2018年12月22日

食べることは生きること

 人間は、自分の体の中に取り入れたもので出来ている。

だから、人間として成長していくには、成長を促すものを取り入れたい。

絵画や音楽といった芸術も、周りとの会話も。

目や、耳から入ってくる刺激ですね。

いいものを取り入れれば、いい人間として成長していくのでしょう。








 食事について、学ぶ機会がありました。

栄養フルコース型の食事を!

・主食(お米や麺)

・主菜(おかず)

・副菜(野菜)

・果物

・乳製品

これら全てが揃っているメニューを、栄養フルコース型の食事というそうで。

毎回、こんなに揃えられない!と思ったら、いいヒントを頂きました。

果物と、乳製品をプラスしようとすると、バランスを取りやすいそうですよ。

そして、野菜は色の濃いものを。










 いくつかのエピソードを紹介くださったので、忘れないように覚書をしておきます。

よければ、参考にしてください。

酒井宏樹。

彼は、レイソルのジュニアユースで育ちました。

15歳の時には、毎日、4000キロカロリーの食事を食べていました。

普段の生活+運動で消費する+成長に必要な分

これを足すと、4000キロカロリーは必要だそうです。

大型サイドバックとして海外でも通用するあの体は、子供のころからの食事が後押しをしてくれている。

ちなみに普通の成人男子なら、2500キロカロリーで十分です。












 プロ野球の大谷翔平。

彼は、体を大きく強くするためにタンパク質の摂取を改善したそうです。

目安は、体重×2g。(アスリートの場合)

93キログラムの体でしたら、186gのタンパク質を一日に取らなければならない。

しかも、出来れば、まとめてではなく、こまめに。

彼は、朝ご飯に1045キロカロリー食べていて、タンパク質は43g。

それを改善し、1350キロカロリー、タンパク質を76gまで増やしたそうです。

ご飯だけでなく、間食も活用。

トレーニング後30分以内、寝る前にもタンパク質を。

毎回の食事も、おかずである主菜を2人前を目安にしていたそうです。

これだけ食べると、世界で通用する、あれだけ立派な体になるのです。

193センチ、93キロ。











 一つの目標とする目安を書いておきます。


小学生、140センチ、30キロ。

3150キロカロリー、タンパク質125g摂取。


高1、175センチ、58キロ

3900キロカロリー、タンパク質160g摂取。


高3、178センチ、69キロ

4500キロカロリー、タンパク質210g摂取。

これくらい成長期には、たっぷり摂取して行こうという目安です。

体重×2gをはるかに超えた数字です。



そしてちなみに、ローソンの大きい焼き鳥。

レジ横で売っているあれです。

タンパク質は、1本約15g。

牛乳なら、コップ1杯で、約7g。

卵1個で、約7g。

なかなか、大変ですね。










 トレーニング、栄養摂取、休息。

このサイクルを上手に回し続けることが、やはり重要なようです。
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2018年12月07日

競技規則をもう一度

 指導者たるもの、ルールを正確に把握することが求められますね。





 つい先日、思い知らされる出来事が起こりました。

私が長年指導させてもらっているチーム。

大切な公式戦がありました。

昨年昇格したばかりのリーグでしたが、戦績が思わしくありません。

残念ながら降格争いの真っただ中。

どうしても勝ちたい試合でした。








 ところが、ミスからカウンターをくらって、先取点を与えてしまいました。

前半残り10分で0-1。

内容自体は悪くないので、少なくとも、このまま前半を終えたいところでした。

ここで、またもや失点の危機。

ゴール前までボールを運ばれ、シュート。

こぼれ球を詰められて、ゴール。

副審もゴールを認めるアクションを起こしました。

私は、その前のプレーで明らかなオフサイドがあったと認識していました。

副審にも、主審にも、大きな声でそれを伝えました。

2人が少し言葉を交わします。

すぐに、ゴールを認める判定が下りました。














 あり得ない。

なぜならば、私が認識している事象と、審判の2人が認識している事象が同じでした。

それなのに、ノットオフサイドとして、ゴールが認められてしまった。

私が、見間違い、見落としをしてしまっていたのなら、こちらに非があります。

お騒がせして、すみません。

見えているものが同じなのに、下す判定が異なっている。

いくら抗議しても、認められることはありませんでした。

我々のキックオフで試合が再開されました。

そして、試合は、後半の猛攻も実らず、我々敗北に終わりました。














 試合後、競技規則をめくり、確認しました。

そして、旧知の2級審判員の方に電話をして、ルールの確認をお願いしました。

するとやはり、あのプレーはオフサイドである。

試合後、再び、審判の下に話に行きました。

話していくと、レフェリーサイドの、ルールの理解が誤っていたことが判明したのです。

だからと言って、もう、判定は覆りません。

運営本部に訴えることも、しません。

私の話を、勇気を持って聞く耳を持ってくれた審判には、敬意を表したいと思います。














 私自身、オフサイドのこの解釈についての理解が、あやふやな部分があったのです。

理解はしていたのですが、8割ほどの自信しかなかったのです。

もし自分が、10割の自信を持って、講義することが出来ていたら。

あの失点は、無かったかもしれない。

オフサイドに関する競技規則が、毎年のように、少しずつとは言え変更されている。

指導の現場に立つのなら、ルールを正しく理解し、本質をつかんでおくこと。

自分の不勉強のせいで、頑張っている選手の力になれなかった。

本当に悔しい試合になってしまいました。

反省ですね。

競技規則スタンダードを見返さないと。
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2017年01月25日

社会人リーグ2017

 今年も、新しいシーズンが開幕しました。

開幕戦、無事に勝利。

1部で、少しでもいい順位、いい内容にしたいものです。







 チームの課題。

・お互いのコミュニケーション
  
 特にプレースタイル、趣向の理解。

・立ち上がり

 ミスを減らし、落ち着いた試合に持ち込みたい。

・セットプレーの守備

 マーク、壁、ラインの設定





個人の課題

・ステップワーク

 特に、方向を大きく変える際にスムーズに。

・プレーとマネジメントの両立

 仲間の力を借りながら、どちらかだけにならないように。

・試合全体を読む

 自分周辺だけでなく、ピッチ全体、時間管理まで。



自分が、真剣な試合を続けることで、刺激を得ていたい。

コーチになり過ぎて、プレーヤー目線を忘れたくない。

何より、フットボール大好きの気持ちを、プレーで出し続ける。

そのための準備を。

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2015年10月14日

シーズン閉幕

 4勝2分け4敗。

勝ち点16。

11チーム中5位。

得点15、失点18で、得失点マイナス3。

今シーズンの社会人リーグが、閉幕しました。

中位に終わりましたが、余裕を持って残留です。

4敗中3敗が上位3チーム。

何とも、順当に1シーズンが終わった形です。

今シーズンは、新人メンバーをたくさん迎えたのも、特徴でした。







 試合としては、少しでも主導権を握って、ゲームを進めたい。

一番後ろから、ビルドアップしながら、攻撃する。

ガッチリ守って、カウンターに全てを掛けるサッカーからの脱却。

対戦相手のレベルによってですが、狙った形が出来てきました。

ただ、前からプレッシャーを受けると、蹴ってしまう。

前が手詰まりなのに、進めてしまう。

試合をチームとして読んで進める「目」のようなものが欠けている気がします。

行くときには、迷わず行く。

行かないときには、のんびり・チンタラ時間を進める。

そんな試合展開を進めるチームにとなっていきたいですね。








 とりあえず、1シーズン終わりました。

来シーズンの課題は、新メンバーと旧メンバーとの融合。

主導権を握りながら試合を進める時間帯を増やす。

個人としては、経験や年齢で逃げない。

ガチンコのぶつかり合いや、走り合いでも相手を抑える力を持つ。

行けるところまで、戦いたいなと思います。

同僚のチームや、仲間のチームも頑張っているので、いい励みになります。

一年間、ありがとう
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2015年02月28日

今年も参戦

 今年も、社会人リーグに参戦。

1部リーグで戦えることに感謝しながら、初戦を迎えました。

対戦相手は、連覇をしているチャンピオンチームでした。

そのチームから学ぶことがあったので、覚えに書いておきます。








 その対戦相手は、ボールをポゼッションしながら、試合を運びます。

中盤から前は、チョンチョンと細かい展開と、ドリブルのバランスがいい。

一人でぶっちぎる能力は無いのですが、とにかく穴が無い。

ボールの納まるところばかり。

対戦相手の守備者からしてみれば、ボールの取りどころが難しい・・・。

詰まって後ろに下げると、サイドチェンジを一発のキックで出来る選手が一人。

あのDFの選手も、守る側からすれば、厄介なものでした。










 特筆すべきは、スペースを、共有し合っていること。

縦パスを入れるために、FWが1枚、斜めに流れて行く。

流れながら「タロウ(仮)タロウ(仮)」とトップ下の選手に声を掛ける。

流れたFWに斜めの縦パスが入る。

それと同時に名前を呼ばれていたトップ下の選手が、出来たばかりのスペースに入ってくる。

1タッチか、2タッチでトップ下にボールが渡ると、完全に前を向いている。

こちらは、完全に後手を踏みながらの対処になってしまう。

レッズやサンフレッチェが、縦パスをきっかけに選手が動き出す、アレです。







 そのきっかけとなるのが、名前を呼びながら、二人の選手がスペースを共有している。

その動きが斜めの組み合わせであること。

こちらも、常にチャレンジ&カバーが出来ていれば防げるのですが、遅れてしまう瞬間が、。

すると、決定的な形になってしまう。

対戦相手ながら、天晴!!の中盤の崩し。

是非、参考にしたい動きでした。

この崩しを支えるのが、穴のない出場選手たち。

一人ひとりが、難しいプレーではなく、シンプルで正確なプレーを心掛ける。

気の利いたプレーが出来るのは、数人しかいないのですが、とにかく総合力が高いチームでした。










 初戦は、残念ながら落としてしまいました。

自分自身は、まあまあのパフォーマンスだったかもしれない。

でも、失点して負けている時点で、DFとしても評価は、バツですね。

あの相手を参考に、崩しをしていきたいものですが、さて。
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2014年10月08日

社会人リーグ最終節(第10節)

 今年のリーグ最終節でした。

結果は、1対3(前半0対2)で敗れてしまいました。

私自身の指揮官としても、プレーヤーとしてもミスを犯してしまった。







 台風が迫っている中での、開催。

高品質の人工芝ですが、半分以上水たまりとなってしまった。

それなのに、中盤を経由するパス回しを、一つの攻撃方法として狙わせた。

勝率を高めるだけなら、スペース目掛けて蹴り飛ばして、こぼれ球を狙う方が高かったはず。

中盤でのパスがつながったはずが、水たまりでボールが止まってしまう。

うーん、割り切った方が良かったのでしょうね、おそらく。

対戦相手は、完全に割り切って蹴飛ばしてきました。








 プレーヤーとしては、重馬場でのプレー。

走ることは出来る。

方向を変えることも出来る。

ただし、ボールを蹴れない。

特に、一つステップしてから(切り返して、もしくはターンしてから)キックしようとすると、、。

雨のサンドニで、ジダンを始めとするフランス代表が、軽々とプレーしていた。

何ともうらやましい。

まずは、取り替えのスパイクでも買うべきなのでしょうか。









 10試合を戦い、3勝4敗2分け。

勝ち点11でフィニッシュです。

おそらく、11チーム中6〜7位くらいでしょうか。

来年も1部で戦うことが出来そうです。

厳しい戦いを、プレーヤーとして経験し続けること。

真剣勝負をする場に立ち続けること。

このことは、必ずコーチとしての気付きにもなってくれるはず。

もうしばらく、この戦いを続けて行きたい。
posted by プロコーチ at 01:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 覚書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月03日

社会人リーグ第9節

 今シーズンも、残り2試合。

優勝は無く、降格も無い。

中位がほぼ決まりました。

リーグの運営上は、単なる消化試合です。








 単なる消化試合にはしたくない。

「狙いを持ったいい試合をしよう」

トレーニングをしない我々にとっては、1試合1試合がチーム力を高めるための場。

しかも、相手が真剣に来てくれるとなれば、消化試合にしている場合ではない。

来年につながる、チーム力を高めるためのいい試合にしたい。

・中盤を経由してボールを前に運んでいく

・中央を締めて、外に追い出す守備をする

この2つの部分を高めていきたい。







 試合が始まり、10分ほどでトラブルが起きてしまいます。

GKがファイセーブ。

低い弾道のミドルシュートが、ゴール隅に。

体をグッと伸ばして、ボールを外に弾き出しました。

その後、なかなか起き上がって来れない、我がGK。

胸から肩にかけての筋肉を損傷してしまった様子。

治療のために、外に出します。

10分20分ほどで回復する?!とのことなので、交代はさせたくない。

代役で、私がGKに入り、10人でしのぐことにしました。








 前半は、0対0。

GKも戻ってきましたが、片腕がほとんど上がらない状態。

後半、ミドルシュートが2本、素晴らしいコースに決まってしまいます。

しかも、腕が上がらない側に、、。

こちらにもチャンスは生まれるのですが、1点を返すのがやっと。

試合は1対2で、悔しい敗戦となってしまいました。








 成果

・苦しい時間帯も、お互いが助け合って試合が出来たこと。

・まだまだ蹴ってしまうが、中盤を経由する展開を増やせたこと。




 課題

・スペースをお互いに共有したい

・中盤のかみ合わせが悪く、フリーの選手を作ってしまい、後手に回った



残るは1試合。

どんな試合をして、来年につなげることが出来るのか。

posted by プロコーチ at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 覚書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月12日

社会人リーグ第8節

 所属する社会人リーグも、終盤を迎えました。

今回は、同じく中位争いをしているチームとの対戦。

なんとしても下して、残留を間違いないものにしたい。

ですが、当日に仲間の結婚式が!

出席してからだと、ギリギリで駆けつけれるかどうか!?






 最終的には、キックオフ寸前に到着予定だったので、サブに回ることにしました。

前半、仲間の試合をじっくり見ることができました。

普段は外から見ることが無いので、いい機会をもらいました。

そこで、いくつかの課題点を見つけることができたのは、今後のメリットになってくれるでしょう。





 もう一つ、外から見ていると、対戦相手の中盤に弱点を見つけました。

攻撃から守備の、トランジションが遅い。

前掛かりになって、DFラインの前のスペースを空けてしまう。

自分が試合に入ったら、そこは狙っていける。

頭の中で整理しながら、W-upを続けました。

前半を終了して0対0。

チャンスは、圧倒的に我々に多いのですが、シュートが決まらない。

GKの好守もありましたが、得点が入りません。

少し嫌な流れです。







 後半10分からCBで出場しました。

周りを落ち着かせるための声をかけながら、試合を進めました。

相手の攻撃は、外から見ていて分かっていたので、怖くありません。

後は、どのように点を取るのか?

そのまま、時間が過ぎていきました。

残り5分をすぎたところで劇的な決勝点。

ボールを奪った勢いで、そのまま3人が飛び出してゴール。

そのうちの一人は、私。

80M全力で駆け上がり、シュート。

こぼれ球を味方が詰めてくれました。

決勝ゴールとはなりませんでしたが、勝利に貢献できたのは嬉しいですね。







 今シーズンも、残り2試合。

8試合を戦い、3勝3敗2分けで勝ち点11。

11チーム中5位。

新しいメンバーもチームに馴染んで、少しずつポジティブな試合展開が出来ています。

中央を固めて守備組織を作り、ロースコアの展開に持ち込む。

少しずつボールを保持する時間を作り、カウンター以外の攻撃の手段を作る。
 
戦いの形が、共有されているように感じます。

残り2試合で、内容を求めて行きたいところです。
posted by プロコーチ at 17:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 覚書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月14日

社会人リーグ第7節

 所属する、社会人1部リーグの第6節。

台風が接近する中、何とか開催されました。

今回は、GKも参戦してくれ、フィールドでプレーできそう。

ロングパイルの人工芝が会場。

対戦相手は、首位を走る強豪!

気持ちを高めて、試合に臨もうとしていましたが・・・。







 残念ながら、気持ちよく試合をする環境ではありませんでした。

まさかの台風が日本列島に上陸。

風雨が強まるなかでの試合になってしまいました。

しかも、キックオフ寸前に目を開けるのが難しいくらいの豪雨。

台風接近による、強風。

普段はハーフウェーラインを越えていくゴールキックが、飛ばない飛ばない。

この悪い環境は、両チーム変わらない。

風雨と試合するのではなく、目の前の相手と戦おう。








 試合は、0対2(前半0対0)で惜敗でした。

圧倒的な攻撃力がウリの対戦相手。

5試合を終えて、得失点はプラス20!!

目標は、ロースコアの試合展開に持ち込むこと。

クローズな試合で時間を進め、セットプレーとカウンターに勝機をかけようでした。

後半残り15分くらいまでは、狙った通りの展開。

ところが、ゴール正面20〜25M位の位置でFKを与えてしまう。

それが直接決められ、先制点を許してしまう。

チャンピオンチームが、あんなに喜んでいる姿は、初めて見ました。

それだけ、相手にとってもしんどい試合だったのでしょう。

その後、攻めに出て、薄くなっていたバイタルエリアからのミドルを決められ、万事休す。

善戦はしましたが、勝ち点を積み上げることはできませんでした。










 試合後、GKを含めたDF陣で、少し話をしました。

壁の作り方が、納得いっていなかったので、すり合わせをしたかったのです。

先取点を奪われた失点シーン。

私は、5枚から6枚の壁を配置させたかったのですが、GKからの指示は「3枚」

GK曰く「視野を残したいから、少ない枚数で守りたい」

その結果、キックの瞬間、ボールの飛び出しの軌道は見えた。

が、その代償として、ポジションがセンター寄りになってしまった。

シュートも素晴らしく、ピッチがスリッピーだったのを活用されたのだが、

それでも、壁を6枚並べ、GKのポジションを修正できていれば、違ったかも。

GKとDFの話し合いは、有益なものになりました。

次回以降、ここで得た解決策が、我々の力になってくれるはずです。

ボールを蹴るだけが、チーム力を高めてくれるわけではない。

OFFの場でのミーティングも、その力を持っている。

コミュニケーションの必要性に気付かされた試合でした。









 

 今回の試合は、敗れたものの、選手にとっては自信にもなったようです。

もちろん私も。

チャンピオンチームをギリギリまで抑えることができたことは自信になりました。

チームも個人としても、まだ行ける!保証をもらった気がしました。

7試合を終え、2勝3敗2分けで勝ち点は8。

残り3試合でいくつ勝ち点を積み上げれるか?

同時に、チーム力を高め、お互いの信頼も高めていきたい。
posted by プロコーチ at 22:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 覚書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月24日

第6節

 ワールドカップの熱気が、どこかに通り過ぎようとする。

日常のフットボールの風景は、当たり前のようにやってきます。

我々の所属する社会人1部リーグも、第6節を迎えました。







 今回、とうとう恐れれていた事態が起こってしまいました。

唯一替えのきかないポジションであるGK。

我々のチームは恵まれていて、素晴らしい守護神を有しています。

高校時代には全国大会にも出場している、東北屈指の名門高校出身のGK。

近距離のセーブ、正確なロングフィード、負けん気の強さ。

彼が背後にいるからこそ、自信を持って、試合に臨むことができる。

はずでした。

今回、高熱が続き、まさかのギブアップ宣言。

消去法で、私がゴールを守ることになりました。








 結果は、2対2の引き分け。

時差ボケもあり、体調管理はイマイチ。

GKとしての準備は、服装を準備しただけ。

そのような状態で、いいプレーをできるわけがありません。

フットボールの神様は、そんなに甘くはありませんでした。







 仲間が、歯を食いしばってボールに喰らいつく。

汗をかいて、ボールを運んでいく。

全員がチームのために働いて、組織が機能し、勝利に向かっていく。

GKがつまらないミスをすると、ゲームが壊れてしまう。

「偉大なるチームには、偉大なるGKが君臨する」

まさに、その言葉の通りでした。









 それでも、試合は2対2の引き分けで、勝ち点1を獲得。

2勝2敗2分け、勝ち点8。

残り3試合。

3試合中、2試合が、無敗で首位争いをしているチームとの対戦。

なかなか楽ではないですが、気持ちを切り替えていきたい。
posted by プロコーチ at 04:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 覚書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月11日

第5節

 所属する社会人チームの第5節を戦いました。

4試合を終えて、1勝2敗1分けの勝ち点4。

リーグ戦も、中盤を迎えました。

第5節の対戦相手は、1部の下位に沈んでいるチーム。

この試合で相手を叩いて!勝ち点を稼ぎたいところです。

敗れるようなことがあれば、1部から降格してしまうかもしれません。

個人的には、かなりの危機感を持って、試合に臨んでいました。









 社会人チームの性でしょうか、メンバーが揃いませんでした。

攻撃陣に欠席が目立ちます。

悩んだ末に、ポジションを変更することにしました。

この4試合、ずっとセンターバックで出場していたのですが、ボランチに入ることにしました。

ボールを華麗にさばくのは、私の仕事ではなく。

プリメーロボランチとして、守備的な役割に重きを置く。

味方の空けた穴を埋める。

DFラインに入って、後方からビルドアップを助ける。

バイタルがフリーになった瞬間、体を張って、相手をつぶしに行く。

ポジションこそは中盤ですが、気持ちとしてはディフェンダーでしょうか。

ボランチというよりも、フォアリベロといった方がいいかもしれません。








 試合は、隣のボランチ(ドイスボランチ)の仲間が、前線に飛び出して先制点!

そのゴールを守りきって、1対0で勝利でした。

後半はかなり相手に押される展開。

ただ、試合前に仲間と確認した約束事が上手くハマりました。

特に、守備の約束事。

自分たちにとって、最低限、ここだけは!という場所は守る。

結果、分かった状態で、分かった場所にしか相手は攻めて来ない。

ボールを持たれる時間は長かったものの、やられる気はしない。

5節を終え、勝ち点7。

どこまで勝ち点を積み上げれるでしょうか。










 そのための課題としては、クリアとつなぐ箇所の判断でしょうか。

ボールを蹴飛ばす必要のない局面でも、蹴っ飛ばしている。

攻撃をやり直すことなく、前向きに無理やりなプレーをして、ボールを失ってしまう。

スペアの選手が、さっと、ボールに近づいて、受けてあげる回数を増やす。

ボールをつなぎながら、休む。

その時間を、もう少し長くできれば、守備がさらに強固になるはず。

ゴールを奪うのは結局カウンターであっても、ポゼッションする時間を長くしたい。

なおかつ、つなぎながらも、変な奪われ方をしない。








 ブラジルワールドカップが、開幕します。

世界の列強はどのような戦い方をするのか。

上に進むチームは、どのような試合運びをし、どのように試合の流れを掴むのか?

じっくり研究したいものです。

ブラジルが、試合の流れを読みながら、試合を進めていくのが、とても上手い。

ネイマールや、オスカルの個人技に注目は集まりますが、本当の武器はむしろ、こっち。

私の個人的な予想は、もちろん、ブラジル!

1998年のフランス以来の、開催国優勝が見たいです。


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2014年04月16日

第3節

 久々の更新となりました。

先週日曜日に、所属する社会人1部リーグの試合(第3節)について。

対戦相手は、昨年リーグ3位のチーム。

我々に負けていなければ、1位の可能性もありました。

前回の雪辱に燃えていることは、UPの時点で伝わってきていました。

スタイルとしては、オーソドックスな戦い方。

攻撃に比重を置き、サイドバックを高めに位置させ、活用させようとする。

配球の中心になる選手が中盤のセンター(トップ下かボランチ)に入ります。

キック力、展開力があり、そこを経由すると、厄介な攻撃になる。

ただ、正統派のサッカーをしてくるので、我々は相性がいいのです。








 蓋を開けると、予想通り、積極的に攻撃してきます。

攻撃の展開も、全くの予想通り。

このチームに、2列目の飛び出しや、ポジションチェンジをされると厄介だった、。

シュートは打たれるものの、ペナ外や、マークが付いている状態。

正直怖さはありませんでした。

ただ、燃えているので、アフターや腕を引っ張り回す反則が多い。

しかも、いつまで経っても点が取れないので、イライラ。







 こちら側の攻撃は、相手の勢いに飲まれてしまった?ようです。

悪癖である、蹴り飛ばしてしまうシーン。

焦って、一発の縦パスに頼るシーンが多い。

中盤を使いながらボールを動かして、サイドを変えながら攻めた時は、いい形になる。

それをもっと繰り返したかった。

中盤のプレッシャーが厳しいなら、パスの入口を変えながら、変化をつけたかった。

サイドバックが縦に蹴るのはいいとして、受け手との関係が曖昧なままでは、つながりづらい。

タッチライン際まで開いて受ける選手が一人は欲しい。

そうすれば、中のパスラインが見えるはず。






 課題は多いものの、0対0の引き分けでした。

勢いあるチームを0点に抑える、守備力は自信を持っていいはず。

その上に、何を乗せて、チーム力を高めるか。

これが課題でしょうか。

ポゼッション率を高めながら、カウンター以外のチャンスを増やす。

攻撃と守備とのバランスを取り続ける。








 個人としては、試合中に、攻撃のポジショニングについて声かけを増やしたあげたい。

最後尾で気づける位置にいるはずなので、流れの中でも修正が出来るように。

あの時、あーだった、というのは、無責任な解説やライターと同じ。

チームの流れを改善できるような、分析と修正をしてあげたい。








 3試合を終わって、1勝1敗1引き分け。

リーグ序盤は、及第点でしょうか。

次の3試合が大切になりますね。
posted by プロコーチ at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 覚書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月23日

新たな課題

 社会人のリーグ戦、第2節がありました。

1部から上がってきたチームが対戦相手。

2部での戦績を見ると、得点力もある様子です。

「最初から勢いよく来るはずだから、飲まれないように」

ミーティングで伝えました。








 予想通り、相手はホイッスルが鳴ると同時に、前掛かりに試合を進めようとします。

ボールを積極的に前に運ぶ。

守備になったら、ラインを高く設定し、私がいるCBの位置までプレッシャーをかけてくる。

お互いに声を掛け合って、積極的な雰囲気。

開始、2分ほどで、CKを与えてしまいました。

そして、クリアミスを押し込まれ、早々の失点。

その後は、徐々に相手を押し込んでゲームを進めました。

ところが、決定的なシュートを何度も外してしまう。

相手GKの好守にも阻まれ、同点にすることができない。








 ズルズルと時間が経過し、さらにリスクを背負って、前に出ました。

カウンターから危ないシーンを作られてしまいますが、こちらのチャンスも増える。

前半から飛ばしていた相手の足が止まって来たので、行けるかな?!

ところが、残り数分で直接FKを決められ、0-2。

アディショナルタイムで1点を返しますが、そこまで。

1-2で敗れてしまいました。







 正直、対戦相手の技術レベルは高くありませんでした。

ボールを持てる選手が2人いましたが、攻撃も読みやすい。

守備もコンパクトにしようとしていましたが、スライドが遅いので、サイドは何度も崩せました。

足が止まり、1部のプレッシャーにも慣れていない様子。

それでも、最後の最後で、踏みとどまっていた。

彼らの良いところは、チームとして共通の価値を持っていたこと。

それを徹底しようと、声を掛け合っていたことでしょうか。

最後まで、粘り強く、戦っていた好チームでした。








 我々の反省点は、試合の準備でした。

私が仕事の都合で、指導の現場からグラウンドに駆けつけたのが、キックオフ20分前。

GKは、大渋滞にハマり、キックオフ5分前。

慌ただしく準備したためか、ふわふわとした雰囲気で試合を始めてしまった。

先取点与えたきっかけのCKは、私のキックミスで与えてしまったものでした。

当たり前のことですが、準備は大切ですね。









 収穫もありました。

普段、ボールを蹴ってしまいがちな、DFライン。

つなごう!ケンカになりそうなぐらい強い声をかけるシーンすらありました。

ボランチも積極的に顔を出してくれたので、パスの入口も増えました。

そのおかげでポゼッション率が高まりました。

後半に相手の足が止まってきたのは、その成果と言えるでしょう。








 自分の課題も2つ。

1つは、試合の準備をいかにするのか?

チームのマネージメントの部分。

もう1つは、ボールの置き位置。

これが改善できれば、プレーを変えることが出来る?!かもしれません。
posted by プロコーチ at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 覚書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月05日

2014年シーズン開幕

 今年も、私たちの社会人チームが所属している、地域のリーグが開幕しました。

昨年の奮闘の甲斐あって、なんとか1部で戦えます。

8ヶ月ほどの長丁場(1ヶ月に1・2試合消化)が、早くも始まりました。








 少しずつ年齢が上がると、妙なプレッシャーが増えてきます。

コンディション調整は大丈夫か?

若いイケイケの対戦相手を抑えることが出来るのか?

試合が始まる前は、びっくりするくらい、不安が顔をのぞかせます。

実は、これが自分のルーティンなのです。

出来る限り、不安や、失敗を挙げていきます。

もちろん、今までのミスも、洗い出していきます。

不安や、失敗を自分で一つ一つ潰して行くのです。

全部潰し終えて、スッキリした状態で試合に臨みます。










 初戦の対戦相手は、昨年の戦績を見ると、1部の中位。

大負けする試合もあれば、3・4点奪って勝利している試合もありました。

波のあるチーム?攻撃力はあるけど、守備力に不安があるチーム?

それとも、人が集まったり集まらない?

前情報によると、若くて活きのいいFWがいるとのこと。

さて、何はともあれ、試合に向かいます。

すると、対戦相手が11人いない。

9人だったでしょうか。

開始5分で1点が入ります。

ただ、その後、ゴールは生まれません。









 対戦相手は、ゴール前にブロックを形成し、閉じこもります。

そして、ボールを持ったら、FWに縦パス。

徹底して、同じ戦略を続けます。

戦い方がはっきりしている方が、やりやすいのでしょうか?

少しずつ、相手が攻撃する時間が出てきてしまいました。

ボールを中盤に当てながら、やり直して、ポゼッションを図ろうとします。

数的不利を苦にしない選手が、ボールを動かしていきました。

ミドルサードを超えても、人数が増えてこないので、マークは難しくない。

そのはずでした。

ところが、何度かシュートまで持ち込まれました。









 理由は、活きのいいFWにありました。

1トップのFWは、いい選手でした。

ボールを持っていない時から、ポジションに気を遣い続けます。

少しでもいい体勢でボールを受けようとします。

ボールを受けたら、ゴールに向かってきます。

スピードがあり、方向転換もキレがあります。

二人で囲んでも、簡単には奪えません。

前半は1対0で終わりました。

大きなチャンスは、我々にもあったのですが、追加点が奪えません。








 後半も、対戦相手は、同じような戦い方を続けます。

そして、恐れていた事態が起こりました。

CBの私は、ボールを奪って、攻撃に出ました。

中盤の底の位置まで、上がっていたのです。

縦パスがオフサイドになってしまいました。

相手チームが、ロングボールを放り込んできました。

そこに、1トップのFWが走り込んでいます。

SBは裏を取られ、もう一人のCBが応対します。

私は、背後からダッシュで追いすがりますが、間に合いません。

スピードに乗ったままのドリブルでぶち抜かれてしましました。

飛び出したGKもドリブルで外されます。

シュートの体勢に入って時、斜め後ろからスライディングタックル!するも間に合わず、、。

同点ゴールを決められてしまいました。









 残り時間は、約25分ほどありました。

我々のチームはフラットの4バックで、ゾーンマーキングです。

何か対策が必要だと考え、ある考えに至りました。

「自分が(1トップに)マンツーマンで付く」

「残り3人でラインを組む。」

相手は人数が少なく、攻撃の意図は明らかです。

自分が彼を潰すことが出来れば、失点は無いはず。

ストリクトにマンツーマンで付きました。

自分たちがボールを持っている時も、常に相手のそばにいました。

昔で言う、「便所マーク」です。

相手FWとの1対1が、何度も何度もありました。

DFからしてみれば、数少ない見せ場ですよね。

ヒリヒリするような、しびれる瞬間が何度も何度もありました。










 結果から言うと、決勝ゴールを仲間が決めてくれ、2対1で勝利。

内容は、褒められたものではありませんでした。

コンディション不良?、サッカー勘が鈍っていた?

危なっかしい試合でした。

それでも、勝ち点3は、勝ち点3です。

試合に人数を揃えれるかどうかも、チーム力と言えるはずです。

愛すべき仲間たちと、1年間戦い抜きたいと思います。








追記

 後から家に帰って調べると、1トップの彼は昨年の得点王でした。

マークしながら話をすると、年齢は19歳!とのことでした。

人数が少なくて、無理をしていたのでしょう、試合の終盤には足がつってしまってました。

万全のコンディションなら、どうだったでしょうね?

正直、もっと、危ないシーンを作られていたかもしれない。

彼との1対1、特にオフの1対1において、イメージトレーニングが役立ちました。

立ち位置や、腕の使い方、ラインの微妙な上げ下げ。

少しでも相手の状況を悪くするために、工夫を続けれました。

試合前の準備、やはり大事ですね。




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2013年11月24日

今シーズンの最終戦

 所属する社会人1部リーグも今年の最終節になりました。

優勝も関係なく、降格争いも関係ない。

現在、3位〜6位争いをする団子状態の中にいます。

緊張感が無かったのか、土曜日開催がまずかったのか。

11人ピッタリでの試合になりました。

一方対戦相手は、勝てば優勝の可能性もある2位のチーム。

応援も多く、試合前からやたらとテンションの高いチームでした。









 始まってみると、予想通り、対戦相手は積極的に試合を運んできます。

我々は、まずはミスなく試合を開始しようと話し合っていました。

河川敷グラウンドでの試合、テンションの高い対戦相手。

下手にミスをすると、大怪我をしてしまう。

皆で確認し合って、試合に臨みました。

我々は、つなぐところはつなぎ、クリアするべきは外にクリア。

その判断を間違えたときは、声をかけて確認し合いながら、試合を進めたつもりでした。









 10年に1度のレベル、考えられないミスをしてしまったのです。

本当にひどい、残念極まりないミス。

右サイドバックがボールを持って孤立。

右のセンターバックが自陣深い位置でサポートに付いて、ボールを受ける。

左のセンターバックである私は、一応ボールを受けれる位置に入る。

すると、右センターバックの仲間が、横パスを私につないできました。

相手FWが私に向かって、猛然とプレッシャーをかけて来ます。

ワントラップで外せるかな?甘い考えで、相手を外そうとしました。

そのボールタッチが相手に引っかかり、しかも相手の目の前にボールがこぼれます。

私は置き去りにされ、GKと1対1。

綺麗に決められてしまい、先取点を与えてしまったのです。

痛恨・・・。









 なぜ、ディフェンディングサードで、リスキーなプレーをしてしまったのか?

ピッチコンディションが悪い、相手が前掛かりになっている。

予め、リスキーなプレーを回避しようね、と話し合っていたにも関わらず。

あり得ない失点でした。

それでも、私は良い仲間に救われました。

「切り替えろ」「取り返そうぜ」

周りから、どんどん声がかかります。

キャプテンの私が凹んでいては、チームの士気に関わると思ったと、試合後に言われました。

幾らかは自分が支えていると思っていたチームでしたが、自分が支えてもらっていたのですね。










 試合は、後半に1点を奪われ、0対2。

こちらは、ドンドン消耗が進み、相手は選手が入れ替わり、リフレッシュ。

完全に足が止まる、寸前でした。

試合終了5分前。

最後の力を振り絞り戦っていると、こちらの流れになりました。

相手陣地深くに攻め入り、こぼれ球を拾い、波状攻撃を続けます。

何本かFKをもらいます。
(相手チームは競り合いで腕・手を不正使用を続けホールディングだけで7・8回は反則を繰り返しました)

そして、ボックスの右角で、FKをもらいました。

「行ってきたら?!」

上がりたくてウズウズした気持ちを察してくれたのか、仲間が声をかけてくれました。










 わざと、オフサイドポジションぎりぎり、オフサイドポジション辺りにポジションを取りました。

相手のマークを、少しでも緩くするためです。

ファーサイドで、フラフラと、キックの瞬間を見計らいます。

体を近くに合わせられると、背の低い私は、競り勝つ可能性がなくなってしまう。

このポジションから、キックのタイミングに合わせて、NOTオフサイドの位置に戻ります。

右サイドから、GKとDFラインの間に、絶妙なクロスが上がってきます。

後ろにバックステップを踏みながら、落下地点に入りました。

さらにのけ反り、肩を入れた半身の体勢から、ジャンプ。

ボールはほとんど見えていませんでしたが、タイミングを信じて、ボールに合わせに行きました。

会心の感触が、こめかみのやや上、オデコよりの部分にありました。

ボールを折り返すように反対サイドのゴールに飛んでいきます!

地面に落ちながらもボールの行方を、目で追いかけます。

GKの手は届かず、ゴールに吸い込まれて行きました!!

人生3〜4回目のヘディングシュートが決まりました。

我ながら、会心のゴールでした。

何より嬉しかったのは、仲間の言葉です。

「さっきのを取り返したな。」

「まだ行けるぞ。」

集団スポーツであるフットボールを真剣に取り組んでいて、最高の瞬間の一つでした。











 残念ながら試合はそのまま終了。

1対2で敗戦。

今シーズンは終戦となりました。

人数が少なかったり、大敗したり。

様々な苦労がありましたが、終わってみれば、何でもないことでした。

素晴らしい仲間と共に、1年を戦えることが出来た。

そして来年も、1部リーグで戦うことが出来る。

コンディションを整え、対戦相手を迎え撃つ。

若くて、活きのいい相手を勝負するのは大変です。

フットボールの原則を守らないと、痛い目を見てしまい、仲間に迷惑をかけてしまう。

その緊張感は、遊びの試合では得られない。

来年のことを考えて、顔が自然とニヤけてくるのは、病気でしょうか。
posted by プロコーチ at 22:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 覚書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月16日

10月14日の試合

 所属する社会人1部リーグ。

昨年リーグ優勝したチームとの試合です。

今年も首位争いをしている、勢いのあるチームです。

周りの評判を聞くと、ここ数年で選手をゴソッと入れ替えた。

年長者はシニアリーグに回り、若手を中心としたチーム作りをしているとのこと。

去年、今年と、数回見ましたが、とにかく前への推進力のある戦いを見せていました。









 一方のこちらは、11人揃うかどうか、ギリギリまで分かりませんでした。

仕事や家庭行事を何とか調整し、集まってくれるチームメイト。

当日になり、やっと11人ぴったりにはなりました。

後ろの選手は、ほぼレギュラーメンバーが集まりました。

GKから、提案がありました。

「CBで使っている彼を、ボランチで使おう」

私はその提案を受け入れました。

その彼は、若く運動量もあり、技術もしっかりしています。

得意なポジションは、CBかボランチ。

ここ数試合、CBで安定していたのですが、GKの提案があり、ポジションを変更することに。










 結果的に、この提案がばっちりハマった。

CB2人と、ボランチとの2人が、強固なブロックを形成できたのです。

4人とも運動量があり、球際に強く、守備意識が高い。

相手の攻撃が、迫力があるものの、読みやすいのもプラスに作用しました。

ゴリゴリと来るだけなので、体を張って、食い止める。

チャレンジ&カバーを欠かさない。

これを試合終了まで続けることが出来たのです。

そして、相手をシャットアウト。

相手の枠内シュートは、1〜2本。

声を切らさず、ラインを上げ続け、集中力を高く持ち、相手の攻撃を防ぎます。

守備陣からすると、やりがいのある、気持ちのいい試合展開でした。









 その中でも、ボールをつなげるスタイルが、少しずつ顔を見せてくれる。

なおかつ、変なところでボールを奪われることも少なかった。

ボールをつなぐ、ボールを蹴る、この判断が良かった。

そして、後半に、カウンターから先取点を挙げます。

対戦相手は、メンバーを変え、ポジションを変え、打開を図ります。

ただ、ゴールが遠いためか、イライラ。

相手CBがイエローカード2枚で退場してしまう始末です。

最後まで集中力をキープし、勝ち点3を勝ち取りました。

我々は、ハイタッチで勝利を祝う。

対戦相手はがっくりと肩を落とし、悔しがっています。

それでも対戦相手は、最後まで挨拶などの振る舞いが良かった。

清々しい、好チームでした。








 これで、4勝目(引き分け2つ)。

暫定ですが、3位か4位まで順位を上げることができました。

何よりも、チームの全員で、試合を戦い抜いたことが、最も大きな収穫でしょう。

今シーズンも残り1試合。

来年につながる、いい戦いをしたいものです。


この試合での教訓は、

・ボランチの、フロントガラスとしての役割がやはり重要であること。

・ボールを蹴る、つなぐの判断が試合を決めること。

・ラインコントロールの重要性


 個人的には、一回り以上も年下の相手FWとマッチアップし、勝負する。

ポジショニングや経験だけでなく、フィジカルやスピードでも戦う。

そこで遅れをとっていないので、もう4・5年は大丈夫?そうです。
posted by プロコーチ at 15:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 覚書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月24日

9月23日の試合から

 社会人リーグも、終盤に差し掛かってきました。

既に3勝しているので、降格はないはずです。

ところが、2敗しているので、優勝もない、、。

3勝2分け2敗。

中位が決定的な宙ぶらりんな状態です。

モチベーションを高めるのが難しいのでしょうか?

そのせいもあってか、祝日の月曜開催のせいなのか、メンバーが集まりませんでした。

10人での戦いでした。









 結果は、0対5で大敗でした。

ゴール前でバウンドが変わって入ってしまう不運なゴールもありましたが、大敗。

思い返すのも悲しいくらい、負けです。

課題点を挙げて、次回への反省に。








・チームとしての組織力

様々な理由があったとは言え、10人しか揃わなかった。

体力不足のメンバーがいることを思えば、少なくとも14〜5人は欲しい。

なにか方策はないのか?






・中途半端な戦い

ある程度攻撃は諦めて、引いた位置で守備をしよう。

システムも急遽変更して、中盤を厚くしたつもりでした。

ところが、相手チームのプレッシャーが強くなく、ボールを持つことが出来る。

なんとなく攻めてしまい、ボールを奪われて、攻め込まれる。

もっと割り切った試合運びを徹底すべきだったのではないか。

10人しかいない訳ですしね。

ボールを持ち込まれてもいい。

ゴール前に4−4のブロックを作り、ボールを弾き返す。

徹底したかった。








・自身のコンディション不良

3連休の最終日。

指導に追われて、コンディションを高めることが出来なかった。

前日に、軽い肉離れを起こしてしまっていた。

でも、試合に出るからには、言い訳できない。

もっと体を張れていれば。

もっと体を投げ出せていれば。

ギリギリのシーンで、DFとしての役割を果たせなかった。

悔しい。

そして、体がスムーズに動いていれば、頭もクリアに動いたのではないか。

集中力を高め、指示を出して守備陣を動かし、試合の展開を読む。

CBにいながら、チームを統率することが出来ない。

強い体を作るために、日々のトレーニングの改善を図るべきでしょうか。








その中でも僅かな光明が。

・ミドルゾーンにおける、ワンツーの有用性

ボールを奪った流れで、私が中盤の左サイドに張り出しました。

もう一人のCBから足元にボールを受けました。

そのまま、走り込んできた彼に、ワンタッチでリターン。

私もパス&ムーブで、前に走ります。

彼がボールを受け、コントロールしてから、パスをくれました。

さらに、私も受けたボールを一瞬溜めてから、前方のスペースにスルーパス。

GKと1対1になりましたが、残念なからシュートは外れてしまいました。

2回のワンツーパスで、中盤のラインと、DFラインとをそれぞれ突破したのです。

後半の最後のしんどい時間帯ですが、二人共がパス&ムーブをした。

当たり前のことですが、やはりワンツーは有効ですね。










 さて、次節。

残り2試合です。

今回の反省を少しでも活かして、GOOD GAMEをしたいですね。
posted by プロコーチ at 10:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 覚書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月06日

9月1日の試合から

 最高気温36°、湿度68%。

ピッチ上の温度、なんと60°を越えていました。

足の裏が、スパイクを通しても熱い!

1日の日曜日、社会人1部リーグの第6節に出場しました。

猛暑の中、11時キックオフです。

ちなみに、環境省のHPでは、熱中症の可能性が高く危険だと。

(危険 すべての生活活動で熱中症がおこる危険性。

 高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。

 外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。 )









 ここまで、2勝1敗2分け

対戦相手は、10年来、同じリーグにいる古豪です。

ところが、敗れると降格がほぼ決まる、崖っぷち。

試合前、早い時間から集合し、20人近くメンバーを揃える熱のいれよう。

必死な気持ちが、伝わってきます。

一方、我らは、13人。

そのうち3人は、フルタイムは出れなさそうと、弱気な申告がありました。

頭を抱えながら、キックオフを迎えました。




 




 メンバーが少なく、あまりに高温。

しかも、相手が前のめりに戦おうとしている。

今節は、普段と全く違う戦略を持って、試合に臨みました。

まず、相手がボランチを経由して組み立ててくることが分かっていた。

システムを1-4-2-3-1に変更。

トップ下に、いつもはCBをする守備の意識が高いメンバーを入れました。

ビルドアップの起点を潰すためです。

彼には、相手CBと、2枚のボランチとの間にポジションを取る指示を与えました。

相手のビルドアップは、リズムが悪く、ノッキングを繰り返します。

トップ下に抜擢した選手が、頑張って相手の嫌がる位置に立ち続けてくれたおかげでしょう。

まさに計算通りの展開。









 計算が狂ったのは、暑さ。

左SBの選手が、キックオフ10分足らずで、足元がふらついています。

左SHにポジションを変えました。

「ピッチ上を散歩していればいいから、前半はもたせてくれ」

お願いのような指示を出しました。

攻撃がますます、手薄になっていきます。

前半の途中から、攻撃を半ば諦めました。

4枚のDFライン、ボランチ2枚の6人が、低い位置で相手を待ち構える。

ブロックを形成して、相手をゴールに少しでも近づけない守備。

攻撃は、一発のカウンターに頼る。

面白くない展開ですが、現状の戦力、環境では最善の選択だったと思います。

相手チームは、どんどん走ってきます。

なんと前後半をターンオーバーで戦おうというのです。

「前半だけでいいから、もっと走れ!」

そのような声が、何度も聞こえてきました。








 結果は、耐えに耐えて、0失点で試合を終えることができました。

シュートを20本打たれたか、30本打たれたか、分かりません。

相手のシュートが2回、ポストやバーを叩きました。

それでも、完全にフリーで打たれたシーンは、ほんの数回。

皆が高い集中力を持って、相手の前に立ちふさがり続けました。

そして、残り10分を切ったところで、狙い通りのカウンターから先制点。

1点を奪い、そのまま逃げ切って勝利。

勝ち点3を、全員のチカラで得ることが出来たのです。










 代償は大きく、ほとんどの選手、私も含め、熱中症の症状が出ていました。

しかも、一人の選手は、後半に倒れ、救急車で搬送されるほど!!

彼はなんとか復活しましたが、それほど、暑い熱い試合だったのです。

今節の戦いでは、代償もありましたが、多くのことを得た試合です。

相手の時間帯を、やり過ごすためのブロックの形成。

ボランチ経由のビルドアップを潰すための戦い。

何よりも、チームが一つの方向性を持って、ファイトする価値。

最悪の環境でしたが、忘れられない戦いになりました。

我々守備陣にとっては、やりがいのある試合でもありました。
posted by プロコーチ at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 覚書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月07日

6月2日の試合から

 社会人1部リーグの第5節に出場しました。

ここまで、2勝1敗1分け

対戦相手は、毎年のように対戦する相手。

中盤や最終ラインにいい選手はいますが、何となく相性の良さを感じているチームです。

試合は、2対2(前半0対1)の引き分けに終わりました。









 収穫。

いい試合をする時は、守備がガシッと、組織出来た時。

その守備でリズムを作って、チャンスを狙う。

先制すると、勝率は高ます。

相手に先制点を許すと、かなりの確率で、敗れてしまう・・。

今回は、先制され、そのまま0対1で前半終了。

ところが、後半にパパンと2点を奪い返して、逆転。

ミスから失点して、同点に追いつかれましたが、今までにない展開に持ち込むことが出来ました。

ボールをつなぎながら、組み立てるモデルチェンジが、功を奏したのでしょうか?!









 大きな反省

私が、試合会場に到着したのが、キックオフの15分前。

スクールの現場から駆けつけたのですが、ギリギリになってしまいました。

メンバーを伝え、対戦相手の気をつけることを伝える。

WーUPの指示をしながら、自分も慌てて準備をする。

残り時間で出来ることはしたものの、ドタバタと試合に入ってしまった。





 当然のように、私自身、全く試合に入れない。

フワフワとしているわけでは無いのですが、ミスにミスを重ねる。

周りは見えず、展開を読むことも、遅い。

コーチングの声を出しながら、集中力を高めようとするものの、うまく行かない。

ブツ、ブツ、と集中力が途切れながら、時間が進んでしまうのです。

2失点ともに、私の責任が、大きなものでした。

改めて、WーUPの重要性を、胸に突きつけられた試合です。




 さらに、チーム全体も、WーUPを含めて、準備が良くなかった、らしいのです。

先シーズンまで所属していたOBが、試合前の状況を指摘してくれました。

そこも含めて、次節以降の課題をもらいました。
posted by プロコーチ at 09:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 覚書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月16日

4月14日の試合から

 社会人1部リーグの第3節に出場しました。

開幕3連勝を!

勢い込んで、試合に臨みましたが、残念な結果。

1対4(前半1対2)での惨敗です。






 昨シーズンの後半から、つなぐサッカーにモデルチェンジを図っています。

少しずつ向上しているかな?と思っていましたが、まだまだ道は遠い。

と言うのも、対戦相手がショートパスを主体に組み立ててくるチーム。

フットサルの強豪チームが中心になり、残りは助っ人。

圧倒的にポゼッションで優位に立たれてしまう。

パスを回されることは、何とも思わない。

でも、自分たちがやりたいことを見失って、ボールを蹴飛ばしてしまうのは、残念。








チームとしての課題。

・選手同士の距離感

選手同士の距離が遠く、(特にライン間)ボールを持っても孤立してしまう。

どこかで、時間を作り、サポートを繰り返さなければならない。

●中盤の選手を低い位置に呼んで、パスを交換し、後ろを押し上げさせる

●CBに縦の意識、(ショートパス、ドリブルの持ち上がり)を持ってもらう

●SBの位置を高めに取らせる

●OHを中に絞らせる(最低1枚)、両サイドに同時に開く、同時にトップに上がることを止める

●2トップに高さを変えながらプレーさせる。

●縦パスを入れて、縦パスを返すプレーで、全体を前進させたい








対戦相手から学ぶこと

一人一人が無理をせず、ボールを次に渡している。

ファーストタッチの前に、小さいフェイクを入れて、外そうとする。

プレーのスピードをミドルサードまでは抑えて、ミスを減らそうとしている。

ミドルサードを超えたら、パス&ムーブを多用し、フリーになって受ける。

全体的に、穴が無い集団でした。










 今回は、ボランチに入ってプレーしました。

真ん中に入ると、全体を見渡しながら、コーチングすることが難しくなる。

自分の中で、このポジションでのモデルとなるビジョンを持てれていないのか?!

やりにくさだけを感じながら、全後半戦い続けました。








 その中で、最後まで全員が戦い続けていたのが、プラス材料でした。

点差は開いて、ボールは回される、自分たちのパスは3本以上繋がらない・・。

対戦相手は、にこやかに軽口をたたいて、余裕で試合を運ぶ。

試合が終わって、数日は悔しい気持ちが続くぐらいです。

それでも最後の瞬間まで、お互いに声を出し合い戦えた。

この敗戦を次につなげたい。
posted by プロコーチ at 15:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 覚書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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