平成25年度全国学力・学習状況調査 クロス集計結果なるものが発表されました。
小6と中3を対象に行われた、学力調査です。
ある県では、成績の悪い学校の校長名を発表するしないで、ひと悶着ありました。
テストである以上は、点数が気になります。
点数だけに固執しているようでは、実力は伸びていきません。
テストは、受けて終わりでは、効果半減。
次の試験に向けて、どのように対策を施していくのか?
力をつけていくために、欠かすことができない作業のはず。
フットボールで言うところの、M-T-M(マッチ・トレーニング・マッチ)メソッドがこれです。
授業の冒頭で目標(めあて・ねらい)を示す活動 ・ 授業の最後に学習したことを振り返る活動。
この活動を行った学校は、明らかに成績が良い傾向が見られました。
全く行っていないと答えた学校よりも8点も平均点が高いのです。
「上記の活動を積極的に行った学校ほど、
国語B(活用)の記述式問題の平均正答率が高い傾向が見られる。」
このような調査結果が出ました。
トレーニング前に、コンセプトを説明し理解させる。
トレーニング終了後に、振り返り、今日何をしたかを再確認する。
つい、なあなあになってしまいがち?!な、目標を示し、振り返る作業。
改めて、教育の現場で、その価値が実証されました。
この統計に面白い数字が紹介されていました。
それは、先生と生徒とのギャップです。
「私は、しっかり丁寧に説明しているのに、子供たちは分かろうとしない」
一方の生徒側は、
「先生は、熱心に授業をしてくれない、何を言っているのか正直分からないよ。」
このギャップは、指導の現場では、よく見られるものです。
授業冒頭の、狙いや目標の説明を「よく行った」と回答した学校の児童生徒のうち、
否定的な回答をした割合小学校15%、中学校24%。
授業の最後に学習したことを振り返る活動「よく行った」と回答した学校の児童生徒のうち、
否定的な回答をした割合小学校21%中学校43%。
先生側は、よく行ったと、胸を張っている。
ところが児童生徒側は、「そうでもないよ」と答えている子供が多いのです。
「よく行った」と言っている先生ですら、15%〜40%も否定されています。
これが「どちらかというとよく行った」と答えた先生は、21%〜50%も否定されています。
半分の生徒が、先生が否定されている。
その学級は、スムーズに運営されているのでしょうか?
かなり心配になってしまいます。
先生の伝え方に問題があるのか?
それとも、児童生徒側の聞く姿勢そのものに、問題があるのか?
コーチの立場から言わせてもらえれば、コーチが改善すべきことが多分にあるように思えます。
話すだけで、満足している。
話している、自分に酔っている。
それでは、児童生徒は、否定的な反応を多く示すでしょう。
聞く側の反応、顔、姿勢、目線に気を配れているのか?
知識・言語レベルを合わせることが出来ているのか?
そして、時間通りにカリキュラムを進めることが目的になっていないか?
まるで、時間に合わせて働く、会社員のように。
どのようにして、指導する側と、指導される側のギャップを埋めていくのか?
このギャップが大きければ大きいほど、毎回のトレーニングは成功しづらい。
成功というのは、指導される側が、いい方向に変化するということ。
いい変化を導いてあげる、真のコーチを目指したい。
2013年12月25日
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