2月26日。
私の心に刻まれている日付です。
226事件があった日ではなく。
1967年2月26日に、三浦知良選手が静岡県で生まれました。
カズ、キングなどと呼ばれる三浦知良選手。
本田や香川、柿谷の名前は知らなくても、カズさんの名前は近所のおばちゃんでも知ってます。
今年で47歳、まだ現役で選手として戦っている。
想像を明らかに超えた存在です。
今シーズンも彼の活躍を観ることが出来るのは、幸せです。
高1で静岡学園を中退し、ブラジルに渡ったのは、有名な話です。
そこから彼は、様々なチームを転々とします。
最初こそ18歳で名門サントスと契約を結びますが、試合出場に恵まれません。
ブラジル代表が何人も在籍している強豪チーム。
18歳で経験も乏しい日本人選手が試合に出場するのは厳しすぎる環境だったようです。
もし、サントスにこだわっていたら、今のキャリアは無かったでしょう。
そこから、幾つものチームを渡り歩きます。
サンパウロ州だけではなく、田舎の街にも。
1部のチームではなく、下部のリーグのチームにも。
1986 サントス
1986 パルメイラス
1986 マツバラ
1987 CRB
1987-1988 キンゼ・デ・ジャウー
1989 コリチーバ
試合に出場できる環境を最優先した結果でしょう。
試合に出続けることで、タフになり、実力を身に付け、経験を積んでいった。
カテゴリーや、チーム名のブランドにこだわるのではなく。
移動や、給与、待遇に設備。
若い時にしか乗り越えれない苦労が、山ほど降りかかってきたことでしょう。
18歳から22歳の間の育成の最終段階で、素晴らしい経験を積んだ。
その大いなる貯金が、彼のキャリアの礎になっているのは、事実です。
18歳から22歳の間にどのような環境で過ごすのか。
世界中で、育成の問題点として、試行錯誤が繰り返されています。
メキシコのように、若手の試合出場を義務付ける方法。
バルサBのように、下部チームをリーグ戦に出場させる方法。
提携チームを持ち、レンタル移籍を活用し、下位のリーグで出場経験を積ませる方法。
どうにかして、育成機関を卒業した選手を、さらに大きくさせるのか。
トレーニングを積むだけでは、選手は成長しない。
やはり、試合に出場し、真剣勝負を繰り返すことでのみ、選手は成長していく。
この共通認識に基づいて、各クラブ、各国が工夫しているのです。
日本も、ようやくこの問題に、着手しました。
J3にU-22選抜チームが、加盟しています。
89選手が登録し、毎節16名の選手が決定されます。
試合出場に恵まれない22歳以下の若手。
彼らの試合経験を積む場として、考えられています。
この新たな試みに対して、賛否両論があります。
前日に集められた選手同士ではコンビネーションなど生まれない。
そのようなチームが試合を積み重ねて、何の意味があるのか?!
さて、どうでしょうか。
私は、どんどん試してみれば、良いと思います。
何もやらないよりも、試してみればいい。
コンセプトが、試合出場の少ない若手に試合経験を積ませる。
コンセプトは間違っていません。
後は、どのように運用するかでしょう。
今年のJリーグは、楽しみがまた一つ増えました。
2014年02月26日
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