小林悠選手です。
身長177センチと、特別高いわけではありません。
ちなみに、オーストラリアの選手の平均身長が、183センチ。
最も低い選手が、176センチでした。
つまり、身長だけを比べると、最下層に位置する選手。
それなのに、ことごとく、エアバトルを制した。
そして、ビッグセーブされてしまいましたが、惜しいヘディングシュートもありましたね。
気になったので、彼の記録を調べてみました。
空中戦は、得意ともいえるし、不得意とも言えるデータが残っています。
今年、2016年シーズン、フロンターレでの試合データによると、、、。
自陣での空中戦での競り合いは、競り負けることが多い。
残念ながら、平均以下の強さ。
例えば、鳥栖の豊田選手や、ジュビロのジェイ選手。
彼らは、身長も高いですし、空中戦の強さを売りにしています。
小林は、動き出しの良さや、技術の高さで勝負している選手。
少なくとも私は、そういった印象でした。
ところが、データによると、相手陣地に入った途端に、エアバトルを制する。
どれくらい強いか、例を挙げてみます。
横浜マリノスの中澤選手。
空中戦の強さで、のし上がって来たともいえる、センターバックですよね。
ちなみに身長は187センチ。
エアバトルを制し、ボールを跳ね返し続けている選手。
その中澤が、自陣で空中戦を制するのと、
ほぼ等しいくらい、小林選手も空中戦を制し、相手に競り勝っているのです。
10センチも低いのにも関わらずです。
彼の空中戦の特徴は、落下地点に入らないことです。
矛盾するようですが、落下地点をとらえるのは、とても速いようです。
でも、ボールが落ちてくる場所、落下地点が分かっても、あえて、その真下には入らない。
空中の届くであろうポイントが分かったら、数M離れた場所で待機。
この、あえて、少しだけ離れた位置で待機しているのが、一番のポイントですね。
そこから、助走し、空中のポイント目掛けて、飛んでいきます。
競り合う相手は、ほぼその場からのジャンプ。
小林は、その相手がいても、恐れずに、飛び掛かるかのように、挑みかかります。
数M先から助走して、勢いをつけて、高くジャンプ。
腕の振り上げも、上手ですね。
うまく、全身のばねを、ジャンプ力に変換させています。
垂直飛び VS 走り高跳び、どちらが高く飛べますか?
小林は、常に走り高跳びをしていました。
彼は、空中戦を制するための、大切な3つの要素を持っています。
・落下地点を見極める目。
・走り高跳びの感覚。
そして、何よりも大切なこと。
・競り合いを恐れない勇気。
自分よりも大きく、分厚い相手に挑みかかるのは、簡単なことではありません。
痛そうだ、ケガをしてしまうかもしれない。
恐怖心を持ってしまうと、空中戦を制することは出来ません。
エアバトルに自信がない選手は、一度、彼の空中戦を観察してはどうでしょうか?
背が低いことを言い訳にする前に、やるべきことがある。
彼のプレーは、それを教えてくれていますよ。
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