見事!!準決勝に進出した、U-20女子代表。
全ての試合において、主導権を握って、試合を進める。
その技術の高さ、戦術遂行能力の高さ、フィジカルの充実が見て取れます。
いい準備をして、この大会に臨んでいるのでしょう。
ゴールパフォーマンス1つを見ていても、チームの一体感が分かります。
彼女たちの試合を見ていると、実に、積み重ねを感じます。
特に、ボールコントロール。
立ち止まって、足元に丁寧に止めて。
足元に止めて、相手と駆け引きをして。
彼女たちが取り組み続けたのは、このようなコントロールではありません。
2005年から始まった、ナショナルトレセン女子U-15。
そこから発信されていたコントロールが、ベースになっています。
2006〜8年のナショトレキャンプの名簿を引っ張り出します。
今回のU-20の選手たちの名前が、実に多く見つけることが出来ます。
ポイントは、動きながらテクニックを発揮すること。
自分がボールを受けたい場所を空けておく。
ボールと、その場所とで出会う。
動きながらボールをコントロールして、動きながらそのままパス。
選択肢がある位置に、動きながらボールを置く。
全てのプレーは、動きながら行う。
見事ハマれば、本当にスピーディで、見ていて気持ちのいいものです。
2005年の頃は、コントロールや、パスミスが数多く見られました。
全国から、選抜されたウマい少女たちが集まっているはずなのですが。
向かい合って行われる、単純なパス&コントロールにもミスが多く見られました。
立ち止まって、ボールをコントロールするのならば、ミスも少ないはずです。
でも、彼女たちに求められたのは、動きながら、観て、判断して、コントロールすること。
パスなので、出し手と受け手とがタイミングを合わせなくてはならない。
動きながら行うことの難しさを、見学しながら痛感していました。
それが、2010年になると、かなりスムーズに行われていました。
ほとんどスピードを緩めることなく、ボールに近づいていく。
そしてそのまま、動きながらボールコントロール。
パチンとボールにインサイドの面をぶつける。
利き足の前にボールをコントロール。
ノッキングすることなく、プレーは流れていきます。
たった、5〜6年なのですが、明らかに上達していました。
日々、自分の所属チームで取り組んでいたのでしょうね。
その効果は、試合で見られます。
相手を置き去りにするコントロール。
次の展開をスムーズにするコントロール。
バルサのやり方とは、また違います。
もはや、日本の女子のスタイルといってもいいでしょう。
なでしこスタイルとでも呼ぶのでしょうか。
このコントロールに、技術の高さと、蓄積の確かさを見ました。
これを武器に、残り2戦も勝ち抜いて欲しいものです。
2012年08月31日
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