2012年05月08日

想定外。

 試合中に、どれだけ相手を意識しているのか? 

自分の得意なプレーを出すことに全力を注ぐのか。

相手の状態を観察しながら、次のアクションを考えるのか。

その2つを組み合わせて行くのか。

相手の変化に気付けるのか。

あえて、見てみぬフリをするのか。







 例えば、じゃんけんをする。

グーを出して勝った。

次は?

グーを続けるのか、それともパー・チョキに変えて勝負するのか?

その時に何を考えているのか?

相手の立場に立って考えると、チョキを出して負けたことになる。

ならば、・・・。

じゃんけんなら、相手の出方を予測しながら次の一手を考える。

子供でも、当たり前のように、考えながら遊んでいます。







「とりわけ順調に行っているときこそ、何かが失敗した時の対処について考えていなければならない。

 カウンターシンキングとでもいうか。

 試合で間違いが起きてしまってから「想定外だった」という言い訳はプロとしては失格だ。」

オシム氏の書籍からの抜粋です。

カウンターシンキングとは、

…現状と反対のことを想定して、あらかじめ対処法を考えておく思考方法

まずは相手を観ろ!ということでしょうか。







 オシム氏は、コーチの心得についてこの思考法を取り上げています。

監督たるもの、常に準備を怠ってはならない。

明日のことを考え、、明日のことを、今準備しておかなければならない。

もちろん、準備をして、どのように現場で柔軟に対応することも説いています。

それも、いい準備があるからこそ、対応することが出来るのではないでしょうか。









 この思考法は、選手にも、求められている。

試合前に準備した、チーム戦術がハマって、相手は困っている。

ハーフタイムを迎え、チームはいい雰囲気。

トレーニングの成果をお互い噛み締め、自信を深めているのかもしれない。

もし、相手がそれに応対して、次なる一手を打ってきたら、どうするのか?

コーチの指示があるまで、やられ続けるのか。

それとも、相手の出方を観て、相手の変化に対応したプレーが出来るのか。







 GW中に、たくさんの試合をしてきました。

その後、落ち着いて、試合を振り返ってみました。

すると、オシム氏のこの一節が、思い浮かんだのです。

私にも、指導する選手にも、このカウンター思考がもっと必要である。

そのためにも、よりいい準備を進めねば。

そして、試合においては相手をもっと観察する。

まるで、じゃんけんや将棋、オセロの次の一手を考えるように。
posted by プロコーチ at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | コーチング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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