運ぶドリブル、突破のドリブル、横・斜めにずらすドリブル、様々なターン。
試合の中で、ドリブルを有効利用できる集団は怖い。
守ってる側からすれば、パスだけのチームは、怖さが減ってしまう。
バルセロナだろうが、メキシコだろうが、パスとドリブルの絶妙なバランスを感じます。
ボールを持つのが怖がって、すぐに蹴飛ばしてしまう。
ボールを受けたら、すぐにパスの選択肢のみを探してしまう。
そこで、1タッチでもボールを運べれば!!
ボールをゴール方向に持ち出す勇気があれば!!
私が指導するグループの一つ、ジュニアのフットサルスクール。
新規加入者を中心に、少し空気を読む傾向にあります。
まだグループに入れていないのか?
はたまた、今まで所属していた場所で、自分を殺すことを求められていたのか?
原因は一つではないでしょう。
自分で動く、自分で爆発するようにプレーする選手になってほしい。
特に、子供のうちに、全力を出して、物事に取り組む瞬間を感じてほしい。
球際。
すこし臆病な新人さん達を爆発させるための、仕掛けをしました。
接触プレー、球際を勝負する瞬間。
グッとボールに向かう、自分から積極的にプレーする。
この繰り返しを起こしたい。
と言っても、勝負がハッキリし過ぎる、1対1のトレーニングはしたくない。
負けても、なにくそ!負けじ魂を出せない選手もいるからです。
そこで採用したのが、パス禁止のゲームです。
狭めのピッチを作り、選手間の距離を近くしやすくしました。
そして、パスも、シュートも禁止。
ゴールするためにはドリブルで、ゴールを通過しなくてはなりません。
最初は、探り探りだった選手も、少しずつ動き出しました。
持ったら、まずドリブル。
こぼれ球を拾って、ドリブル。
守備はボールに厳しく行って、自由にドリブルをさせない。
狙い通り、バチバチとぶつかり合います。
足と足、体と体とがぶつかり合う音が、何度も聞こえてきます。
最初は、後ろや横で傍観していた選手もいました。
なかなか、中に入って行けません。
しばらくすると、全員が自ら動き出し、戦い始めました。
トレーニング開始前に、起こしたいと思っていた現象がバッチリ出てくれました。
何より、選手一人一人が変わって来てくれました。
少し、「ニンマリ」しながら、トレーニングの様子を見守っていたのですが、、、。
最後に、締めのゲームを始めました。
特別なルールはなく、フットサルルールで5対5のゲームです。
そこでは、残念なことが起こってしまいました。
こぼれ球は狙っているのですが、パスを受ける動きがガクンと減ってしまったのです。
マークを外す、サポートに入る、スペースを作る。
普段取り組んでいた、このような動きが見れない。
パスもシュートもOKなのに、そのためのオフザボールの動きが無くなってしまった。
うーーん、やはりフットボールの指導は難しい。
今日一日だけで考えると、プラスの側面も、マイナスの側面も両方ありました。
声掛け、トレーニングの設定などの、コーチのさじ加減で、選手は変わっていく。
いつ、何を、どのように、選手に刺激を与えていくのか?
コーチの腕の見せ所と言えるでしょう。
私自身、今日のトレーニングが失敗だったとは思っていません。
今日、一番彼らにつかんでもらいたかったのは、自ら動く、自ら戦うこと。
その部分の改善が見られたことは、大きな収穫でした。
新たな課題を見つけました。
さあ、どのように取り組んでいこうか。
考えは止まりませんね。
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