今回お手伝いしたサッカーキャンプで、コーチ陣が最も力を入れたであろう部分です。
コーチのお手伝いをさせていただきました。
外から見るだけよりも、実際に中に入ったら、より深く理解することができました。
このトレーニングの意図は、何だったのか?
トレーニング、いわばレシピを眺めるだけでは、核心に近づけない部分が出てきます。
眺めるだけでは、想像に任せてしまうことも少なくないからです。
何を目的にトレーニングしているのか。
そのために、どのような準備をしておき、どのようにトレーニングを実施していくのか。
うまくいったこと、うまく行かずに、修正したこと。
4日間、7回のトレーニングセッションで、多くのものを学ばせてもらいました。
中でも力を入れていたのが、「認知する」percepcion
辞書によると、知覚、感知、受領とあります。
このキャンプでは、認知するという言葉で伝えていました。
初日、第1回目のトレーニングのコンセプトが、この「ペルセプシオン」
そして、4日目、最後のトレーニングのコンセプトも「ペルセプシオン」でした。
実際には、ボールを受ける前に、たくさんの情報を収集することを求めていました。
6・7歳の子供にも、11・12歳の子供に対しても、同じです。
体の向き、観るタイミング、首を振ること。
当たり前の事ですが、多くの選手が出来ていませんでした。
できているつもりの選手も、スペイン人コーチの求めるレベルには達していないのでしょう。
選手の中には、Jリーグの下部組織に所属する選手も、何人もいましたが、、。
数年前の同じキャンプでも、指導者講習会が行われました。
その時のDVDでは、以下のような内容が話されていました。
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観るということを学ぶことが、重要である。
観ることが出来るようになれば、より良い分析・決断を助けてくれる。
そして、実行に移すことが出来る。
正しい実行(プレー)をするためには、前もって観ておくことが大事である。
プレーをレベルアップする前段階!として、観るということを学ばなければならない。
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トレーニングでも、このようなコーチングがなされていました。
「君たちは、まず足で走っている。」
「まず頭を早く回転させて、それから足も使うように。」
頭から始まって、足から終わる。
そして、さらにはこのような例え話もありました。
「優れた選手になるには、たくさん周りを観なければならない。」
「まるで、(カメラを構える仕草で)常に写真を撮るくらい、周りを観て!」
それは徹底されていました。
W-UPに、サーキットトレーニングを用いることもありました。
そこでも、ただ、走り、ステップするだけのメニューではない。
何かを観て、判断することを求められていました。
最初は、単純にステップをするだけだったのですが。
それは、トレーニングのやり方を学ばせるため。
どんどん、ノルマが増えていきます。
走るコース、実際に行う動作も、認知していなければ分からない。
W-UPとは言え、単純な実行を繰り返すトレーニングではない。
彼らのこだわりを、強く感じた部分でもありました。
認知することを求めて、認知の重要性を、最後に改めて伝えた。
日本の子供達に伝えたい内容だったのでしょう。
だから、観るということの重要性を、繰り返し伝えてくれたのです。
キャンプは4日間で終了しました。
選手は、キャンプを終えても、この部分を高め続けることが必要でしょう。
選手の成長に大きくつながっていく。
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