この夏、3週間、ブラジルに行かせてもらいました。
コーチの研修と、小中学生の引率を兼ねて。
契約しているクラブ、クルゼイロECの育成組織にお世話になりました。
刺激の多い毎日を過ごしました。
30数時間先にある、地球の裏側。
ただ行くだけでは、観光と同じ。
何を得るのか?
新たな発見も多くありました。
一つ例を挙げるなら、ブラジルの進化でしょうか。
おそらく危機感を持っているのでしょう。
ヨーロッパの状況から学び、良い部分を取り入れようとしているのです。
例えば、腕にGPSを装着して、活動量、運動の強度を計測。
日々のトレーニングにフィードバックさせていました。
そして、ピッチサイドに、10M以上の高台を組んでいました。
ここから、全てのトレーニングを撮影。
選手のパフォーマンスを記録し、今後のトレーニングプランに活かしていく。
これらは、感覚に頼っていた部分の甘さを無くすため。
選手工場であり続けるための努力は、並大抵ではありませんでした。
濃密な3週間を過ごすことが出来ました。
帰国後、翌日からすぐに仕事に戻ります。
1週間もすれば、日常に戻れるはずでした。
ところが、違和感を感じるのです。
一つは、コーヒー。
毎朝、ペーパードリップでコーヒーを淹れるのが日課です。
数年続けている日課なので、コーヒーを淹れる腕も上がりました。
はずでした。
朝、いつものように、コーヒーを淹れると美味しくない。
膨らみもなく、香りも弱い。
いい時間を過ごすはずのコーヒーブレイクが、残念な時間に変わってしまった、、。
もう一つは、キック。
特に、ロングフィード。
シュパン、と蹴れないのです。
何となく、狙ったところには飛ぶ?
いや、キックに一伸びがありません。
インパクトの瞬間に、力が抜けていくような、妙な感覚すらあるのです。
コーヒーとキック。
いずれも、約1か月、離れていました。
その間、技術のメンテナンスが出来ていなかったのです。
一度身に着けた技術は、忘れない。
忘れていないのでしょうが、何かが違う。
感覚を取り戻せない。
常に、トレーニングを続けなければならないのは、こういうことか!
自分自身を実験台にして、実証してしまいました。
早く、取り戻さなければ!!
2016年09月23日
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