強豪チームは、61%。
ところが、そこまで至らないチームは、38%に留まる。
この数字に、チームの強化の過程を、想像することができる。
JFAテクニカルスタディグループが、様々な大会のレポートを発表しています。
ワールドカップのような国際大会。
そして、国内で開催される、年代ごとの大会も。
今年の夏に開催された、全日本少年サッカー大会。
この大会を、あらゆる角度から分析し、報告を上げてくれています。
それによると、テクニックで最もチームによって差が見られたのが、ターン。
周りを観て、素早く前を向く。
ターンが出来るかどうかで、展開できるかが決まり、ポゼッション変わってくる。
このターンの技術の習熟度が、チーム・個人で差が見られたとのこと。
そして、スローイン。
全試合のデータを取ると、成功率は44.5%。
さらに詳しく分析がなされています。
ベスト8に進出したチームは、61%成功している。
ところが、2次ラウンド進出のチームは、50%。
1次ラウンドの下位チームは、38.8%しか成功していません。
スローインが直接ゴールに結びつくかどうか、ということではありません。
スローインに、チーム力が現れているという分析。
オシム監督も、スローインは一人少ないのだから、攻撃側が不利になりうると説いています。
1次ラウンド敗退チームとは言え、各都道府県でNO1のチームが集まっている。
それでも、成功率に、ここまでの差が出てしまう。
リポートでは、手で投げるので技術的な問題よりも、意識とタイミングの問題だとしています。
成功率の高いチームは、相手の準備よりも早く投げて成功している。
成功のための指針として、
・出し手と受け手とがタイミングを合わせる。
・複数の選手が関わる中でコントロールしやすいボールを投げる。
この2つを挙げているのです。
なるほど、この2つを皆が出来れば、スローインの成功率は高まるでしょう。
個人戦術の理解が高い選手が集まっていれば、可能になるはずです。
これが、チーム全体で出来るかどうかは、また違う話になると思います。
成功率の高いチームは、おそらく、スローインのトレーニングをしているのではないか。
少なくとも、ミーティングで、共通理解を持っているはずです。
個人の判断に依存して、スローインをさせるだけでは、ある一定以上、成功率は高まらない。
それが、全体平均の44.5%なのではないでしょうか。
プラス15%を乗せ、61%にするための努力が必要です。
子供たちは忙しい。
日頃から試合もたくさん組まれている。
そして、あれも、これもトレーニングをしたい。
スローインのトレーニングまで追いついていない、目を向けれていない。
そんなチームもあるのではないでしょうか。
個人戦術の能力が高く、なおかつトレーニングをしている。
成功率には、この差が現れているのだと思います。
フットサルでは、多くのパターンや戦術があります。
キックインも当然のようにパターンがあります。
キックインからゴールを目指すもの。
ポゼッションに切り替える。
キッカーを突然変えたり、交代を駆使するなど、トリックプレーを仕掛ける。
数多くのパターンから、各チームが幾つかのパターンを持っているのです。
5人全員が理解し、ポジションにつき、実行する。
何度もトレーニングを繰り返し、身につけていくのです。
サッカーも、フットサルもお互いに、いい刺激を受け合い、高めれるでしょう。
フットサルのキックインから、サッカーのスローインに応用できるパターン。
強豪チームになるために、取り組んでみてはどうでしょうか。
2013年10月02日
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