ドイツワールドカップも、明日から準決勝を迎えます。
波瀾の少ない今大会。
唯一、ポルトガルのみが優勝経験のない国ですが。
チームとして、抜群の出来を見せていたアルゼンチン。
最高のタレントをそろえてきたブラジル。
彼らも優勝できない宿命?ジンクス?にありました。
ベスト4に残った国々は、順当と言ってもいいのでしょう。
1ファンとして望む事は1つだけ。
自分達の良さを発揮する試合をして欲しい。
逆に言うと、相手の良さを消す。
それだけに力点をおいて試合の戦略を立てて欲しくない。
これに尽きます。
ただ、ここまで来ると、なかなか冒険は出来ないようです。
まずは、相手の良さ(ストロングポイント)を消す事から、試合を組み立てがちです。
例えば、相手の10番がポイントになるから、専門のDFをつけよう。
また、相手はサイドを突破してくるから、サイドバックは後ろに残ろう。
相手は、中盤の守備が厳しいから、中盤で横パスはあまりつながないように。
などが良くある戦略です。
こうしていけば、確かにミス絡みの失点は減っていくでしょう。
言い換えれば、勝つチャンスを増やす発想ではない。
負けるピンチを減らそう。
ピッチの上で表現される戦略を感じる喜び。
将棋の棋士が駒を指していく。
ピッチ上では、最高の技術力・戦術眼を持った選手達が役割を果たす為に走り回る姿。
それは、1つの醍醐味ではあります。
ただし、リスクを抑えるだけの戦い方には、見るものは魅了されません。
攻守に渡り、個人としてチームとしてチャレンジしていく姿を待っているのです。
明日からの準決勝、決勝3試合でここを見てください。
・流れの中で、サイドバックが相手陣地深くまで、何回上がっていくのか?
・センターの中盤(特に守備的な役割を持った選手)が、何回最前線まで飛び出すのか?
・相手陣地(ハーフウェーラインよりも前)から守備を開始することが、何分間あるのか?
この3つのプレーは、リスクを秤にかけて、チャレンジしている。
そんなプレーです。
こういったプレーが繰り返し出て来る試合は、観ている物を引きつけてくれます。
2006年07月04日
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