我々にとっては、何よりの風物詩ではないでしょうか。
あのテーマソングを聴けば、様々な情景が思い浮かんできます。
http://futebol.seesaa.net/article/50172042.html
その特集の中で、大久保嘉人(国見高校→現ヴィッセル神戸)のインタビュー記事がありました。
彼の所属した国見高校と言えば、高校サッカー界の名門中の名門。
特に、走力には定評があり、試合で走り負ける姿など、想像もつきません。
他県の指導者も、国見の秘密を探しに、視察に訪れるほどです。
記事によると、やはり大久保選手も、かなり高校時代は走りこんでいたようです。
「とにかく走った。一番走った時で、1日に72キロも走りました。」
「普段は狸山までの上りと下り、6キロを往復していました。」
「一番多かったのがグラウンドでのランニング(罰走付き)、これがマジでキツイんです。」
「あの時の練習を今やれ、と言われても無理だろうな。」
この走りが、今の大久保選手を多くを形成している。
南アフリカでも、列強に走り負けない体力。
逆境でも折れない心。
仲間との強い連帯意識。
つらい思いをしたようですが、高校時代は戻れるなら、戻りたいそうです。
走りが、自分の役に立っている、自負があるのでしょう。
一方、このような走るだけのトレーニングはやらない、そのような考え方もあります。
「素走り」と言い、育成年代でも導入しないのが、最近の流れのようです。
ボールを用いないトレーニングは効率が悪い。
ボールを扱うフットボーラーを育てているのであって、陸上選手を育てているのではない。
例えば、JFAアカデミーでは、この考え方を、全国に向けて発信しています。
中高生のエリート養成を目標とした、このアカデミー。
トレーニングはボールを用いるものがほとんど。
さらには、10秒から15秒に1回は、最低でもボールに触れるようにする。
心拍数を落とさない(150から160だったはずです)ようにする。
こうすれば、技術面にも体力面にも働きかけることが出来る。
この考え方に基づいて、日々のトレーニングを行っています。
そこで育った選手が、高いレベルでも活躍を始めています。
特に、年代別の女子代表では、中核を担っています。
前にも取り上げた、U−17女子ワールドカップ。
高温多湿のトリニダード・トバゴ。
中盤で、全6試合に出場した選手が2人います。
アカデミー出身の彼女たち。
周りは、体重を落とすなど、コンディション作りに苦労する中でも、足を止めず全試合戦い抜いた。
彼女たちの体力は、素走りで身に付いたものではありません。
対極ある、この2つの事例。
どちらの環境で育った選手も、国際舞台で、戦い抜きました。
正解はあるのでしょうか?
1つ言えることがあります。
方法はいずれにしても、全身持久力は必要だ、と言うことです。
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