2017年11月08日

キャッチボール(対面パス)

 トランプ大統領が来日しました。

相手の懐に飛び込んだ安倍首相は、良い関係を築いているそうですね。

日本では、大統領をどのように、歓待するのか?

多くの興味が集まりました。

和食に、ゴルフ。

2人は、仲良さそうですね。

それをベースに、国同士も、良い方向に進んでほしいものです。









 そして、過去のやり取りも、思い出されました。

私が気になるのが、小泉首相時代の、ブッシュ大統領とのエピソードです。

グローブとボールとを送られた、小泉首相。

予定になかった、キャッチボールを始めました。

実は、予測できないアクシデントが恐れて、キャッチボールはさせないようにしよう。

事務方同士では、そのような取り決めがあったそうなのです。

でも、2人がキャッチボールを成功させた。

これがきっかけになって、良い関係が築かれていったとのことです。










 キャッチボール。

仮に自分から始めるとして、相手に向かってボールを投げる。

相手がボールを受け取る。

そして、自分に向かってボールを投げてくる。

自分が受け取る。

これで、1度、キャッチボールが完了します。

キャッチボールと一言で言っても、最低限、これだけのアクションがあります。

ボールが行ったり来たりすることだけを、意味していませんよね。

キャッチボールを成功させるには、2人の間に、成功させようとする明確な意思が必要なのです。

何をいまさら?!とお思いでしょうか。

キャッチボールは、簡単ではないのです。

これを、2人組の対面パスに置き換えても同じことです。






 全く、相手のキャッチボールの能力が分かっていない。

まず、どのような距離でするのか?

小さい子供なら、ほんの数M。

大人ならもっと長い距離ですし、熟練者ならさらに長い距離になるでしょう。

そして、相手の身長に合わせて、受け取りやすいであろう、胸を目掛けて投げる。

その時の強さは、どれくらいの強さなのか?

自分の力を誇示したいなら、強い威力のボールを投げるでしょう。

とは言え、あまりに弱々しいボールを投げるのは、相手を馬鹿にする結果にもなり得ます。

お互いが、心地よい強さで、ボールを投げ合いたいですね。

受け取ったボールを、どのタイミングで投げ返すのか?

相手が投げ終わって、受け取る準備が出来ているのかを確認しなければならない。

お互いが、このように、相手の事を尊重し、想像力を働かせ続けること。

キャッチボールを成功させると言うことは、コミュニケーションを成功させることなのです。









 終わるタイミングも簡単ではありません。

キャッチボールを始めておいて、勝手に終わるわけにはいかない。

せっかく、コミュニケーションが円滑に取れている。

それなのに、突然、キャッチボールを一方的に終わらせる。

それは、コミュニケーションを断絶してしまうことを意味します。

ボールを受け取った側は、何とも言えない、モヤモヤを抱いたままでしょうね。

お互いに、終わりにしよう、と言う共通理解も必要になるのです。

対面パスも同じですね。











 どうでしょうか?

今まで、相手のこと、自分の事、お互いの事を考えて、パス交換をしていましたか?

いいパス交換が出来るなら、それは、いいコミュニケーションが取れている証拠でしょう。

もし、2人との間に、信頼関係が無いのなら。

例えば、新しくチームに入って来た選手と。

自分が、新たな環境に飛び込んだ時。

もしくは、ちょっとしたボタンの掛け違えをしてしまった相手と。

対面パスをしながら、話をしてみてはどうですか?

ボールを通じたコミュニケーションを、まず成功させてみてください。

新たな信頼関係を構築する、スタート地点には立てるはずですよ。

posted by プロコーチ at 18:57| Comment(0) | コーチング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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