ドリブル突破をする。
・対峙する相手DFより足が速いこと。
・自分の周り、相手の背後にスペースがあること。
この二つが揃えば、ドリブルで突破することは容易です。
さほどボールコントロールが巧みでなくても、可能。
相手との駆け引きも、あまり必要ではありません。
ポーンとボールを相手の背後に蹴飛ばして、グンとスピードを上げれば抜き去れるでしょう。
小学生の間は、身体能力に差があることがよく起こります。
そして、予防的にカバーリングをしている選手がいないことも、多々あります。
この2つの条件が揃うことが、多いのです。
その結果、成長の早い選手、足の速い選手がドリブラーとして活躍します。
彼らは、年齢を重ねるにつれて、名前を聞かなくなってしまいます。
年代が上がるにつれ、スペースが無くなり、身体能力の差が無くなっていくからです。
あれだけ大活躍した選手は、どこに行ったのか?
逆に、小学生の頃は、無名だったの、気が付けばガンガンドリブルで勝負できている選手もいます。
その違いは何なのでしょうか。
全日本少年フットサル大会、バーモントカップの最終日を観戦してきました。
ベスト8に残っているチームは、様々でした。
フットサルを常にしているチーム。
普段はサッカーに取り組んでいるが、バーモントに合わせてフットサルをするチーム。
ここ5・6年は、サッカー系のチームが優勝しています。
今回の大会も、決勝戦はアントラーズつくばと江南南。
サッカー系同士の対決になりました。
彼らにとって、フットサルに取り組んだことは、今後のプラスになるでしょう。
ボールを大きく持ち出していくだけでは、裏のスペースが無いため詰まってしまう。
強いシュートを適当に打つだけでは、GKに止められてしまう。
単純な横パスのミスが、失点につながってしまう。
このような体験は、普段の8人制、11人制では起こらないでしょう。
コートが狭く、常にプレッシャーのかかるフットサルならではの体験だったはずです。
そして、試合が進むにつれて、ドリブル突破に工夫がみられるようになりました。
ただ単純に縦に進むだけでは無い、工夫をした、駆け引きをしたドリブル突破。
左右に体を振る。
キックフェイントで相手を動かす。
急ブレーキで相手を崩して、横にずらす。
相手をどのように動かすのか?
自分と、相手との間合いがどうなっているのか?
そして、その先のスペースは?カバーは?
様々な工夫が、至る所で起こり始める。
試合の中で、選手たちが成長していた証と言えます。
残念だったのは、シュートの工夫が少なかったことです。
チームで、ファー詰めを意識させるのが、唯一の工夫でしょうか。
DFと駆け引きできる選手はいても、GKと駆け引き出来る選手は見えませんでした。
ゆっくりなら、その駆け引きも生まれるのでしょうが、フットサルではその余裕が一瞬しかない。
その一瞬で、相手をどう崩すのか?!
これは、もっともっと回数を積み重ねなければ、出来ないのでしょうね。
バーモントカップで輝いた子供たちが、数年後にどのようなせんしゅになっているのか?
とても楽しみな選手が、2・3人いました。
こっそりと、チェックしておきます。
2015年01月15日
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