相手DFが嫌な選手とは?
速い選手でしょうか。
体を鍛えていて、パワーのある選手?
それとも、ボールコントロールが抜群の選手?
多様なフェイントを持っている?
相手の状態を見ながら、様々なプレーを仕掛けてくる選手?
球離れが早くて、近づけない選手?
どれも正解かもしれません。
一番嫌か?と聞かれたら、一番嫌ではない。
守っていて一番怖い選手。
上手くても下手でも、速くても遅くても関係ない。
とにかく、ゴールに向かっている選手。
つまり、我々DFの背後を狙ってくる選手です。
攻撃の優先順位、その1。
ゴールを目指す。
この当たり前のプレーがしてくる選手は、やはり怖いものがあります。
先日、草サッカーをしました。
少し遅れてしまい、最初の1本目はUPしながら、外から見ていました。
すると、対戦相手に一人レベルの違う選手がいました。
利き足で、自信を持ってボールを扱っている。
ボールを蹴れば、ダイナミックなフォームからボールが放たれる。
軽々と、40M先にピンポイントパスを通している。
聞けば、全国的にも有名な高校サッカー部のエース級だったらしいのです。
さて、次のセットから、その選手を止めなくてはなりません。
自由にボールを持たせては、大変です。
ボールを持っていない時から、どこにいるかを確認。
少しでも楽な体勢でボールを持たせないように。
そしてボールが入ったら、厳しく寄せて、プレッシャーを掛ける。
とは言え、草サッカー。
全員が一つの意志を持ち続けて試合を運べるわけではありません。
安易に寄せては、チョンと外される。
逆を取られたり、股を抜かれたり。
彼に自由と時間を与えてしまう。
ボールを持った姿に、雰囲気がある、いい選手でした。
それでも声を掛け合い、何とか粘り強く対応しました。
何度か見ているうちに、彼のプレーに慣れたのでしょうか?
対応方法が分かってきました。
カウンターの対応で、彼と対峙しなくてはならないシーンが何度もありました。
基本通りの対応。
まずはディレイ。
利き足を潰すように、利き足の前に立ちます。
そのまま、少しずつ間合いを詰めてプレッシャーを掛けていきます。
彼は、ドリブルで仕掛けてきます。
わざと、近い距離で。
ほんの数10センチなのですが、近い距離でステップを踏んで対応。
なぜか?
彼は、私の背後にスピードに乗って仕掛けて来ないのです。
こちらをやっつけるくらいの気持ちで、背後を狙ってくるプレーが無い。
利き足側から立って、シュートを打ちにくくする。
そして、背後に仕掛けて来ないならば、怖さは半減します。
もしかすると、コンディションが悪く、一瞬の加速に自信を持てていなかった?
軽く飛び込んで、かわされる。
それさえしなければ、食らいつくことが出来る。
何度もボールを奪うことにすら、成功しました。
やはり、ゴールを目指すプレー。
相手の背後をグッ、狙うプレーは、怖い。
それが無い相手、チームからは怖さが半減してしまう。
ゴールを狙うから、相手がそれを防ぎに来る。
だから、その周りが空いてくる。
背後を狙うから、相手はディレイしかできない。
だから、自由にゲームを組み立ててることが出来る。
当たり前の原則ですが、体感するとその重要さを痛感します。
2013年03月15日
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