そこでは、未就園児から受け入れています。
幼稚園年代の、お着替えの様子を見ていると、面白い光景を目にしました。
自分からは何もせずに、ずっと直立不動の子供たちが何人もいるのです。
優しいお父さんやお母さんや、おばあさんにお任せです。
服を脱がせ、着させる、そしてたたんで、カバンに片付ける。
まるで、等身大の着せ替え人形でも見ているようです。
子供たちは、楽しそうに、友達と話したり、お菓子をほうばっています。
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仲の良い家族の、ほほえましい光景に映ります。
私は突然、ある映像を思い出し、残念な気持ちになりました。
何年も前のテレビ番組でのことです。
フランス国立サッカー学院(INF)を取り上げていました。
JFAアカデミーのモデルになっていることでも有名な、全寮制のアカデミーです。
アンリ・アネルカなどが、卒業生として活躍しています。
そこでは、親元を離れた少年たちが、寮生活を送りながら、プロ選手を目指している。
言わば、エリートの集団です。
それでも、グラウンドを離れた姿は、やんちゃな少年たちでした。
ダンスをしたり、カードをしたり、普通の子供たちと変わらないように見えました。
週末には、親元に帰り、地元のチームで活動しています。
寮から、帰ってきた子供のカバンの中身が変わった。
「一番成長したのは、カバンの中がキレイになったこと」
ある少年の両親が、このことを一番喜んでいました。
ようやく、自立し始めたことを実感したのでしょう。
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ピッチの上では、自分でプレーします。
誰かが助けてくれることがあるかもしれない。
誰かが助けてくれることが前提になっているチームは、強いのでしょうか?
助け合う必要性のない個人が、チームを組んでいる。
実際には難しいでしょうが、これが理想のひとつのはずです。
伝説になっているような、常勝軍団が幾つかありました。
そこでは、チームメイト同士が一番のライバル。
トレーニングの時から、激しく削りあうのも当たり前。
口論するのも当たり前。
誰もが、自分に自信を持って、プレーをしている。
その個人が、1つにまとまる時、とてつもない力を発揮する。
自分で認知する。
自分で判断する。
決断を下し、行動するのも、もちろん自分自身。
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幼稚園も年長、年中さんになれば、1人で着替えられるはずです。
時間が無いからなのか、親が全てをしてしまっていた!
小さい時から、誰かが何かをしてくれる。
それが当たり前の生活を送っていては、どんな大人に成長するのだろう。
もし子供に任せると、どうなるのか?
時間が掛かって、遅刻してしまう。
忘れ物をして、困ってしまう。
可愛そうだから、親が手を出してしまうのか。
何のために、体操教室に通っているのでしょう。
もし、「子供のため」と言うのなら、手を出すのをやめて、見守ってあげたらいいのに。
海外で、国際試合で通用しない。
メンタルが弱い。
大きくなる前に、その前に家庭ですべきことがあったのかもしれない。
せっかくの成長のチャンスを逃している!光景でした。
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