ここに、各チームが意図するものや、試合で出したいものが反映されているものです。
コリンチャンスの行ったW-UPを紹介します。
・試合開始45分前にピッチに登場。
各自がフリーでランニング。
ブラジル体操のいくつかをする選手、ゆっくりジョッグをする選手。
サイドステップを繰り返す選手もいれば、止まって太ももの裏を伸ばす選手。
思い思いに、体を動かし始めます。
・40分前、フィジコのもとに集まる
輪になってストレッチ。(下肢が中心、腿裏・ふくらはぎなど)
大股で、一歩ずつ、前後にステップを繰り返す(10秒ほど)
股関節周りをほぐす、ブラジル体操(10回ずつ、2種目)
また、前後のステップ(10秒ほど)
・35分前、ボールを使った種目に。
二人組で対面パス(15M〜20M)
これはブラジルチーム(代表、サントス)によく見られます。
出来て当然の、シンプルかつ単純なメニューをW-UPに入れてきます。
全員が整然と並んで、対面パスや基礎練をするのです。
まるで、部活サッカーを見ているかのよう。
止める・蹴るができないと、試合にならないよ!と声が聞こえてきそう。
このメニューは、ヨーロッパ系のチームではあまり目にしません。
対面パス
・1タッチ(インサイド)
・インサイドパスを出して2〜3M前にダッシュして、バックペダルで戻る
基礎練
・インサイドボレー
・インサイドボレー、くるりとその場で回転、インサイドボレー、繰り返し
・リフティングパス
パートナーとストレッチ(腿裏)
再び対面パス(20Mグラウンダーの1タッチ)
ジャンプヘッド(その場で半身になって両足ジャンプ)
パートナーとストレッチ(腿前)
これらを10分かけずに行います。
目まぐるしく種目が変わるのですが、コーチの指示に従って整然と行われます。
・30分前、中央付近に集合
5対5でポゼッション(25M×30Mの長方形グリッド)
2分×2set
ちなみにチェルシーは、20Mという、一回り狭いグリッドでポゼッション。
ただし、4対4に2人フリーマンを加えて行いました。
・2十数分前、ホームスタンド前に集合
2人ずつ、ステップ・ダッシュを行います。
距離は10M弱くらい。
・バウンディング
・ダッシュ
・DFのステップで下がる(左右の向きを変えながら)
・もも上げをして、ダッシュ
チェルシーのステップが面白かった。
・5Mダッシュして、ストップ、サイドステップで戻る
・同じく5Mダッシュして、ストップ、DFのステップで戻る。
・20分前にならないくらいに、両チームともにロッカールームに引き上げ。
GKがキック、スローインの確認をするため、ピッチに残る。
ツェフのキックは、60M先にピンポイント!!
さらに、スローもすごい。
左手なら、軽々とハーフウェイを越えて、矢のようなスピードです。
右手で投げても、ハーフウェイを超えてきます。
W-upで印象に残ったのは、テンポの良さです。
1分弱で、どんどん次のメニューに入っていく。
長くても2分間。
だらける瞬間など、ありません。
改めて書いて驚いたのですが、かなりの種類のメニューを行っています。
それを、たった25分で行っていること。
テンポよく行うことで、緊張感を程よく高める効果もありそうです。
メニューそのものよりも、このテンポは、参考にしたいポイントでした。
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