴られたり、ボールぶつけられたような感覚あった?」

私の質問に、「ありました、ブチッという音もしました。」

つらそうな表情のまま、振り絞るような声で答えてくれました。

どうやらアキレス腱を切ってしまったようなのです。







 アキレス腱断裂となると、完治までは半年掛かるでしょう。

他の選手も、事の重大さに、暗い顔になってしまっています。

「大丈夫です、ご迷惑掛けてすみません!」

ケガをした彼が、笑顔で、我々に話してくれました。

その笑顔のおかげで、少しは沈んだ気持ちもましになりました。

彼の体を抱えて、コート脇にある、彼の荷物の側まで行きました。






 するとそこに、巻く前のバンデージが2つ並ぶように置いてありました。

聞くと、彼は以前に、左足のアキレス腱も断裂したことがある。

予防も兼ねて、バンデージを巻くようにしていた。

ところが、この日だけは、巻かずにプレーをしてしまった。

私が何気なくバンデージに手をやると、気恥ずかしそうな表情を見せていました。

「巻くの忘れちゃって…。」






 ここに、ケガをしたばかりの彼のことを取り上げるのは、不謹慎なのかもしれない。

それを承知で、あえてこの文章を書かせてもらいます。

多くの選手が、ケガでフットボールを楽しめなくなっています。

せめて、この文章を読んでいる方だけでも、何かを感じて欲しい。







 フットボーラーのケガの大多数は、下肢におけるものです。

受傷後すぐのケアは、もちろん大事です。

それよりも前に、ケガをしない準備こそが、何より大切なはずです。

W−UPやストレッチである程度予防は出来ます。








 ただ、今回のような足首のケガは、予防が難しい。

さらに、一度受傷すると、くせになってしまうケースが多い。

特に捻挫は、その傾向にあります。

それを予防するために、バンデージというものがあります。

関節全体を包み込むように巻く、高機能の包帯です。

これをケガをしていなくても、予め巻いておく。

そうすれば、多少のストレスなら、何事もなかったように。

相当ひねったとしても、そのケガの程度は圧倒的に軽度なもので済むでしょう。






「このようなものを巻くと、動かしにくい、ボールタッチが悪くなる。」

そんな、批判も耳にします。

大怪我をして、何ヶ月もボールを蹴れずにつまらない思いをする。

それと、多少の動きづらさとを比べてみてください。

どちらが大事ですか?

しかも、最近のバンデージは、使いやすくなっています。

適度の伸縮性があり、足にフィットし、動かしやすくなっているのです。

昔のように、ガチガチのギブスのようになるものではありません。







( 余談ですが、私は今まで、「バンテージ」だと勘違いしていました。

この文章を書くために調べてみると、「バンデージ」であることが判明しました。

Vantage…バンテージだと、優位を意味する言葉になってしまう。

包帯を意味する、Bandage。

カタカナで表記するなら、バンデージになりますよね。

何十年も勘違いしていたので、お恥ずかしい限りです。)







 さて、私も、試合や、対人プレーをする際には、巻くようにしています。

そのおかげもあり、大きな足首の怪我はありません。

それでも巻いているのは、予防のためです。

段取り八分の、一部分ですよね。

巻かずに試合をすると、不安な気持ちになるほど、バンデージを信頼しています。

「無事是名馬」

少しでも長く、ボールを蹴るためには、自分の体を大切にしてあげなくては!!







追記

日本対韓国の、フル代表の試合を思い出してください。

駒野が、競り合いで強くぶつかられ、腕の骨を骨折してしまいました。

もちろん、不用意に過剰にチャージした、韓国選手が悪いのは、間違いないです。

ただその時、駒野は準備できてたでしょうか?

韓国の当たりが厳しいのは、知っているはず。

腕を使って、相手が入ってこれないようにしながら、ジャンプヘッドをしていれば。

栗原が、顔面を強打されたシーンも同じです。

目の前に相手選手がいるのに、普通にヘディングしようとした。

鼻を折ったり、目が腫れ上がったりしなくて良かった。

そうならないためには、カラダを横に向け、肘を曲げた腕を出していれば。

自分のカラダを守るのは、自分しかいない。

2人とも、日本国内基準でプレーしてしまったのでしょうか。

これも、準備に不足があったと言わざるを得ません。
posted by プロコーチ at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | フィジカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月27日

信じられる「何か」

 最近、様々なところで目にする、ブレスレッド?があります。

何かな?と、気にしていました。

すると、「パワーバランス」という商品でした。

身につけるだけで、カラダのバランスが良くなるらしいのです。

トップアスリートや、芸能人などにも愛用者が多く、話題の健康グッズです。

今や、偽物が出回るほどの人気です。





 1週間ほど前に、試させてもらいました。

身に着けて、パワーバランステストなるものをしました。

両腕を広げて、片足立ちになる。

その状態から、片方の腕を押し下げてもらうのです。

パワーバランスの効果が発揮されれば、バランスが向上する、はずでした。

残念ながら、私には何一つ変化が起こりません。

少し期待していたので、残念。

私には効果が無かったのですが、貸してくださった方には、いい結果が出ている。

バランスが良くなり、効果が出ているらしいのです。







 実際は、どうなのでしょうか?

こういったものは、個人差があります。

効果自体もそうでしょうし、受け取り方にも差があります。

全く効果が無い人。

それどころか、霊感商法呼ばわりをして、詐欺だ!と叫ぶ人もいます。

その一方で、すごく効果があった人。

良かったら使っては?と勧める人もいます。

どっちが本当なのでしょうね。

私は、どちらも本当なのだと思います。






 こういうものを耳にして、体感してみて、常に思うことがあります。

気になれば、試せばいい。

嫌なら、試さなければいい。

トレーニング方法や、リカバリーの方法も、人によって、唱えることが異なるのと同じです。

少し前は、王道だったやり方が、今ではすたれていることもしょっちゅうです。





 例えば、ダンベルや、マシンを使っての筋トレを嫌う人がいます。

カラダが重たくなるから嫌だ、それが彼らの理由です。

昔の南米のフィジカルコーチは、マシンでのトレーニングを信じてはいません。

マシンよりも、ピッチで行う、サーキットトレーニングなどで、筋力の向上を図らせるのが好みでした。

その逆に、マシンやダンベルでカラダを作って、試合でのプレーが改善された選手もたくさんいます。




 他にも、イチロー選手が取り組んでいる、初動負荷理論。

パフォーマンスの向上につながった人もいれば、その陰には効果が無かった人もいるのです。

そのやり方が、イチローには合っていた。

それだけのことです。






 私は、酸素カプセルをここ数年、愛用しています。

疲労がピークになった時、コンディションを高めたい時。

1時間程度、酸素カプセルに入ります。

頭もスッキリ、カラダも軽い。

私のカラダにとっては、合っているのでしょう。


 その一方で、全く効かなかった。

狭いところに入るのが、そもそも嫌だ。

そういった感想も、耳にします。

その人には、合わないのでしょうね。





 


 リラックス方法も、パフォーマンス向上も、リカバリーも、何が効果があるのかは、人それぞれです。

結局のところ、自分にあうものを探さなければならないのです。

良ければ続けるし、合わなければ捨てる。

大事なことは、常に自分のカラダと対話すること。

そのことだけが、ピッチやコートで、長くフットボールを楽しめる助けになってくれる。

人に言われたことや、流行っているものを、ありがたがっているだけでは、効果は薄いでしょう。


 



「信は力なり。」

(この言葉には、様々な解釈がありますが。)

自分が心の底から信じられる「何か」は、自分の力になってくれる。

それが、髪の毛一本でも、言葉一つでも、構わない。

信じれる何かを見つけられた人は、幸せだと思います。


posted by プロコーチ at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | フィジカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月28日

現象の原因を探るカギ

 1対1の場面です。

DFが相手攻撃選手をマークしている。(まだボールを保持していない)

マークしている選手にパスが入る!その瞬間を逃さずに寄せて行く。

次の瞬間、簡単に方向を変えられ、抜き去られてしまう。

なぜ、やられてしまったのか。






 コーチの仕事の1つとして、分析があります。

何か現象が起こった!

その原因はなんなのか?

つい、戦術の部分から、技術の部分から、その分析を開始してしまう。

もちろん、当てはまることも多く、解決出来る事もあります。

ただし、原因がそこには無い場合も、当然あるのですが・・・。







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 例えば、判断のミス。

相手FWが、ボールを足元に止めると決め付けてしまった。

止めた瞬間を狙って、寄せきろうとした。

ところが、ワンタッチでボールを動かして止める、巧みなボールコントロール。

簡単に逆を取られてしまった。





 それなら、やられた原因は簡単です。

相手FWがファーストタッチした瞬間、DFが両足を地面に着けて静止する。

コントロールされたボールを観て、二度目・三度目のアプローチを掛ける。

この原則が守れていないことに、今回の原因がある。






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 では、この原則は、分かっている。

そして、止まろうとしたけど、止まれなかった。

戦術的な判断のミスも無い。

それならば、原因はどこにあるのか?




 

 こうなると、技術的な問題、相手との駆け引きだけでは、解決するのは難しいかも。

もしかすると、カラダそのものに原因があるのではないか。

筋肉量、姿勢、カラダの使い方、いわゆるフィジカルと呼ばれる部分に問題がある。

それならば、いくら技術・戦術トレーニングをしても、越えられない壁・・・。

カラダの機能を改善することから、解決出来ないのか?

この考え方も、発想の1つとして、持っておいてもいいはずです。







 これは、守備の局面だけに言えることではない。

攻撃の時でも、充分に起こりうる。

マークを外そうと、相手との駆け引きをする。

いくらチェックの動きを入れても、目線を盗んでも、追いつかれてしまう。

もう数秒フリーになれれば、仕事が出来たのに。

他にも、ボールタッチやフェイントで、相手をいくら外しても、抜くことが出来ない。

相手の逆を取ったはずなのに、先回りされている。

問題は、どこに?





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 選手に発問してみる。

「一度止まろうとして止まれなかったのか?」

「それとも、まったく止まると言う選択肢が無かったのか?」

もしくは、「相手DFを観てたのか?」

「変化を感じれたのか?」

その問いかけに対する反応、選手の次のアクションから、見えてくる。

なぜ、その現象が起こったのかが見えてくる。






 改善するべきは、頭なのか、技なのか、カラダなのか。

問題を1つだけに留まらない。

幾つかのことが、絡み合って、その現象が起きている。

それでも、原因の1つに、カラダの機能もありえますよね。
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2010年03月23日

弱点の克服

 自分自身を知っているか。

長所はどこなのか?

短所はどこなのか?

相手チームのスカウティングをして、弱みを握る、脅威に対策を練る。





 では、自分たちのことをどこまで知っているのか?

「敵を知り己を知れば百戦危うからず」

己を知ることを、抜かしてはいないだろうか。


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 私のカラダの弱点の1つに、内転筋の弱さがあります。

内モモの付け根部分です。

疲労が蓄積していくと、疲れが抜けなくなる。

連戦をしていると、そこが、ツリそうになることがあるほどです。

ボールを蹴りこみすぎると、痛みが何日も残ってしまいます。

高校生の頃には、蹴りこみすぎて、軽い肉離れにまで進んでしまいました。





 毎日、ここを意識してストレッチをして、疲れを残さないようにはしています。

それでも、ある一定以上の負荷が掛かった時には、傷害が発生。

小さな時限爆弾を、常に抱えているようです。

これは、高校生の頃から、付き合っている痛みです。

だいぶ、付き合い方も慣れてきています。

補強運動もしているのですが、なかなか爆弾は撤去されないようです。






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 ジムに通っている時には、マシントレーニングを取りれていました。

アダクションと呼ばれるマシンを用いて、強化に励みました。

マシン上の数値は、トレーニングに比例して、徐々に向上します。

ピッチ上でも、少しずつではありますが、変化が見られました。





 最近では、バランスボールを用いて、トレーニングしています。

内転筋に負荷が掛かるようなフォームを探し、取り入れます。

少しでも、強化と疲労回復を目指す。

痛みのせいでボールが蹴れなくなるのは、つまらないですから。






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 ここ最近で、気になってるトレーニング器具があります。

テレビやインターネットで、徐々に話題になっている?ものです。

内転筋を集中的に鍛えてくれる、らしい。

・美容と健康に効果あり。

・脚とお腹の引き締めに。

これらが、この器具の宣伝文句になっているようです。





 売っているお店を探し出し、店頭で試してみました。

あまり期待せずに、器具に乗り、エクササイズを始めました。

1分間、脚を開いて・閉じてを繰り返す。

それだけのエクササイズです。

負荷も、それほど強くはありません。

1回だけなら、運動をしていない中高年の方でも、軽々出来るほどのものです。





 ところが、時間が経つと、徐々にしんどくなっていきました。

毎日指導の現場に立ち、週に何回もトレーニングをしている人間がです。

時計とにらめっこしながら、ようやく1分が経過です。

予想以上の負荷の強さに驚きました。

しかも、内転筋に、ピンポイントで効いてくる実感がありました。





 負荷の掛かる場所は、アダクションマシンと、ほぼ同じでした。

家庭で、アダクションマシンは設置することは出来ません。

でも、これなら!

思い立つと、その器具を手に、レジに向かっていました。





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 3ヶ月。

トレーニングで結果を出すためには、3ヶ月間の継続が大事。

購入して1週間。

今のところ、ニューマシンと仲良くトレーニングしていっています。

弱点の克服になるのか?
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2009年12月22日

偉大なるGKになるために

 〜偉大なるキーパーなくして、偉大なるチームなし〜


先週参加したJビレッジでの研修会で、GKコーチが紹介してくださった言葉です。

ドイツワールドカップでイタリア代表のゴールを守った、ブッフォン選手。

2008スイス・オーストリーユーロで、スペイン代表のゴールを守った、カシージャス選手。

他にも例を挙げると、どんどん出てくるでしょう。

では、その偉大なるキーパーになるためには、どんな条件があるのでしょうか。



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 私は、トレーニングマッチで、GKに入ることがしばしばあります。

元々、守備の人間ということもあり、GKには興味を持っています。

最低限の基礎を踏まえ、決断力とスピードを武器に、なんとか死守しようと奮闘します。




 プレースタイルは、がんがんコーチングし、まずはシュートを打たせない。

守備組織を整えることを、最重要課題において、たくさん周りを観続けます。

DFの背後のスペースに、積極的に飛び出しても行きます。

少しでも、シュートコースを狭めようと、高めのポジションをとることを心がけています。

1対1を止めたり、至近距離のシュートをストップするのは、徐々に進化しているはずです。




 ただし、平凡なシュートに対して、反応しても届かないことがあります。

前に飛び出した、上を越されることも、多々あります。

多くの場合は、指先は触れているのですが、コースを変えられず、失点・・・。




 私の身長は、170センチありません。

ポジショニングとスピードで補うのには、もちろん限界があるのです。

同じような失点をするたびに、思うことがあります。

「もう少し、サイズがあれば。」

「身長が10センチ、20センチ高ければ、届いたのに・・・。」

悔しい思いを、何度もしてきました。







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 日本人は、欧米諸国に比べると、残念ながら大きくありません。

近年、栄養が改善され、改善されつつもありますが、諸外国を追い越すことはないでしょう。

現在、成人男子の平均身長は約171センチ、同じく成人女子は約158センチです。

この数字は、北欧・ドイツや英語圏の国々と比べて、明らかに小さい。




 身長を決定する要素として、遺伝的要素の割合は、大きいものがあるはずです。

現在、子供をセレクションする際には、両親、祖父母の身長を確認することも多くあります。




 例えば、こんな計算式もあるようです。

男子の身長=(父親の身長+母親の身長+13)÷2+2

女子の身長=(父親の身長+母親の身長−13)÷2+2


ここに両親の身長を代入すると、将来の身長が分かるそうです。

統計的に、編み出した数式なのでしょうか。

ちなみに、私の場合は(姉も含む)、ほぼドンピシャでした。

予定通り、健康に発育したとも言えるでしょう。






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 GKに話を戻します。

ゴールには、2.44Mの高さがあります。

ボールを浮かせることは、ルール上、もちろん何の問題もありません。

そして、7.32Mの横幅があります。

このゴールの高さ、横幅をカバーしやすいのは、どんな体型でしょうか。

背が高く、腕が長いほうが、圧倒的に有利になります。




 そして、サイズの大きなGKには威圧感もあります。

相手選手が、シュートを意識してゴールを観た瞬間。

そのゴールが大きく見えるのか、それともGKのせいで小さく見えてしまうのか。

その意識が、安心させてしまうのか、プレッシャーとなるのか。

GKのサイズが、シュートの精度に、影響を与えることもあるのです。

私が守るゴールは、隙間だらけで、大きく見られているのでしょう・・・。




 世界のGKは、大型化が進んでいます。

チェコ代表、ペトル・チェフ選手は196センチ。

イタリア代表、ジャンルイジ・ブッフォン選手は191センチ。

小さく見えるスペイン代表、イケル・カシージャス選手でも185センチあります。






 ブラジルの名門サンパウロFC。

ここでは、GKの身長の伸びが止まり、プロのサイズに届いていない。

そう判断されると、上の年代に昇格することが出来ない。

14歳にして、177センチあってもです。

コーチ曰く、185センチなら、どうにかプロのレベルでやって行けるだろうとのこと。

レントゲンを撮り、骨年齢を調べることまでしています。





 その一方、日本代表のGKはどうでしょうか。

ここ10年は、川口選手と楢崎選手が、常にポジションを争い続けてきました。

その川口選手が、179センチ。

楢崎選手が、187センチ。

近年台頭してきた選手でも、皆が大きいわけではありません。

女子代表のなでしこでは、山郷選手が163センチ、福元選手が165センチです。





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 女子代表では、あるプロジェクトを進めています。

対象は、15歳以下の中学生年代です。

スーパー少女プロジェクトと銘打たれた、このプロジェクト。

サイズが小さい、小さいと嘆くのではなく、自ら何とかしよう!




 以下、抜粋です。

将来のなでしこジャパンのゴールキーパー(GK)を発掘・育成するプロジェクト。


普及=発掘

サッカー経験の有無を問わず、将来日本の女子サッカーを支えうる才能ある人材として、
長身の選手、身体能力の高い選手を一般公募により選出する。
初心者であっても、これからGK選手として活動していくことができるよう、
基礎から集中的にトレーニングを行う。



 
 2004年から、現在まで継続して行われているこのプロジェクト。

初期のメンバーのトレーニングを見学したことがあります。

その中には、実は原石が含まれていたのですが・・・。

当時の印象は、「もっさりしている、カラダを動かせれていない。」

「大きいだけでは、代表のGKにはなれないのでは?」

発案は面白いのですが、企画倒れになってしまう予感すらありました。





 ところが、今回発表された、なでしこジャパン候補。

その中に、スーパー少女プロジェクトで発掘された選手が入っているのです。

彼女は、当時身長182センチ!

現在はさらに成長して、187センチ!!もあるのです。

JFAアカデミーでトレーニングを続け、U−20代表で活躍。

Lリーグに入団し、今回の代表候補選出まで、登りつめて来ました。




 このプロジェクトを担当する、GKコーチの話です。

先週、Jビレッジで開催された、指導者講習会。

またまた参加し、その折の講義にて伺いました。

「彼女は最初、ちゃらいプレーもあった。」

「トレーニングを続け、こつこつと成長していった。」

「まだまだ発展途上ではあるが、可能性に満ちている。」




 スクリーンで紹介された、彼女の写真を見ると、頭2つ分ほど抜け出ています。

男子の187センチと、女子の世界での187センチを単純比較することは出来ません。

それでも、平均身長などから考えると、明らかに2Mを越える。

彼女の身長には、そこまでの価値があるでしょう。







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 偉大なGKになるためには、様々な要素を、向上させなければならない。

キャッチング、倒れる、フィードなどのGKとしての専門的なテクニック。

戦術的な部分に、フィジカルに、強いメンタル。

そして、真剣勝負を積み重ねた経験が、何よりの要素です。

30歳を過ぎても、まだ現役のピークではないGKも多数います。





 彼女は、まだ20歳にもなっていません。

GKとして大成するには、まだまだ、多くの試練が待っているでしょう。

伸ばさなくてはならない要素も、残っているはずです。

それでも、高い身長というアドバンテージを持った彼女。

U−20のレベルでは、活躍しています。





 このプロジェクトは、ひとつ形を残しました。

1人の人を育てることが出来た。

それだけでも、成功と言えるかもしれません。

彼女が、なでしこジャパンを偉大なチームに導いてくれることを期待しています。
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2009年09月15日

ステップを踏む

 つい先日、指導中に耳慣れない単語を用いて、話しかけられました。

私が、ワンタッチパスの、デモンストレーションをしていた時のことです。

「コーチは、***・*ステップするんだね。」

さらに、続きます。

「サッカーにも、***・*ステップあるんだ?。」

私の不勉強のため、聞いたことの無い単語でした。

後から調べてみると、面白いことが分かってきました。

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 私に、話しかけた彼は、フットボール自体は、私の元で、始めて数年の初心者です。

時折、光るプレーを見せてくれますし、ユニークなキャラクターでグループを明るくしてくれます。

ただし、テニスの方は、幼少の頃からしていたそうです。

学生時代は、かなり名の知れた大学の体育会で活躍していたとのこと。

また、以前にはテニスのコーチをしていたこともあるそうです。

相当、深く、長くテニスに関わっているようです。



 
 その彼が、発した言葉が、「スプリットステップ」なのでした。

動作そのものは、両足を揃えて軽く飛び跳ね、ラケットを構え、飛んで来るボールに備える。

ただし、それほど簡単なものではないそうで、・・・。

詳しく、教えてもらったところによると、次のようなものだそうです。



 
 相手が打とうとする直前(インパクトの瞬間)にステップを踏む。

ステップ、それ自体は簡単で、両足でピョンと小さく真上にジャンプします。

どこでも動ける、前後左右どの方向にも動ける状態を作る。

着地の時には、身体を沈み込んでいるようでした。

さらに上達すれば、相手が打ったラインを判断し、その判断ができた瞬間に1歩目が出す。

次の一歩を助けるために、ステップを踏むように、とのことです。



「初心者と、熟練者との大きな違いは、これが出来るかどうかにある。」

「見た目は簡単だが、このステップを踏んでいれば、「「あいつ出来るな!」」となるよ。

実演とユーモアを交えながら、スプリットステップを教えてもらいました。






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 テニスの世界では、当たり前のものとなっている、このスプリットステップ。

その呼び名は、全く知りませんでした。

指摘されて、始めて自分が使っていることを、意識するようになりました。




 ボールを保持していない時、ゆっくりと足を動かしておく。

たとえ、同じ場所に留まっていても、べた足で立っていることは無い。

自分でプレーしている時には、ステップを踏んでいます。

特に、疲れてくるとべた足になりやすいので、意識してステップを踏むこともあります。

頭や上半身は、ぶれない程度に。

ひざと足首の曲げ伸ばしを用いて、左右交互に、ゆっくりと。

この習慣を、指導している選手につけさせたい。

その思いから、よくステップについては、口にしていました。





 ここまでは、意識して習得しよう、させよう、としていたものです。

ところが、ボールが自分に近付くその瞬間に、スプリットステップを踏んでいる。

彼の指摘によると私の動きは、そう、らしいのです。

おそらく、イレギュラーバウンドに対応しやすくするため。

おそらく、筋肉の動作をスムーズにするため。

知らず知らずのうちに、身についていたのでしょう。

もちろん?私には、テニスの経験はありません。



 



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 実は、GKを指導する際には、このスプリットステップを用いさせていました。

GKの昔からの鉄則として、このようなものがあります。

「シュートを打たれる瞬間には、両足を地面に着け、静止する」

この鉄則の意図は、どちらにでも対応出来る様に。

もし、どちらかに体重が掛かっていては、逆をとられる恐れがある。




 ところが、これを忠実に守りすぎると、最初の一歩が遅くなってしまう。

GKの基本姿勢をとったまま、ポジションをずらして行き、シュートに備える。

陸上のクラウチングスタートの一歩目で、ものすごいパワーを必要とするのと同じでしょう。




 たくさんの経験者(プロ選手も含む)に話を聞き、海外のGKを観察して、1つの結論が出ました。

そして、次のように指導していました。

「シュートを打たれるまでは、ポジションを修正しながら、リラックスして構える」

(この時は、そこまで深く沈まない。ひざは軽く曲げた程度で)

「相手を観察、シュートの瞬間を予測して、その寸前に軽くジャンプしてから構えるように」

(ジャンプから着地して、深くひざを沈みこむように)

「シュートの瞬間に、両足が地面に着いていれば、それでいい」

これは、スプリットステップそのものではないですか。







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 私は、フィールドプレーヤーも、このステップが使えるのではないか?

種目が違うので、全く同じではないにせよ、エッセンスを用いることは出来ないか?

そう考えています。

少なくとも、重心が逆に掛かったままでは、ボールへの反応は、圧倒的に遅くなってしまいます。




 トン・トン・トン・トン・トン・トン、ターーン、タタン。

細かいステップから、スプリットステップ、ボールに触る寸前にはさらに細かく。

これが、私が踏んでいるステップの擬音です。

プロの選手などを観察していると、べた足ではプレーしないことに気づきます。

そして、飛び上がってはいませんが、スプリットステップのような伸び上がりも?!

もう少し観察、研究、実践を重ねて、新たな指導フォルダにしたいものです。

posted by プロコーチ at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | フィジカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする