2017年01月31日

うれしい瞬間

 どのような選手を育てたいか?

フットボールには、様々な要素がある。

技術がある。

味方のためにファイトできる。

賢い。

足が止まらずに、走り続けれる。

好みはあるでしょうが、これら全てを持っていて欲しい。








 その中でも、私が重要だと思っている要素があります。

自分で考えることができる選手。

自分で状況を考え、解決策を探していく能力をもつ選手。

この力を持っている選手が多ければ多いほど、チーム力は高まる。

そして、仮に、この力を持った選手が移籍したとしても、違う場所でもポジションを確保できる。

私は、常に、そう考えてきました。










 そのためには、教えすぎてはならない。

放置でもならない。

どのような刺激を、いつ与えればいいのか?

そのバランスが難しい。

私も、言い過ぎたかな?教えすぎたかな?

または、あのタイミングは、声掛けをしてあげたほうがよかったかな?

指導を振り返りながら、自問自答の毎日です。









 先週土日で、指導チームの遠征に出かけていました。

もう、17年指導を続けているチーム。

1泊2日での大会に参加。

この大会も、選手たちが話し合って、この大会に出場することを決めています。

大会に出場するとなったら、様々な整備が必要ですよね。

申し込み、宿、持ち物、参加者、配車、用具などなど。

それら、すべてを自分たちで行っている。

しかも、当然のように、スムーズに。

それだけでも、素晴らしいことです。










 今回、残念ながら、日程の全てに帯同することが出来ませんでした。

初日、都内で指導をしてから、遠征に駆け付けました。

午前の試合は、監督不在。

午後の2試合目から、合流しました。

初戦は、残念ながら、敗戦。

2試合目は、格上の相手に、快勝。

内容も素晴らしく、個々が躍動する、見ていて気持ちのいい試合でした。










 夜のミーティング。

2試合目について、素晴らしかったことを伝えました。

ただし、課題も伝えました。

チームとしては、リーグ戦開幕前。

オフ明けで、チーム戦術には、手を付けれていない状態。

多少のブランク、試合勘の無さが、選手たちにはあるようです。

試合中に起きてしまうズレや、感覚の違いや、連係ミスについてです。

「それを、試合中に話し合って欲しい。」

「お互いのことを気にしていれば、もっと目が合うはずだ。」

「試合中のコミュニケーションの量と質を高めてほしい。」

そのように、選手たちに伝えました。

話を聞いている選手たちは、目に力をこめて聞いてくれていました。

うなずきながら、消化している選手も多数。










 そんな中、一人の選手が発言してくれました。

「監督が来る前の試合。確かに敗れたけど、私たちはたくさん試合中に会話をした。」

「点を取られるたびに、何人かが集まって改善しようとした。すぐには上手くいかなかったけど、、。」

「2試合目は、監督が来て、安心したのかもしれない。」

「でも、私たちだけでも、何とかしようとたくさんコミュニケーション取ったことは、伝えておきたい。」

それに同意するような声も、いくつか挙がりました。







 私はその発言を聞いて、嬉しくなりました。

自分たちで考える力を持っている。

問題解決しようとし、コミュニケーション取れる力が育っている。

今までの指導は間違っていない!その証明ともいえる瞬間でした。

本当にうれしい瞬間でした。

これからも、一緒に頑張ろう!
posted by プロコーチ at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | コーチング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月27日

お尻

 軸足の踏み込み。

キックの際、軸足をぐっと踏み込み、安定させる。

一瞬、壁を作りたい。




 そして何より、お尻が落ちないように。

お尻が落ちると、キックがぶれる。

パワーが出ない。

スプリントした後のキック。

試合後半のキック。

そこで、お尻を落とさない、軸足の踏み込み。
posted by プロコーチ at 15:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ちょっと一言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月25日

社会人リーグ2017

 今年も、新しいシーズンが開幕しました。

開幕戦、無事に勝利。

1部で、少しでもいい順位、いい内容にしたいものです。







 チームの課題。

・お互いのコミュニケーション
  
 特にプレースタイル、趣向の理解。

・立ち上がり

 ミスを減らし、落ち着いた試合に持ち込みたい。

・セットプレーの守備

 マーク、壁、ラインの設定





個人の課題

・ステップワーク

 特に、方向を大きく変える際にスムーズに。

・プレーとマネジメントの両立

 仲間の力を借りながら、どちらかだけにならないように。

・試合全体を読む

 自分周辺だけでなく、ピッチ全体、時間管理まで。



自分が、真剣な試合を続けることで、刺激を得ていたい。

コーチになり過ぎて、プレーヤー目線を忘れたくない。

何より、フットボール大好きの気持ちを、プレーで出し続ける。

そのための準備を。

posted by プロコーチ at 14:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 覚書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月24日

止血

 二日前に指をケガしました。

右手の人差し指の先を、ザクッと。

皮がめくれ、指から血がしたたりました。

指先のケガは、痛いですね。

神経が集まってるせいか、脈打つたびに、ザクザク。








 すぐに、水で流して、消毒。

絆創膏を、きつーく巻きました。

止血をするためです。

壊死しないように気を付けながらも、かなりきつく。

絆創膏を変える時に、ほかの部分が白くなっていました。

血の巡りが悪くなっているのでしょうね。

止血を早くしたおかげか、もう、ほぼ治っています。









 モモカン。

太ももの打撲。

フットボールをしていると、しばしばありますよね。

相手の膝や、スパイクが入ってしまった。

かなり痛い、あれです。

ここでの応急処置の鉄則は、もちろん、RICE。

ですが、何よりも、圧迫をすべき。

B級ライセンスの医学講座で習いました。

体の中で、どくどくと出血をしている。

それをまず止めることが、早期の回復につながるそうです。







 とにかく、圧迫。

冷やすよりも、圧迫。

テーピングや、バンデージを用いて、ぐるぐる巻き。

一刻も早く、圧迫です。

イメージは、指からの出血の際の対処だそうですよ。

posted by プロコーチ at 16:27| Comment(0) | TrackBack(0) | フィジカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月20日

ページをめくり体験する。

 私は、本が好き。

雑誌でも、書籍でも。

自分が知らなかった世界を体験できるから。

近づくことが難しい世界に触れることができるから。







 家にサッカー・フットサルの書籍、雑誌が何冊あるのだろう?

創刊から15年買い続けている指導者向けの月刊誌「サッカークリニック」。

別冊も買っているので、それだけでも、200冊超。

技術書、戦術書、コーチング、教育、歴史、伝記、、、。

軽く1000冊は超えています。

その一つ一つが、私の知・血となり、肉となっている。








 あるコーチと話したときに、私と違う考えでした。

「フットボールの本や雑誌は読まない。」

「気になる指導者がいれば、会いに行ってしまう。」

本や雑誌は、信用していないとのこと。

それを聞いて少し寂しい気持ちはしますが、それも一つの考え方。









 さて、自分自身はどうしようか。

昨年も、フランス現地でユーロを観て、ブラジルに学びに行き、3つの講習会に参加。

すこし、教え子には迷惑をかけてしまっている。

時間に限りがあるので、これ以上は増やせない。

実体験は大事にしたいのは、私も同じなのですが、

やはり、本との付き合いは、続きそうです。

posted by プロコーチ at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ちょっと一言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月19日

手段と目的

 トゥキック。

ちょっと蹴るだけなら、もっとも簡単なキック。

ただし、多用していると、ボール蹴れない?と思われてしまいかねない。

トゥは、速いボール、遠くに飛ばすことが出来ます。

ただし、とにかく不安定です。

なぜか?

キックの際にインパクトする面が小さい。

そして、普段の使用頻度が少ないからだと、想像されます。









 ブラジルの選手は、代表レベルでも、しばしばトゥでのシュートを見せてくれますね。

2002年日韓ワールドカップでのロナウド。

最近では、パウリーニョにオスカル。

予備動作が少ないので、突然強いボールを飛ばすことができる。

つまり、相手GK,DFのタイミングをずらせますよね。

ブラジルのプロ選手の多くは、育成年代でフットサルのプレー経験がある。

その時に身につけたプレーが、自然に出てくるのでしょうね。








 私が、フットサルC級を6年前に受講した時のことです。

インストラクターのコーチが教えてくれました。

「トゥも蹴り分けろ。」

グラウンダーのキック、浮かせて高さを出すキック。

足のスイング、ボールにインパクトする位置を変える。

そうすれば、高さも蹴り分けることができるということでした。

少し考えれば、当然ですよね。









 さらに、続きました。

「「トゥ」を蹴りこんでますか?」

左足が蹴れない、高低を蹴り分けれない。

それは、ただ単にトレーニング不足ではないか?

他の技術と同じく、蹴って蹴って、蹴りこんでいるのかどうか。

たくさんボールを触っていれば、ボールタッチが向上する。

それならば、キックも蹴りこんだなら、上達するはず。

右足のインステップ、インサイド。

なぜ蹴れるのか?

それは、日々蹴りこんだからに違いないはずです。









 試合で目的を達成するためには、選択肢が多いほうがいいはずです。

インサイドだから素晴らしい。

インステップだから、ゴールの可能性がある。

誰が決めたのでしょうか?

パスを通すために、シュートを決めるために、可能性が高い方法を選択する。

試合で目的を達成するためには、選択肢が多いほうがいいはずです。

選択肢を言い換えるならば、武器と言い換えられます。

どれだけ素晴らしい武器であっても、警戒されてしまえば、通用しないかもしれない。

相手が予測していない武器を、突然使う。

こういった駆け引きが、求められているのが、我々のフットボールという競技。
posted by プロコーチ at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月18日

個を高めるために

 FW,CB、右SB。

今日、色々なポジションをしました。

顔見知りはいるものの、ほぼ知らない者同士でのサッカー。

名前も分からず、もちろんプレースタイルや、価値観も分からない。






 うーん、難しい。

特に、後ろのポジションは準備が難しい。

声かけはしても、反応がイマイチ。

いい準備をして組織を作りたくても、組織にならない。

結局、1対1、2対2などの最小限のグループでの戦いの積み重ねになる。

個の勝負での勝ち負けが、試合での勝ち負けに大きくつながる。








 ふと考えてみる。

楽しくはないが、個の能力を高めるには、逆にいい環境かもしれない。

誰も助けてくれないのなら、自分が何とかしなくては!

海外での戦いは、このような状況が多いようですね。

特に1部リーグ以外などは、このような感じ。






 結局のところ、自分が何ができるのか。

それだけですね。

ドリブルや、ファーストタッチで目の前を一人外せば、大きなスペースが広がる。

対峙した選手からボールを奪うか、抜かれるかが勝負。

しんどいですが、修行の場ですね。
posted by プロコーチ at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ちょっと一言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月16日

振りを速くするためのポイント

「止まるところがないと、加速しない。」

日本球界最速、大谷翔平投手の球速UPのポイントの一つ。





 右足で立ち、左足を前に踏み出していく。

その、踏み込んだ左足を地面で固定させる。

足を踏み出すと、体が前に進もうとする。

軸足を動かさないことで、体の動きにブレーキをかける。

そうすることで腕が加速し、球速が上がる。








「止まる所がないと、加速しない。」

大谷投手は、コメントしています。

彼の投球フォームをじっくり観察してみました。

大きく踏み出した左足。

グッと、地面に刺さって動きません。








 さらに観察。

左膝は、深く曲がっています。

その角度は、110〜120°くらいでしょうか。

ただ、地面に踏み込んだその角度から、それ以上曲がることはありません。

バチッと、強く踏み込んでいる。

太ももと、お尻で体全体を受け止めるイメージなのでしょうか。

投球動作が進むにつれ、膝が伸びていきます。

そして、手からボールが離れ、腕が最も速く振られています。

左足のブレーキを使って、ここが加速されていく。

すると、左足が、軽く跳ね上がり、すぐ横に再着地。









 キックの動作でも、この左足の使い方は参考になります。

ブレーキの使い方。

膝の使い方。

右足のスイングスピードを加速させるのを助けてくれるでしょう。

以前、元プロの選手に、キックの際のイメージを聞きました。

その彼は、「軸足の5本の指で地面をギュッとつかむ。」

なるほど、やはり、

「止まるところがないと、加速しない。」
posted by プロコーチ at 17:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月12日

高校選手権に出場するレベルになるための、一つの道が見える。

 11年前の夏、ドイツワールドカップがありましたね。

期待されていた日本代表が、惨敗してしまいました。

ユースの頃から世界で戦っていた黄金世代が、ちょうど活躍できそうな年齢。

そして、前回の日韓での躍進。

ジーコ監督率いる日本代表に、多くの期待が寄せられていたのが、懐かしい思い出です。



その時の敗因の一つに、空中戦、特にヘディングの弱さがクローズアップされました。

http://futebol.seesaa.net/article/19626485.html

列強と比べて、ボールを足元で扱っているうちは、勝負になっている。

ところが、空中にボールがあると、とたんに力の無さが浮き彫りになってしまう。

競り負ける。

競り勝ったとしても、ヘディングの距離が出ず、中途半端なクリアになる。









 今回の高校選手権。

全く同じ感想です。

足元の技術は、10年でびっくりするくらいに上達している。

10年前、20年前なら、一部の選手やチームでしか出来なかったようなボール扱いが、当たり前になっている。

当時、テクニシャンと呼ばれていた選手は、埋もれて、霞んでしまうかも?!









 ところが、ヘディングに関して言えば、改善点だらけ。

当てるだけのヘディング。

体を寄せているだけで、駆け引きのない空中戦。

もっと工夫ができるはず。

落下点をとらえておいて、わざと入らない。

地面や空中で、どのタイミングで体をぶつけるのか?

ファールにならない、腕、体の使い方。

そもそもの、空中での姿勢。

最後の最後で首を伸ばして、当てる位置を変えて、軌道をずらす。










 うーん、それも、これも、日々積み重ねていないと、出来ないですよね。

バルセロナが絶賛され、地面での試合ばかりになったせいなのか?

ヘディングを競り合う能力に関して言えば、この10年での進歩を感じることができなかった。

少なくともここ数年は、その傾向は続くでしょう。









 逆に言えば、試合に出たいなら、ヘディングマスターになり、空の王者になればいいのです。

今の小中,高校生はチャンスですね。

空間認知能力を高め、素早く落下点を把握する。

相手との駆け引きを覚え、空中戦を制する。

ヘディングの飛距離を伸ばし、ボールを遠くまで弾き飛ばす。

さらに、得点を奪うヘディングも身に着ければ、完璧ですね。

高校選手権、さらには高いレベルで活躍できる、大きな武器になり得ます。

日々のボールタッチのトレーニング時間を少し減らす。

その時間をヘディングに回してみてはどうでしょうか?







posted by プロコーチ at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月11日

再現性

 高梨沙羅。

小さな体で、ワールドカップ49勝(2017年1月現在)は歴代1位。

ソチオリンピックで金メダルこそ逃したものの、正真正銘のトップアスリートです。







 彼女のトレーニングの様子が、何度も紹介されています。

いわゆる、体幹トレーニングを取り入れています。

ただ、体を締めて固定させるのが目的ではないようです。

体の中心は、ギュッと固めている。

そこから、四肢を動かしている。

腕立て伏せの体勢から、体をひねって、片手で支える。

ハーフカットのストレッチポールを足元にかまして、スクワット。








 何でも、彼女は、体幹の捉え方が違うとのこと。

固定や、筋力のためでなく、軸を安定させるため。

体の軸、特に背骨を安定させて、動作を行う。

この説明の後、一つのトレーニングを紹介していました。

ストレッチポール(ハーフカット)の上で、四つん這いの反対の姿勢をとる。

手も、足も、全て宙に浮いている状態。

支えているのは、背骨だけ。

まさに、背骨が安定していないと、倒れてしまう。

簡単そうに見えて、難しい。

私もトライしてみましたが、すぐにバランスを崩して、落ちそうになります。









 そして、最大の特徴は、再現性が高いこと。

ある動作を習得すると、繰り返し、その動作を発揮できる。

何度でも、どのような状況でも。

世界のアスリートと比べても、際立っているそうです。

自然を相手にする競技において、変わらずに力を発揮するのは、ここに秘訣があるのでしょう。










 我々のフットボールも、背骨を軸に、四肢を自由に動かせること。

そして、再現性高くプレーする。

すると、当たりに強く、ピッチコンディションに左右されない。

戦える、技術の高い選手になれそうですよね。

彼女のトレーニングからは、学ぶことが多そうです。

posted by プロコーチ at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | フィジカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする